※こう見えて2人は突き合っている☆この本は現パロ時空で同棲している槍と弓の日常を
まとめた全年齢同軸リバSS本です。
☆作者が思う2人が詰まっています。
1.
「よっ、と。とりあえずこんなもんかね」
「そうだな。少し休憩しよう」
築年数は古いが、綺麗な一軒家を二人で借りた。
住んでいた部屋を解約し、わずかな荷物を運び込むだけの引越し作業を終える。
二人で選んだダイニングテーブルに揃いのマグカップを並べると、ティーバッグにケトルの湯を注いだ。
「ベッドが届くのは明日だろ?」
「ああ」
「夕飯はどうする?」
「食器類はあるから、買い出しに行けば作れるが」
「なら今日は外食にしようぜ」
「何か食べたいものでも?」
「ソバ」
「ふ、珍しい」
「引越ししたしな」
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