帰り道あるお祭りの日だった。
私と日帝さんは神社のお祭りへ行き、色々なものを買い、その帰り道のことだった。
私は「近道しましょう。私についてきてください。」
と言い、ある山道を下っていった。その山道の途中、「本当にこの道なのか?」と言う声などが飛んでくると、「ええ、大丈夫ですよ。私はよく使っています。」と返す。
その声が急になくなったため、わかったのだろうと思い、そのまま降りていく。
…流石に静かすぎる、そう思い、ふと立ち止まる。何も音がしない。そして、振り返る。
後ろには誰もいなかった。
…そうだ。日帝さんはもういなかった。ずっと前から。
いや、違う。先に帰ったんでしょう。日帝さんのことですから…ね。