Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    沼落ち

    JPonly.20over.無断転載禁止。❤️🧡💛💙💜と🐑🔮が好き。実在の人物とは一切関係ありません。長いお話はあまり書けないのでほぼ落書き置き場となります。R18のお話はちょっと公開の仕方を考え中。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 6

    沼落ち

    ☆quiet follow

    🐑🔮で致していないけど少しだけエッ……です。🔮3.0を見てなるほど、となりました。実在の人物とは関係ありません。

    #PsyBorg

    Age verification
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💯💯💯💞💞💞😍😍😍💘💘💗☺💘💗💗💕💕💕💕💕💕💕💕💕💕💞❤💜💖☺💖☺💖☺💖💖💖🌋💖💖💖🍼🍼❤💕💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    途綺*

    DONE🐑🔮//異体同心

    ある雨の日に、お互いの肩に寄り掛かる話。
    雨の降り続くある日、配信を終えて階下に降りたファルガーは、シンクに重なった食器を見つけた。やや潔癖の気がある浮奇が片付いていないキッチンが好まないのは、自他問わずに認める周知の事実である。遅めの昼食をとったばかりだったにしては妙な時間に置かれているそれに違和感を覚えて、室内を見渡せばソファの上に丸い塊を見つける。

    分厚い雲に覆われて仄暗い空間に響くのは、浮奇と愛犬の寝息だけだった。

    「浮奇」

    名前を呼べばむずがるように顔をクッションへと埋め込む仕草が愛おしくて、小さく息を溢しながらふわふわと触り心地の良い髪を撫でる。

    「浮奇、どこか具合が悪いのか?」

    肩を叩きながら問い掛ければ、眠気に囚われた星空を宿す瞳が軽く開かれる。ぱちぱちと瞬きを繰り返す浮奇に、もう一度同じ言葉をかければ、ゆるく首を横に振られた。何かを訴えるように伸ばされた腕の意図を正確に汲み取ったファルガーは、心配を滲ませた表情を崩せないまま、その身体を抱え起こして自分の方へと凭れ掛からせる。ちょうど良い位置を探すように頭を動かした浮奇は、落ち着く場所を見つけるとファルガーを見つめてきた。
    2145