【募集中】
①最終回でエンドロール演出がある漫画or小説
製作関係者が多い映画やゲームの最後に流れるテロップ風の描写
主題歌が掛かっている様子を歌詞で表現してもよい
例∶テニスの王子様∥雪女と蟹を食う
②「雪女と蟹を食う」のような文学的な漫画
小説を漫画媒体へ昇華したような作品
漫画媒体なら二次創作でも可(ジャンル・傾向問わず)
主流媒体ではなく、敢えて他の媒体に落とし込む意義を感じられると◎
もしくはメディア化した際に、従来の演出として流すor原作リスペクトとして敢えて奇を衒う
ことを想定すると面白い
③本文の一部が二色刷りorフルカラーの漫画
モノクロより情報量が多いので印象に残る
例∶金田一少年の事件簿∥王ドロボウJING∥ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編
近年は印刷コストが掛からない(印刷費∶モノクロ=墨一色≪多色)電子媒体で用いられることも多い
同人誌でも一定数あり、トリックに使われることがある
(これに限らず、叙述トリックが使われた作品は何でも嬉しいので教えてください)
アニメ映像だが
https://youtu.be/JL3s82oBaMgsi=Pj9kQqNVhlXeQd2V
化物語シリーズOP(03:00〜)
ベース∶緑・黒 の中で、唇と爪先に紅が差さる
大人の女性が化粧を施す部位で蠱惑的に映る
サビの嘲笑するイラストカットは実はフルカラー
重要な部分の情報量を増やし、潜在的に印象に残すテクニック
≫①
演劇・役者ものに是非使いたい
アクタージュの脳内最終回はこちらで……
最終回の人間性を獲得した夜凪(インタビュー記事参照)と、それに関わった人々の名前をズラーッと表記
人との関わり合いと環境で人は形造られるものだから(先天的因子を軸に)
それごと愛そう、夜凪景
夜凪景に関わったすべてのものへありがとう
④タイトル引用演出のある漫画
作品名を重要な場面で引用して、意味を明かしながらインパクトを与える
例∶ひぐらしのなく頃に 祟殺し編
悲運と得物を手放し呟く
「全て終わる そう、ひぐらしのなく頃に」
(実際にはひぐらしが激しく鳴くような夏を迎えることはなかったり、英字タイトルこそ主題だったりする こちらは興味があれば調べてみてください)
例∶タコピーの原罪
ハッピー星人・通称タコピーは取り返しのつかない大罪を犯してしまい、そこから物語は急転直下してゆく
そこがある意味の物語スタート地点(原罪)なのでタイトル表記が入る
デカデカと【タコピーの原罪】のフォントが覆い尽くす様は強烈な印象を残す
(タコピーの原罪が引き金になって罪が重なっていき……)
⑤雑誌のカラー扉絵(等)で特殊仕様なもの
◇
例∶コイン削りによるランダムおみくじ
00年代のちゃお本誌であった実例
カラー扉絵の用紙は薄い紙質だが、週刊雑誌と比較すると厚めのものを使用している
なのでコインで削ってもグシャッと寄らないギリギリの按配
◇
例∶金インク刷り
10年頃の少女漫画雑誌であった実例
フルカラー(4C)+金 印刷
雑誌の表紙ではたまに使われるが、扉絵は希少
他にメタリック、蛍光色などの特色インクを使用したものがあれば教えてください
≫扉絵であまり使用されないのは、購入者のみの特権でその号の販売促進に直接関係ないからだと推測
表紙であればパッと目に入り豪華さを演出出来る為、購入意欲を掻き立てる可能性がある(記念号によく用いられ、普段雑誌を買わない層に手に取って貰えるかも)
◇
例∶透かし技法
紙を光に翳して透かすと裏面の描画が重なって、隠れていた絵柄が視えるようになるギミック
隠し要素でメッセージ性を持たせたり、表現規制に足蹴りすることが出来る
→タコピーの原罪 下巻 196ページ
空白のコマを透かすと、知らないはずのタコピーの存在がふんわり視える
→ゆらぎ荘の幽奈さん センターカラー(扉絵)
週刊少年ジャンプ(48) 2019年 11/11 号 [雑誌]
※センシティブな描写なので自己責任で調べてみてください
直接描画出来ないならテクニックを用いるのです
こんな感じで紙ならではのトリック
何を表現するかがポイント
ご存知でしたら是非教えてください
≫普段目に視えない幽霊や異次元空間を表現するのにもってこい
わしには視えるのじゃ、視えないものが視えるのじゃ
⑥並べて新たな絵柄が浮かぶ連結表紙
例∶海の天辺∥戯言シリーズ新装版∥封神演義完全版
⑦パッケージング作品
⑧メロディライン同一
⑨メロディで展開を表現
≫フレーズのリンク
⑩生命線 比喩
⑪SE
⑫サウンド回旋
⑬オムニバス
⑭存在しない記憶ムービー
⑮レトロ踏襲
⑯テーマを体現するタイトルロゴ
⑰一枚絵 立ち位置の表現
⑱切り取られる空
足りないピースと欠けた月
⑲サビを基準とした慣らし
⑳モチーフによる錯誤
⑥〜は以前思い付いたもののリメイク
20240508〜0511