全年齢・現パロドレホ「おい大丈夫か?ホーキンス……」
肩を叩かれ、はっと振り向くとページワンが心配そうな顔をしていた。
「顔色やべえぞ‼︎」
「控室行くか⁉︎」
「い、いや……」
おろおろと狼狽えるジャックとページワンをよそに、ホーキンスの耳元へブラックマリアがそっと近づいた。
「ドレークが心配……?」
「‼︎」
ホーキンスはすぐさま頷いた。
「あら? 無事みたいよ、彼」
マリアが指し示す方を見ると、ちょうどモニターにドレークの姿が映し出されていた。
呼吸は荒いが、視線はしっかりとしている。今はセコンドと何やらやり取りをしていた。
重傷じゃなかった様子にホーキンスはようやく肩の力を抜くことができた。
「いい事思いついた……♡」
マリアはホーキンスの腕を取ると、MC席に歩き出してしまった。
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