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    柊木終

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    花流/1011/백호태웅

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    柊木終

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    Kissing花流
    見えてないけど前戯か最中なのでワンク

    #花流
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    かいこう

    DONE最高のバレンタイン/花流
    14でバレンタインだなってなったけど、たくさんのチョコをもらうるかわに嫉妬を爆発させて暴れるはなみち、を回避しようとして中途半端
    最高のバレンタイン 恋人がいると公言していようが、流川のバレンタインは盛況だった。本人はむっつりと面白くなさを前面に出して靴箱に入れられているチョコレートをスポーツバッグに詰めている。朝練を終え、いつもなら教室に上がる時には素通りする玄関で、中に入れられたプレゼントのせいで閉まらないロッカーから中身が落ちてくる前に片づけを始める流川を待つために、桜木も玄関に立っていた。色も形も様々なチョコレートの箱を、流川は、もう何度もこういうことをしてきたと分かる手つきでバッグへ放り込む。去年の秋の終わりからつき合い始めた男の横顔を桜木は見やった。桜木から告白してつき合うようになって、いいけど、と交際を了承したものの、果たしてこいつはバスケ以外の交流はできるのかと危ぶんだ桜木の予想に反して、一緒に登下校したいと言ってみれば頷いてくれたり、帰り道でまだ別れたくねーと呟かれたり、バスケ同様、流川は恋人としても、最高で、流川と恋人になってからというもの、桜木の心はぎゅんぎゅんと甘く満たされている。廊下の奥や背後の階段の上から、朝練の最中にチョコレートを入れたのだろう生徒たちの忍び笑いや囁き声が聞こえてきて、ぐるりと首を捻って視線を巡らせる桜木の足元で、流川がため息をつきながら、スポーツバッグから紙袋を取り出した。最初からバッグじゃなくてそっちに入れりゃよかったんじゃねぇの。流川の杜撰さやものぐさに対して呆れたが、口には出さなかった。
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    かいこう

    DONE後悔/花流
    #백호태웅_100분
    #花流全力_100分
    テーマ『酔中真談』
    後悔 今日、引っ越してきたばかりで、あちこちに段ボールが積んである、そんなマンションの一室で、桜木は流川に言われた。
    「…てめーに告白する気なんか、なかった」
     流川の横顔をまじまじと見やる。驚いて、咄嗟に返事ができなかった。流川との距離は近い。肩に腕を回して、ほとんど、抱き込んでいるような体勢だった。アルコールくさい息が混ざり合ってどちらのものかと分けられない。床に、近所のスーパーで買ってきた惣菜や寿司やハイボールの缶を広げて、夕飯にした。ダイニングテーブルは内見の時から決めていた位置にあったが、卓上に片づけ途中の食器や雑貨を置いているので、一日ぐらいいいかと、二人して、リビングの床に座り込んでいる。昼過ぎに引っ越し業者によって運び込まれたそれぞれの荷物や二人で選んだ家具など、予定では、もうそれぞれの場所に収まっているはずだった。だが、いよいよ、二人で暮らせるのが嬉しくて…高校一年の晩秋からつき合い始め、高校卒業とともにバスケットのために渡米するまでは、一人で生活していた桜木のアパートに流川が入り浸っていたものの、アメリカでは、生活の拠点が離れてしまい、こうして同じ空間で、寝食を共にできるというのは何年ぶりだろうかと、いちいち感動してしまって、すぐそこに居る流川に見惚れるばかりで、片づけに集中できなかったことを思い出す。日本からのオファーに応える形で戻ってきた。アメリカの時と同様にチームは違うが、それぞれの拠点の真ん中で、一緒に暮らせるのでありがたい。マンションを決めるのも、使っていたものを使い続けるか新しく買うかと家具について相談するのも、楽しかった。ようやく日本でもできるようになったから、結婚もする。婚姻届けの証人の欄を誰に書いてもらうか、という話から、バスケを中心にしたいとほとんど恋人らしいことをしなかったらアメリカ時代、部活でも学校でも放課後でも振り返ればべったり過ごしていた高校時代を、飲み食いしながら振り返っていた。その流れで、ぽつんとこぼした流川は、結構酔っている。たらふく食べて、いっぱい飲んだからだは、重たくて、熱かった。やや下がった瞼はアルコールのせいだけではなく、眠さの現れでもあるだろう。
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    DONEラブレター、こわい。/花流
    花流の日まで後8日~
    ラブレター、こわい。「…今日のは怖い…かも」
     下駄箱に入っていた手紙を読んでそう呟く流川を廊下の曲がり角から伺っていた桜木は、よっしゃと歓声を上げながら飛び出しそうになって慌ててリーゼント頭を引っ込める。そんな桜木に気づかない様子で、流川は便箋を封筒に戻すと肩にかけていた鞄にしまい、階段を上がっていった。その後ろ姿に口元を手で隠しながらぷくく…と笑う。今日こそ流川を怖がらせてやれた。天敵である流川の強い物を知って、それを与え続けて八日目。ようやく効果があったようで、桜木は嬉しかった。明日はもっと怖がらせてやろう…流川が怖いと言う、ラブレターで。流川の姿が完全に階段の向こうに消えてから、桜木はこそこそと忍び足で階段を上った。踊り場をひとつ過ぎ、一年生の教室がある階で、またさっきのように少しだけ顔を覗かせる。流川は教室の手前で眠そうに大きな欠伸をしていた。天才による天才的な策略に嵌っているとも知らずに呑気なもんだぜ。教室に入り姿が見えなくなった流川を追うべく、見つからないように隠れながら廊下を進み、開いていた窓の隙間から、いけ好かないキツネ野郎を観察した。何せラブレターを書くには、情報が必要だから。
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