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    とうこ

    じゃっと書いた落書きとか、なんかの下書きとか、適当な奴をぽいぽいしていきますよ!

    ついったー
    @tohko_0w0b
    マシュマロ
    https://marshmallow-qa.com/tohko_0w0b

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    とうこ

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    パンパパーン

    これでも七五。

     ナナミン、パンほとんど食べられちゃったねーと昼休み、高専校内を二人で並んで歩く。
    「いえ、想定通りです」
     背の高いスーツの大人は相変わらず一本調子で喋る。
    「それよりも虎杖君、私はナナミンという呼び方を許可した覚えはありません」
    「え、いーじゃん」
     今日は午後からシゴト、都内の廃屋へ向かう。現場までは補助監督さんが車で送ってくれるそうなので、駐車場までの道すがらだ。
     ナナミンは今日は朝からパン屋の行列に並んできたらしい。どっかのヨーロッパのほうのなんとかって国で有名なパン屋が日本に初出店とかで、開店前から三時間も並んだんだって。んで、パンでいっぱいの紙袋を提げて、昼前の高専にやってきた。
     そしたら五条先生がひょっこりやってきて、
    「七海いーもん持ってるじゃん」
     と、今回の仕事に全然関係ない癖に打ち合わせ中ずっと同席してひょいパクひょいパクと食べ続けたせいで、紙袋、だいぶスカスカになってる。
    「あんなにあったのに、もうちょっとしかないじゃん」
    「問題ありません。あれは撒き餌です」
    「撒き餌?」
    「いえ、撒き餌は違いますね。疑似餌、ダミー……しっくりくる単語が思いつきませんが、とにかく私の本命はこれです」
     歩きながらナナミンが紙袋から取り出して見せてきたのは、フランスパンで作ったサンドイッチみたいなパンだ。チーズやハムがたっぷり挟まっていて、見るからにうまそう。昼飯もまだだから、ついお腹も鳴っちゃう。
    「五条さんが食べていたパンを思い出してください」
    「え? や、ちゃんと見てないし覚えてないよ」
    「目上には敬語を使うように。これは虎杖君の今後を思っての忠告です」
    「ハイ」
    「アップルパイ、イチゴタルト、フィナンシェ、チョコクロワッサン、パンオショコラ、パルミエ、パンオラザン、クイニーアマン。……どれも通常でしたら私は手を出さない甘ったるいパンです」
    「あ、なるほど。ていうか、多!」
     そんなに食べてたのかあの先生。あれかな、なんか胃袋の中で食べたモン圧縮する術式とかも使えるのかな。
    「つまりナナミンは最初から五条先生の分も買ってきてたってわけな。やっさしー」
    「優しいわけではありませんよ。あの六眼からパンを隠し通すのは不可能ですし、実力差から守り切ることも不可能。これは後輩として培った生活の知恵です」
    「……ナナミン、苦労してんだね」
     学生だった頃からタカられてたんかな。かわいそうに。きっと何回も食べられて食べられて、しょうがなく編みだしたワザなんだ。
     て同情してたら、
    「それからこれは虎杖君の分です」
     ナナミンが手渡してくる。
    「すっげ、めっちゃウマそー」
    「ローストビーフのフォカッチャサンドです。移動中に昼食を済ませてしまいましょう」
    「サンキューナナミン!」
    「呼び方」
     受け取ったパンは具がたっぷりでずっしり重い。これでもかと挟まってるローストビーフとレタスと、あと何かわかんないけどおシャレっぽい具がいろいろ入ってる、大人ーって感じがするパン。これ絶対高いやつ。
    「……ナナミン、パン一個食べるのに俺にも五条先生にも買ってこなきゃなんないんだね」
     総額いくらになるんだろ、ちょっと心配しだけど
    「大人になるとはそういうことです」
     と何回か聞いたことがあるセリフをまた聞いて、まあだったらいいか甘えちゃおーって心配吹っ切って手の中のパンを食べるの楽しみに車に向かう。俺も大人になったらいっぱいパン買って後輩に食べさせてやろっと。
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    さかばる

    DONEこちらもリクエストを強奪したお話です。
    雪山で裸で抱き合うってこれで合ってます!?ついでに七五っぽくないですね?これ。いや、七五は少年の頃は線が細く繊細そうな(中身は違う)七海が大人になって溢れる大人の色気を醸し出す男になるのが趣だから・・・・・・。
    ホワイトブレス 五条が任務に向かったのは冬の、雪が降り積もる村だった。
     村で何人もの死体が出ているという報告。そして人間でないモノ、恐らくは呪霊の目撃情報が寄せられた。その呪霊の祓除に担任の夜蛾から五条は指名されたのだった。隣には一つ下の後輩、七海がいる。この任務、五条が指名されたというより、七海のサポート役ということで振られたのだろう。夜蛾にはなるべく七海の自由にさせるよう予め言い含められている。五条はその事に不満は無かった。七海は良い術式を持っているし戦闘センスもあるので鍛えたら強くなりそうだった。ここは先輩として見守ってやろうという気持ちである。ただ、
    「さっみぃ〜〜!」
     真冬の夜で今も雪が降り続くこの現状が問題だった。補助監督の運転する車を降りて高専の制服の上に防寒着にマフラーを身につけたが寒いものは寒い。放っておくとサングラスの奥のまつ毛が凍りそうな気がする。
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