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    hisui0331

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    hisui0331

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    刃穹 丹穹

    #丹穹
    #刃穹

    無題刃穹 + 丹穹 マレフィ〇ント的な感じ

    天使🍁に恨みを持ってる悪魔⚔️が🍁が見守っている人間💫を呪うけど、呪ったら⚔️が見えるようになった💫と話して過ごすうちに絆されてしまい、呪ったことを後悔する話とか……あっこれマレフィ〇ントっぽい

    天使🍁に恨みを持ってる悪魔⚔️。🍁が気に入っているという人間だからという理由で、🍁の隙をついて💫を呪ってしまう。
    「なっ、どういうつもりだ!」
    「どういうつもりも何も、俺が悪魔なのは知っているだろう?悪魔の仕事は、こうして理不尽に人をころすことだ。俺は仕事を全うしただけにすぎん。」
    「呪いを解け!」
    「残念だが、俺は呪いを解いたことがなくてな。やり方なんぞ知らん。は、そんなにあの小僧を助けたいのか?たかが1人の人間だぞ」
    「尊い命だ、馬鹿にすることは断じて許さない」
    「ふん。だが、あの小僧は死ぬぞ?一月ももたん。精々、抗うと良い」
    ⚔️は嘲るようにそう言うと、姿を消す。
    🍁はギリギリと⚔️がいた場所を睨みつけ、血が出るほどに拳を握りしめた。
    「……穹。すまない、俺の、せいで……」

    その後少しずつ身体が弱っていく💫。病院に行っても原因がわからない。だけどまるで重い病気になったかのように身体の不調が続くので、ついには入院することに。
    病室で1人、ぼーっと外を眺めている💫の傍には、🍁の姿があった。
    「……💫」
    呟くその声に、💫は反応しない。当たり前が、人間は、天使を見ることも、声を聞くことも出来ないのだから。
    「……何故、お前がこんな目に遭わなければならない」
    🍁は💫をずっと見守ってきた。💫が両親を早くになくしたことも、特徴的な目の色のせいで友達が出来なかったことも、全部見てきた。
    一人ぼっちの💫に寄り添ってきた。けれど💫には🍁が見えない。
    「お前は1人じゃない、俺がそばにいる」
    そう言ったって、💫には何も聞こえない。
    つらくて、苦しくて、ずっと泣いていた💫はいつの間にか泣かなくなった。それは全てを諦めたからか、それともーー。
    「ふん、まだ生きていたのか」
    「……っ!!」
    💫のことを考えていると、突然声がして振り返る。そこには、愉快そうに笑みを浮かべる⚔️の姿が。
    「何をしに来た!」
    🍁が💫を庇うように立つ。
    「その小僧を見に来ただけだ。どれだけ弱ったか、確かめにな。」
    天使は、ただ見守ることしか許されていない。守護は出来ない。何の接触も、何かをしてやることも、出来ない。
    だから今ここで⚔️が💫に手を出したとしても、🍁には何も出来ない。天命には、背けない。ギリ、と奥歯を噛み締めた🍁に更に笑みを深める⚔️。その時、不穏な気配を切り裂くように、少年の声が病室に響いた。
    「……だれ?」
    その声に驚いた🍁が後ろを振り返る。💫は、🍁より奥の場所を見つめていた。は、と思い⚔️を見る。その朱い瞳が、驚きに見開かれている。
    「……まさか、俺が見えるのか?」
    「うん。」
    その言葉に🍁も目を見開く。悪魔が見える人間なんて、聞いたことがない。
    「お兄さん、誰?まさか、死神?」
    黒い羽根生えてるけど、と💫が言う。本当に⚔️のことが見えているようだった。

    ⚔️のことは見えるけど🍁はまだ見えてない。
    ⚔️から🍁のことを聞いて存在を知る


    「あっ、⚔️ちゃん!今日も来てくれたんだ!」
    「……その敬称はやめろ」

    普通自分を呪った相手にここまで懐くか?と⚔️は頭を抱えている。
    呪ってやった事は本人に伝えてるが、「あー、だから急に体おかしくなったのか!」とむしろ納得の表情であった。

    しかし、💫の体調は悪くなっていく一方
    真夜中、眠っている💫の傍にきては寝顔を見つめてる⚔️

    ついにはいつ死んでもおかしくない程に悪化して、主治医には匙を投げられた。
    人間にはどうしようもないだろうと、🍁は解呪方法を探して天界へと戻った。

    「死ぬ事が恐ろしくないのか」
    「別に、なんとも。生きたい理由もないし。でも、🍁が悲しむのは嫌だなぁ」
    「⚔️ちゃんは、俺が死んだら悲しい?」
    「……お前を呪ったのは俺だぞ」
    「そうだった。悲しいわけないね」

    そう言って笑う💫に複雑そうな顔してる⚔️
    そうだ。悲しいわけ無い。それなのに、どうしてこんなにも苦しいのだろう。

    「……💫」
    「⚔️ちゃん?」

    名前を呟いて、頬を撫でる。
    いつの間にか、絆されてしまった。笑う顔が好きになってしまった。⚔️ちゃん、と名前を呼ぶ声が愛おしくなってしまった。愛して、しまった。まだ、死んで欲しくないと、思ってしまった。

    呪いの解き方を知らないのは、本当だった。後悔で埋め尽くされても、今更、どうしようも無かった。💫の死は、刻々と近付いている。







    この後キスで呪いが解ける

    天界に行った🍁は解呪について書かれている本を見つけるけど、それに「呪いを与えた者が呪った相手を愛し、接吻をしなければならない」とか書かれてて絶対無理……って絶望顔で💫のところに戻ってきたらめちゃ元気になってもりもりご飯食べてる💫がいて宇宙猫顔する。

    キスしたのか、俺以外の奴と……って顔をした🍁が天命に背いて💫にキスしたら🍁は堕天しちゃうけど💫が🍁のことも見えるようになる。
    「あんたが、🍁?」
    「あぁ、そうだ。ようやく会えたな、💫」
    ってこつんと額を合わせながら初めて目が合ったことに感極まって泣いちゃう🍁。十何年越しに言葉を交わせて嬉しい。


    💫がいつからか泣かなくなった理由は見えなくても🍁の存在に気付いてたから
    傍に誰かいる気配がする時があった。幽霊かなって思ったけど、怖い感じは全くなかったからいい幽霊かなって思ってたけどまさかの天使だった
    それを聞いて泣いちゃいそうになる🍁
    自分は無力だって思ってたけどちゃんと救えてた

    この後🍁と⚔️による💫くんの奪い合いが始まる。
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