気がついたらキラさんと一緒に真っ白部屋にいた

「ここ、どこなんですかね？」
「さぁ？とりあえず見て回ろうか」
「はい」

キラさんと見回したけど何にもなくってかドアがない、え、どうやって出るんだ〜

「どうしよう」
「どうするんですか？」

と考えたらモニターが出てきて

「《シン・アスカがキラ・ヤマトに呼び捨てで呼んだらでられる部屋》だって」

えー、キラさんを呼び捨て！
無理無理無理無理無理

「良かった、簡単なので、さー言ってみよう」

何故か乗り気なキラさん

「そ、そんな簡単に呼べませんよ」
「でもアスランは呼び捨てだよね？」
「それは、まー本人から言われたので」
「僕もいいよ」
「キラさんは違いますー」
「一緒だと思うな〜」

キラさん分かってない

「キラさんも艦長やフラガ大佐に呼び捨て出来ます？」

少し考えて

「ごめん、それは出来ないね」
「ですよね〜」

良かった、分かってくれたー
でもこのままじゃいけないよね…

「…無理しなくていいよ」
「え？」
「無理強いするのは違うよね」
「キラさん…」
「他の方法考えよう」

あ、キラさん
違うそんな寂しいそうな顔しないで

「キラ」
「シン？」
「キラ、キラ、キラ、キラ」
「ちょっと、シン」
「キラ、キラ、キラ」
「シン」
「あ」

キラさんに肩を掴まれて気がついた

「すいません」
「ううん、でもありがとう」
「キラさん…」
「あ、扉開いたね」
「そうですね」

いつの間にか扉が開いていたってかどこから出てきたんだ？？？

「行こう、シン」
「はい」

出るとミレニアムの中にいた

「なんだ、不思議な体験しましたね」
「そうだね」

なんだかよく分からないけど戻れたからいいっか
その後、たまにキラさんを呼び捨てに言って皆から白い目で見られることになった