あなたが望むなら〜〜〜〜ここの世界線〜〜〜〜
ファイアーエムブレムエンゲージの世界です！　
戦いは終わってます！
パンドロくんと神竜様(♂)がパートナー関係です！
よかったら、どうぞ！！！

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「う～～ん……………。」
パンドロはここ最近
すごく悩んでいることがある。
それは、神竜様にタメ口を使って自分と
喋ってほしいというお願いをされたからだ。
(しかしなぁ……………。
いくら神竜様…いやパートナーのお願いでも
信仰対象だしなぁ………………………。)
誰かに相談したい気持ちはあるのだが、
誰に相談すれば良いのかすらわからない。
(神竜様のことをよく知っている人に
相談したほうがいいか…。でも、
よく知っている人っいわれてもなぁ………。
よく知っている人……………)
「あっ！！！！！！」
ひらめいたっという顔をしてパンドロは
ソラネルを走る。
「……………はぁ、はぁ、いたっ…！
ヴェ、ヴェイル様っ…！！！」
そう、パンドロが相談相手に選んだのは、
神竜様の妹である、ヴェイルだった。
「……？ど、どうしたの？
パンドロ…すごい汗よ…。
私に何か用があるの？」
ヴェイルは、焦った顔と
少しびっくりした顔が
混ざった顔をしていた。
「ヴェイル様っ……
相談したいことが…あるのですがっ…。」
「相談…？なあに？
……………もしかして、お兄ちゃんのこと？」
少し考えてヴェイルは察した。
「じっ、実はっ……………。」



「なるほどね。
お兄ちゃんがそう言ったのね。」
「……………はい。でも、
いくら神竜さ…パートナーのお願いでも、
信仰対象に向かって聖職者がタメ口を
使って話すのは不敬だと思いまして…。」
「う～～ん…そうだね。でも、
別にいいんじゃない？
お兄ちゃんがそう言ったなら。
だって、信仰対象にタメ口を使って
いいかどうかは、信仰対象である
お兄ちゃんが決めることなんだから。
それに、パンドロ。あなただって、
邪竜の子の私に優しく接してくれて、
私のために宴だって
開いてくれたじゃない。
私、すごく嬉しかったわ。」
「っ、……………そ、それは…。」
「信仰対象だから敬語を使う…
じゃパートナーとしては
ダメだとは思うわ。パンドロがさっき、
お兄ちゃんのことを、
『神竜様』じゃなくて、『パートナー』って
言いかえたみたいに、
お兄ちゃんはパンドロのパートナーなんだよ。
お兄ちゃんが望んだことを
本当に慕っているなら、してあげたらどう？
お兄ちゃん、きっと喜ぶわ。
私と同じように。」
「……………分かりました。
ヴェイル様がそう言うなら、
パートナーとして……
神竜様が望むことをします…。」
「頑張って！私も応援するわ！！激辛料理で！」
「あぁ………………げ、激辛は…いいです…。」


　　　　　　　　　　　　　　　　　…②へ続く