masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 414
masasi9991☆quiet followDONEホワイトウイングイベント後のジクイア ##ジクイア 鍛冶屋の冥利は 式典で見た華やかな衣装が目に残っている。オーダーメイドのタキシードにマント、シルクハットに手袋、靴まで全部がジークさんの上品で凛とした雰囲気にぴったりだった。見た目で人は測れないとは言うけど……まるでジークさんの心の美しさに合わせて誂えたようにも見えた。上品さ、美しさもそうだし、何よりその柔らかな印象は、ジークさんの優しさを表しているように思えた。 そうだ、ジークさんは強くてかっこいい。だけじゃなくて、とても優しい。そんな内面の美しさを衣装によって表現することができるなんて。ちょっと変な話かもしれないけど、そのことに関しておれはなるほど、と強く感銘を受けた。 衣装は裁縫師の仕事だ。鍛冶屋のおれが衣装作りのことを考えるのは邪道かもしれない、と思いつつ。気付けば、例えばマーケットで鍛冶に使う鉱物を買い求めているときなんかにも、あの瞼に残った美しいジークさんの姿に似合うなにかについて考えている。 鍛冶で作るならゴールドの細工品とか、貴石を使ってみるのもいいかもしれない。武器や防具を作るときの応用で考えてみる。良い装備は洗練された見た目の美しさも必要だ、というのがおれの持論でもあるから、そんなに本来とかけ離れた発想でもないはずだ。 だけど、ジークさんに見合う素材って、結構難しいな。まだ鍛冶屋としても独り立ちできてないおれの収入で買えるものに限られてるわけだし。こういうときはいっそ採掘師の知り合いに相談して、自分で採取しに行くという手もアリか。 なんて考えてた頃に、ジークさんが久しぶりに工房にやってきた。「お久しぶりです! 仕事の依頼ですか?」 開口一番にそんなことを言ってしまったが、よく考えなくても仕事の依頼以外でジークさんが工房を訪れることなんてほとんどない。一応、個人的なお付き合い……つまり、いわゆる恋人同士という間柄だけど、ジークさんはおれの仕事の邪魔になるようなことは絶対にしないから。 だから久しぶりに工房に顔を出したのも、鍛冶の依頼以外に目的はないはずだ。というのはわかっていながらも、おれの方が全然関係ないことを考えてしまっていた。 ジークさんの衣装に似合う細工品、まだ作れてなかったって。言いそうになってしまったけど、言わない。喉の奥で飲み込んだ。「ああ、もちろん。いつものように、彼の手入れをお願いしたい」 彼、というのは……ジークさんの愛用する氷の剣、ナイツオブブルーのことだ。いつもは腰に刺したその剣を、今日のジークさんは美しい桐箱に入れて持ってきた。 工房の机に置かれたそれは、相変わらず気高く強靭な刀身を輝かせている。 しかしちょっとこれは、様子がおかしいような。「少し機嫌が悪そうですね。いえ、ジークさんのことではないです! この剣が、です」「不機嫌?」「はい。武器も使われないでいると錆びやすくなってしまいます。特に彼は強い冷気を纏っているので、ジークさんのような同じ属性の使い手の力を浴びるのが一番なんでしょうね」「なるほど。実は式典の間、偶然にも別な剣を扱っていたのだ」「そうでしたよね。おれも見てました」 それどころか式典の後もずっと目に焼き付いて離れない、ぐらいだ。そこまでは言いきれなくて、一人で照れる。「その後の片付けなどにも忙しく、手入れを怠ってしまったというのもあるのだ。ひと目見ただけでそこまで見抜くとは、やはりあなたは頼りになる」「そんな、おれなんてまだまだ」「もしかしたらこの剣に一番精通しているのは、あなたなのかもしれないな」「そんな風に言われると鍛冶屋冥利に尽きます」 そう、返事をしながら、胸が熱くなる。照れてしまって熱くなるのとは、少し違う。誇らしい――そんな気持ちで。「でも、おれは二番目ですよ。この剣にとっての一番は、やっぱりジークさんですから」 そろそろ仕事に取り掛かろうと、剣を持ち上げて、目を細めて刀身をじっと見つめる。刃こぼれなんて一つも起きるはずがないブルーの刃の向こうで、ジークさんが柔らかに微笑んでいるのが目に入った。 そうだ、ジークさんに一番似合うものって、これだ。通りで、マーケットなんかで探してても見つからないはずだ。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DOODLE道タケ漣 らくがき2コマまんが 2 masasi9991DONE道タケ漣のキスの話二人ですること 今日のコイツは見るからに機嫌がいい。一体何があったんだ? ……どうせ、些細なことだろう。昼に食った円城寺さんの弁当が、ウマかったからとか。