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    ※快新ぐだぐだ会話文です。

    高校卒業して大学生になり、日々の筋トレのおかげで少したくましくなってきた快斗。ある日いつものように新一のシャツを着ようとしたら、何となく小さくなってるような気がして。

    「しんち~!このシャツ縮んだんじゃねーの?」
    「…おめーがデカくなったんじゃねーの?クソッタレ」
    「え、暴言」
    「前より腕も太くなったし胸板も厚くなってる。そりゃ着れなくなるだろーよ。ゴリラめ」
    「いや、ゴリラじゃねーし」
    「人のシャツ破く前に着替えろよ。ハゲ」
    「ハゲじゃねー!つーかいちいち悪口入れんなよ!悔しいならおめーも筋トレくらいしろ!」
    「やだ。鍛えたら潜入捜査で女装できねぇだろ」
    「は?潜入捜査でいちいち女装はしなくていいんだよクソ探偵。もしやお前、オレの知らないとこでやってんな?」
    「……別に」
    「あ、やべ。みたいな顔してんじゃねーよ。通りで最近軽くなったと思ったんだ。言えよ、今なら許してやる」
    「…………」
    「沈黙は肯定とみなすぜ?」
    「あーもー!してるよ!捜査のためだろ!?悪いか!」
    「開き直んな」
    「なにも危ないことはしてない!」
    「おめーの場合は女装自体危ねーんだよ!」
    「危なくない!つーか正直に言ったんだから許せよ!今なら許してくれんだろ!?」
    「図々しい上にふてぶてしいな!許さん!」
    「なっ!?嘘つきは!」
    「あいにくオレはすでに泥棒なんでね!過去形だけど!」
    「くっ…バーーーカ!!」
    「名探偵が言うにこと欠いてそれ」
    「るせー!」
    「まぁ、仕方ないから許してやるけど、今度から女装するときはオレに言え」
    「なんでだよ、言ったら許可でもしてくれるって?」
    「まずオレが一番に見たい!」
    「あ?」
    「全身くまなくチェックして、何も変なところがなければ許可してやる!」
    「それ一番危ないやつじゃねぇ?」
    「何言ってんだよ一番安心だろが」
    「いやいや捜査前に絶対ひと事件勃発だろ」
    「そりゃおめーの女装見たらそうなるだろ。自然の摂理だ。この世の理だ」
    「やべーことサラッと言ってんじゃねーよ」
    「とにかく!ちゃんとオレに言え!そしたら仕方ねぇからついでに捜査のフォローもしてやる!」
    「ほんとか!?あんなに嫌がってたのに?」
    「ほんと!おめーがどっかの知らねーオッサンにベタベタ触られるくらいなら捜査手伝ったほうが全然マシ!」
    「正直言うと女装のときより普段のほうがオッサンにベタベタされることが多いんだよな」
    「?それを早く言えよ!!」
    「いや、だってお前がそんなに怒るとは思わなかったから」
    「怒るだろ!おめーは!オレの!なに!?」
    「……恋人?」
    「変な間を入れるんじゃねーよ!即答しろ!」
    「恋人!ちゃんとわかってるよ!」
    「おめーは自覚が足りねぇんだよなぁ。オレの恋人云々の前に、もっと自分の貞操の危機を察しろ。特にそういうオッサンに狙われやすいんだからよ」
    「んー、でもこれからはその辺おめーが守ってくれんだろ?」
    「あ?」
    「だって捜査協力してくれるってことはそういうことだろ?」
    「あーまぁそうだけど」
    「じゃあ心配いらねーな!快斗なら信頼できるし安心だし!」
    「あったりめーだろ!オレがいれば新一も守れるし事件もすぐ解決するし、いいこと尽くめだぜ!」
    「うん、頼りにしてるぜ!」
    「まかせとけ!……って待て待て待て、あっぶねー流されるとこだった!ちげーだろ!」
    「チッ」
    「舌打ち!」
    「なんだよ、ほんとのことだろぉ?」
    「そーだけど!その前におめー自身も自覚して行動しろっつってんだよ!」
    「でも例えベタベタ触ってきてもオレとヤリてーなんて思うヤツはお前くらいだろ?」
    「ところがどっこいオレだけじゃねーんだなぁイラつくことに!!おめーみてぇな見た目だけはキレイな男を手篭めにしたいオッサンは意外とたくさんいる。オレも可愛いからな、気をつけねぇと」
    「何気に失礼なこと言ってるし、最後はよく聞こえなかったな」
    「特にお前はオレとは違って迂闊オブ迂闊で背後が激甘だからマジで何されるか……オレの心配が分かるか?」
    「クソ、なんで言い返せないんだオレ…!」
    「事実だからだよ」
    「でもおめーだって似たようなもんだろ!」
    「オレは自力で対処できない失敗はしねーよ」
    「んぐぐ……」
    「わかったか?」
    「……わかった、善処する」
    「善処ねぇ」
    「疑ってんな?」
    「うん」
    「…とりあえずさ、お前、早くそのシャツ脱いで新しいの買いに行こうぜ。ワンサイズアップしねぇとだろ」
    「おい、話を逸らすなよ」
    「別に逸らしてるわけじゃねーよ。おめーにとっても大事なことだぜ?」
    「いや、これ一着着れなくなったくらいじゃ別に…」
    「いいか?ワンサイズ大きくなったお前の服を着るオレを想像しろ。何が見える?」
    「え?んー……彼シャツの新一……萌え袖の新一………ハッ!さてはお前天才か?」
    「そうだろうそうだろう」
    「よし早速買いに行くぞ!さっさと準備しろ!」
    「いや準備すんのはおめーだから。まず着替えろ」
    「おう!待ってろ!」
    「……チョロいな」
     快斗からの監視は厳しくなりそうだけど、今まで嫌がっていた捜査協力もしてもらえることになったし散々こき使ってやろう。何よりさらに効率的に捜査が出来るようになるし、要はオレを自分の目の届く範囲に置いておきたいんだから快斗を同伴させれば手伝える事件も増えるだろう。本当にいいこと尽くめだ。
     と、思う新一なのであった。
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    DOODLE※快新ぐだぐだ会話文です。

