verderven @verdervenのぽいぽい。えっちなやつとか、特殊なやつとか、ワンライの一気読み用とか。応援絵文字、反応のスタンプありがとうございます!すごく嬉しいです!! ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 40
ALL キミとじゃ アナボン モクチェズワンドロライ verdervenDONE8/18モクチェズ版ワンドロ「地図」 3 verdervenDONEワンドロに参加できなかったのが悲しかったので、気づいたら危うくお蔵になりそうだったもので参加させてください!!お互いの母国語と共通語で会話するの大好き……これ描きたくてヴィンウェイ語作り始めたので出せて良かった! 7 verdervenDOODLE1/8 モチェ版ワンライ「嫌」「腰」 1961 verdervenCAN’T MAKEモチェワンライでお蔵ったやつ(もったいない精神) 2736 verdervenDONE9/18 ワンドロライ「掃除」 もしかしたら特殊プレイかもしれない 3423 verdervenDONE8/28 モクチェズ版ワンライ「恐怖」「ハハハッ! もう逃げられねえぞ、『仮面の詐欺師』ィ!!」 私の通り名を叫ぶ下卑た声が、狭い倉庫の中に響く。私は紙袋を抱えたままゆっくりと振り返った。喜々として銃をこちらに向けるその男には見覚えがある。つい先日襲撃した組織の、次期ボス候補だった一人だ。中でも一際罪科の多い下衆だったと記憶している。その背景だけでどうしてこんな蛮行に至ったのか想像がつき、その短絡ぶりにため息が出た。確かにあの組織は頭とその側近、そして実働部隊の一部を潰したのみで、手足はまだ残っている。頭以外大したことのない烏合の衆だったから、その他は一旦捨て置き確実な弱体化を狙ったのだが。言い換えればこの状況は、ボス候補の一角だった男が取って代わろうとするにはむしろ好都合なのだろう。 4754 verdervenDONEモクチェズ版ワンドロワンライ5/22「飛行船」一気読み用。5/22飛行船――皆様、本日は『ヴィンウェイエアライン』にご搭乗いただき、ありがとうございます。当機はただいまウィンウェイ王国上空を飛行中です。到着時刻は――…… 「――あ、こら! イヴァン、戻りなさい!」 ほんの一瞬目を離したすきに、息子が私の手を抜けて走り出して行ってしまった。騒ぎながら走り去るイヴァンを止めようと駆け出すが、お腹に宿した命を揺らさないように気をつけていてはとても子供の体力に追いつけない。 「どなたか! すみません、どなたか私の子供を止めてください……! っ、」 「ほい、つーかまえた」 私の横を風が通り過ぎたと思ったら、目にも止まらない素早さで前を走るイヴァンの腕が捕まる。子供を止めてくれたのは、小柄だけど体格の良い男だった。振り返った顔は見慣れない造りをしていて、おそらく東洋のほうの出身じゃないかと思う。優しげに下がった目尻がよりにっこりと下がり、私へと声をかけてくれた。 4861 verdervenDONE3/27 モチェワンライ「罪」一気読み用3/27モチェワンライ「罪」草木も寝静まった夜半。世界から音が消え、光も息を潜め、夜が重くのしかかってくる。閉塞的で嫌いじゃない。少し前まではむしろ息苦しいくらいが楽だった。ただ、最近は好むようなものでもなくなったのも確かだ。闇夜に焦がれるほど、朝日が目に染みても辛くなくなったからだろう。何せ夜でも光り輝く黄金を常に目にするようになったのだから。この世に2つとない珠玉の宝が俺を慕ってくれているなんて、何度噛み直しても全く飲み込めない。それこそ数年前の俺に言ったら「またまた〜」なんて茶化して馬鹿にするに決まっている。 こぽこぽと小さく音を立てていた電気ケトルのスイッチが、カチンと音を立てて湯が沸いたことを教えた。ただでさえ電灯の少ない地域に建っているこのセーフハウスは、外からの明かりがないと本当に真っ暗でよく見えない。タブレットの明かりだけを頼りにやかんを探したが見つからなかったので、文明の利器に頼らせてもらった。そのせいで散らかったキッチンの棚の中身は、チェズレイが起きてくるまでに何とか片付けなければならない。夜のつまみ食いは、証拠隠滅までがワンセットだ。 5033 verdervenDONEワンライ3/6 「つくりばなし」「つくりばなし」「ねぇねぇ、おじさん! ショーもスゴかったけど、わたしおはなしが聞きたい!」 「エッ、おはなし?」 「うん、おはなし!」 某国、郊外。有刺鉄線の張り巡らされたとある貧困層が住まう区画で、俺はチェズレイが持て余していた金をいつものようにストリートパフォーマンスをして捌いていた。それも無事に終わり人通りも減って、警備の目をかいくぐって帰ろうとしていた矢先、さっきのショーを最前列で見ていた少女に声をかけられて今に至る。 来るときも通ったこの場所は高い塀と建物で死角になっていて、それ故人目もない。あまり少女一人で残しておくには忍びなくて、目線を合わせるためにしゃがみこんでから俺はとりあえず笑いかけた。 「おはなしって、どういう話のことかな? おじさん、ニンジャジャンはショーのことしか知らなくてね。アニメとかはサッパリなんだけども……」 3695 1