いや、円城寺さんの弁当は大抵ウマいけど、今日は俺とコイツの好きなおかずがたくさん入っていた。 そういうのだけで、あんだけ上機嫌になる単純なヤツ……は普段よりも文句は少な目、騒がしさは上で、円城寺さんの買い物にも付き合って荷物持ちをさせられ、円城寺さんのアパートに着いてからも食材や日用品の収納の手伝いのためにそう広くないアパート内をあちこち行き来していた。円城寺さんの後ろにくつついて。まるで飼い主の背後をちょこちょこと着いて回る犬みたいだ……と見てて思った。 「タケル、漣。午後からずっと家のこと手伝ってくれてありがとうな」 1704 masasi9991DONE膝枕したい道タケ漣デカくてやわらかい「いつも、してもらうばっかだろ」 「あん?」 「お返しにこっちからできねぇかって話だ。……オマエはそんなこと考えねーか」 「らーめん屋がやりてーっつーからやらせてやってるだけだ。オレ様はカンダイだからなァ……その、ヒザマクラっつーやつも」 「そうか」 畳に胡座かいて座ってるチビがオレ様を見下ろしてフッと鼻で笑った。意味わかんねーからムカついてその喧嘩を買ってやろうかと思ったが、メンドクセえ。寝転がったままチビの言ってたことを考える。 ヒザマクラ? ヒザっつーか、太ももをマクラにするやつ。よくらーめん屋がやってる。 らーめん屋の太ももは枕としてはそれなりに悪くない。らーめん屋の暑苦しい体温も寝るのにはちょうどいいし、頭や背中を撫でてくる手がそこにあるのもいい。つまりらーめん屋が勝手にやってりゃいいんだ、そういうのは。 2159 masasi9991DONEおやすみの前の道タケ漣一番いい場所「しまった。あれを忘れてた」 さあ電気を消して寝ようか、という瞬間に急に思い出して布団を出た。タケルが「え」と呟いた。漣は、「ハァ?」だって。二人ほとんど同時に。 あれ、っていうのはあれだ。大した用事じゃない。しかし寝る前に片付けておかないと、明日朝起きてからだと……。ともかく大したことじゃない。布団を出て、台所に立ってやり残したことをすべて片付けた。ものの十分ぐらいだ。それでも罪悪感をたっぷり抱えて、再び寝室に戻った。 だってさっきの二人の一言、寂しそうだったじゃないか。まあ、一言というか一声、たったそれだけだったし、寂しいったって別にドアを挟んですぐそこにいるんだし、そもそも自分の自惚れが大げさに感じさせているというのは大いに否めないが、あの反応がかわいくてたまらなくて。 1347 masasi9991DONEお昼寝する道タケ漣うたたね とん、と寄りかかってきた円城寺さんの重みと熱と、すぐ近くに聞こえる規則正しい寝息。それから心臓の音……は、俺のか、円城寺さんのものか、どっちかわかんねぇ。ドキドキする。それと向こう側で不貞腐れてるヤツの、横顔。 優越感――思わず口元が緩んだ。とはいえ、横目で円城寺さんとソイツを眺めながら、胸ん中に浮かんできたのはそれだけじゃないって気もしてる。 ソイツが子供っぽく尖らせた唇の、薄いピンク色に少しだけ見とれた。 「静かにしてろよ」 小声で呟く。が、思ったより自分の声が部屋ん中響いた気がして、慌てて円城寺さんの顔を覗き込んだ。……大丈夫だ、起こしちゃいねぇ。俺の肩を枕にして、円城寺さんはすっかり眠ったままだ。 1366 masasi9991DONE寒い朝の道タケ漣冬の朝のいたずら 小柄な二人の背中が、ちゃぶ台の前で小さく丸まって座っている。喧嘩は一時中止らしく、寒い寒いと口を揃えて不満を漏らしつつ顔を洗って部屋に戻ってきていた。 二人とも、この間自分が買ってきた青と赤の半纏をそれぞれ羽織ってくれている。分厚くて温かいそれで着ぶくれした後ろ姿はまるでハムスターや兎のような小動物が寄り添っているかに見えて、思わず口元が緩んだ。買ってきたときは二人とも微妙そうな顔をしていたけど、やっぱりよく似合っているし、こんな寒い朝にはぴったりだ。 「洗面所、そんなに寒かったか? まあ飯を食ったら温まるさ」 「洗面所も、この部屋も寒い……」 「らーめん屋、自分の家なのに寒いかどうかもわかんねーのかよ」 1540 recommended works NGRGW0GIVE UP没 色々間違えてますすみません#妖怪ウォッチ mdtnPAST2015.01 ウィスパーって雪見大福みたいだなあからのイチゴ大福。 mdtnPAST2015.03 ワンドロ ゆのやかゆのやDONEそういうこっちゃ 加藤 怪鬼TRAINING剣って難しいよカイラ様… たがの落書き倉庫PROGRESS 加藤 怪鬼DONEカイラ様の麗しき瞳、髪、微笑み全てに恋をしている。 menkolaboDOODLE妖怪学園Y(妖怪ウォッチJam)の霧隠ラント 郡山ゆべしPAST軽率なクロスオーバーシリーズ。多品種女子モノ×マスコットキャラクター。 9