    高校卒業して大学生になり、日々の筋トレのおかげで少したくましくなってきた快斗。ある日いつものように新一のシャツを着ようとしたら、何となく小さくなってるような気がして。
    「しんち~!このシャツ縮んだんじゃねーの?」
    「…おめーがデカくなったんじゃねーの?クソッタレ」
    「え、暴言」
    「前より腕も太くなったし胸板も厚くなってる。そりゃ着れなくなるだろーよ。ゴリラめ」
    「いや、ゴリラじゃねーし」
    「人のシャツ破く前に着替えろよ。ハゲ」
    「ハゲじゃねー!つーかいちいち悪口入れんなよ!悔しいならおめーも筋トレくらいしろ!」
    「やだ。鍛えたら潜入捜査で女装できねぇだろ」
    「は?潜入捜査でいちいち女装はしなくていいんだよクソ探偵。もしやお前、オレの知らないとこでやってんな?」
    「……別に」
    「あ、やべ。みたいな顔してんじゃねーよ。通りで最近軽くなったと思ったんだ。言えよ、今なら許してやる」
    「…………」
    「沈黙は肯定とみなすぜ?」
    「あーもー!してるよ!捜査のためだろ!?悪いか!」
    「開き直んな」
    「なにも危ないことはしてない!」
    「おめーの場合は女装自体危ねーんだよ!」
    「危なくない!つーか正直に言ったんだから許せよ!今なら許してくれんだろ!?」
    「図々しい上にふてぶてしいな!許さん!」
    「なっ!?嘘つきは!」
    「あいにくオレはすでに泥棒なんでね!過去形だけど!」 2152

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    MEMO快斗がヤキモチ妬いたときに新一くんに「は???」って圧をかけてくるの大好きなので、そんな快斗と肩出し新一くんの快新ちゃんの短い会話文。「え、しんいち?なにこれ…?」
    「なにこれって、なにが…………あっ!」
    「その反応…」
    「いや、それは、いろいろと訳あって…」
    「いろいろねぇ…、こういうのは全部断れって言ったよな?」
    「…だから、頼まれて仕方なく…」
    「仕方なくじゃねぇんだよ」
    「でも、」
    「でもじゃなくて」
    「…ごめん」
    「なぁ、オレがなんでこんなこと言うかわかってる?」
    「ん…」
    「ほんとは誰の目にも触れさせたくないんだぜ?めちゃくちゃ妥協してんの、オレは」
    「…ん」
    「だからさ、閉じ込められたくなかったら言うこと聞いて?」
    「じゃあ…」
    「ん?」
    「じゃあお前だって、みんなの前でカッコつけたりすんじゃねぇよ」
    「え~~そういうこと言う?」
    「できねぇのかよ」
    「嫉妬してくれんだ?」
    「別にそんなんじゃねーけど…オレだけってなんかフェアじゃねぇだろ」
    「ハァ、ほんとそういうとこ…」
    「な、なんだよ」
    「かわいい」
    「へっ!?」
    「あ~~今日も新一がかわいい!可愛すぎてベッド行っちゃう!」
    「はっ!?ちょ、まて!」
    「待たない!勝手に肩出したおしおきもする!」
    「やっ、かいと!悪かった!オレが悪かったから!」
    「ゆ 602

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