五夏vsSF呪霊下書き五条パート
サラノイを追うようにして顕れるカトルカールの調査
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サラノイの護衛の一人がカトルカールに拷問されているのが見つかる。連絡を受けた五条が現場に向かう。
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六眼で残穢を確認
保存された現場には、血痕と呼ぶには多量にすぎる赤黒い跡が残されている
そしてわざとらしいくらいに置かれた拷問器具や点滴、注射など→証拠は残してやるから調べてみろ、とこちらを挑発しているのだろうか。あるいは〜〜か。
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五条「今にも恐怖の残り香が立ち込めそうじゃん。オッエー、趣味悪ィの」
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五条の残穢=残り香似合わせてに合わせて、ウフコックの匂いで人を分かるネタを五条でやる
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補助監督が次の現場に移動するから、と声をかけたと同時
「ッ、危ねえ!」
車に乗り込もうとしていた補助監督を無下限術順転蒼で引き寄せる
引き寄せた補助監督を受け止めると同時に、降ってきた何かによって車が押しつぶされる
ガラスが飛び散る
六眼でかくにんするよりも早く、車を押し潰した何かが叫んだ
(ここでカトルカール3人程度出したい)
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五条、カトルカールとの戦闘開始
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しばらく補助監督を抱えたまま戦っていたが、補助監督が囮になると言い出す
「はあ!? あんな足速いやつに囮もなにもねえだろ!? 秒もかからずオマエがミンチになるっつーの!」
「ッ、ですが! 私を離せば五条さんは動きやすくなります! 私が囮になるのはコンマゼロ秒を稼ぐためではありません! 五条さんの勝機に繋がる を得るためです!」
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補助監督の必死な形相
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年齢すなわち呪術師としての活動歴ともいえる五条は、この補助監督を本人の希望通り捨て置く?ことが最善だと告げている。しかし、その経験からくる判断よりも、出会って一年にも満たない親友の正論が強く浮かぶ。
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――誰かを犠牲にして勝利を掴むことは簡単なんだ。ただ、一度そういったことをしてしまえば歯止めが効かなくなる。命を捧げれば誰かが生き残り、そしてまた、生き残った誰かが命を捧げる。その繰り返しの果てに、なにが残っていると思う?
夏油は、誰も残らない、と言いたかったのだろう。深く考えずとも答えは明確で、だからこそ五条は答え以外のことを思わなかった。犠牲になる者や遺された者、新たな犠牲となる者、そのいずれも五条以外の誰かだ。
五条は己が犠牲になるなど微塵も思ったことがない。五百年ぶりの六眼。無下限呪術を有する呪術師。世界のことわりに愛された類稀なる感性。これらを備えて、身を捧げるような状況が生まれるはずもなく、故に他者への思慮が及ばなかった。まるで彼の術式のように。
「あー! 全ッ部! うるせー!」
腕の中で未だ訴え続ける補助監督も。頭の中の親友の言葉も。だのに、呪霊の発する奇声も、こちらを追いかける轟音も、五条の耳には入っていなかった(?)。研ぎ澄まされていく感覚の中、魂の中で形を成したのはたったひとつ。
――(ヴェロシティっぽい「何も捧げず、手に入れるんだ」系のセリフ)、俺たちなら。
――そうだろ、傑。
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補助監督を抱える腕の力を更に強めた。
「五条さん!?」
「俺の勝利を邪魔したくないなら! 舌噛まないようにじっとしてろ!」
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なんらかの物体に狙いを定めて順転蒼発動
物体と五条の間に〝落下〟するルートが走る(?)
あまりにも短い(瞬間移動のカタカナ)。それでも今は十分。
ぐんと加速した途端(?)、補助監督が体を強張らせた。口を開いて声を上げなかっただけ上等だ。舌を噛んで死なれては堪らない。
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