❏設定❏
・彰人→男相手に体を売る仕事をしている
・その他の設定は今のところ考えていません
❏本文❏
彰人「ここが、指定されたホテルか……」
彰人:本日最後のお仕事として三人組の客に呼び出されたラブホテルの前に到着し、建物の外観を眺めながらぼそりと呟く
彰人「それにしても、なんでもありのオプションを選んできた客は今回が初めてだな……なんでもありとはいえ生死に関わる危険な行為とかは禁止されてるが、キャストによってNG行為があるから実質なんでもありじゃねえし、オプション料金がしぬほど高えから全然選ばれたことがねえんだよな……」
彰人:ぶつくさと独り言を呟きながら指定された部屋の前に到着すると、なんでもありのオプションを選ばれたことに一抹の不安を覚えながらも部屋のドアを開ける
彰人(……? 真っ暗だな……まさかとは思うが、部屋を間違えた……なんてことは……)
彰人:室内に明かりが灯っていないことを疑問に思いながらも、転ばないように足元に注意を払いながら中に入る
彰人「あの、誰か……って、――……っ!?」
彰人:自分を呼び出した三人組の客に声をかけようとした瞬間、暗闇にまぎれて近づいてきていたらしい何者かに布のようなもので目元を覆われ、驚きのあまり声にならない悲鳴を上げる
彰人(な、なんだ……!? い、一体、なにが起き、て……)
彰人:得体の知れない人物に目隠しをされたことに気がつき慌てふためくも、すぐに客がなんでもありのオプションを選んでいることを思い出すと、そういうプレイか……と、納得して状況を受け入れる
??「……」
??:目隠しをさせた彰人の腕を引っ張り、大きなベッドが設置されている広い場所まで連れていく
彰人「――……っ!?」
彰人:視界を奪われた状態で強引に室内を歩かされたかと思うと、突然体を壁に押さえつけられて息を呑む