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    44_mhyk

    @44_mhyk

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    44_mhyk

    MEMOネの裏切りと、フィが彼に与えた『制裁』と魔法舎に来てからの『赦し』それによる苦しみについて(妄想走り書き、ブラネロ仕様)「ありがとう、君の手引きのおかげでようやく彼をとらえられそうだよ」
     フィガロがうっそりと笑う。柔和な微笑みの、目の奥が笑っていない。無表情でにらみつけられるよりよほど怖い。
     ネロは震えた。震えは、眼前の男への恐怖でもあり、また、己のしでかしたことへの恐怖でもあった。
     限界だった、もう死の気配に震えながら彼を見つめるのは。
     それから逃げることを許されないのは。
     だから手を取った。簡単な話だ。もう限界を超えていたネロの意識は、彼が……ブラッドリーが、生きてさえいればいい、という極論をはじき出した。
     たとえそれが彼の生きがいと言ってもいい、自由と暴力を奪おうとも。
     ただ、生きてさえいてくれればと。
     それは、ただの自己満足で、自己防衛だった。そのことに、ここまできてしまってから気が付いてしまった。
     ああ、もう、だめだ。
     これで楽になれる、自由になれるとかろうじて割れずに保たれていた何かが、パキンと音をたてた。
    「何か、お礼がしたいなあ。何か希望はない?」
    「希望……、ははっ! 罠にかけなきゃあいつ一人捕らえられないようなあんたに、何を望むって?」
     怖い。
     唇がカタカタと 1668

    44_mhyk

    SPOILERイベスト読了1回目。全員かっこよかったけどとりあえず推しカプブラネロのみに特化します。
    1127少しだけ追記。
    まず、全体を通して。
     ブラッドリーはネロを信頼していて、ネロはブラッドリーを信頼してた。
     間違いなくこの戦いの間、二人は「元」なんかじゃなかった。バディだったよ、まぎれもなく。
     ネロの怒りを尊重し、最高位の強化魔法を撃ち込んだブラッドリー。
     多分、ブラッドリーの方が簡単に仕留められるのだろうに、その役目を、ネロにまかせた。ネロの心を大切にした。信頼して、任せて、見守った。
     もう、涙とまらなかったです。
     信頼しているからこそ、正面を向いて胸に魔法の弾丸を受け止めることができる。
     ネロ、ちゃんと、つながってるよ。もう、たまらなかった。

     ネロも、光さえあればブラッドリーが撃ち抜ける、と、ブラッドリーを信頼してた。
     くしゃみで飛ばされて笑っちゃったけど、繰り返して戻ってくるとは思ってなかったし、何より、間に合う男…私の推し死ぬほどかっこよかったです…。(放心状態)

     ブラッドリーが、頑張ったちっちゃいの二人に男前な面と声をかけたのが本当に、兄貴っぽくて、あたたかくて、ああ、ブラッドリーって、北の無法者たちが惚れた男って、こういう男なんだ、と、つくづく感じた。

     そして最 1376

    44_mhyk

    SPOILERイベスト中編のブラネロ絡み傷つけたくないのにドレスを割いて、次は体を傷つけると脅しにかかったネロをさりげなく、「直接」シアンをネロが傷つけないで済むようバジリスクの上に飛び乗れ!と誘導したように思えてならないのだが私の都合の良い解釈ですかね…?

    あと、普段は名前をなかなか言わないけどいざという時にちゃんと「シャイロック!」などと名前でしっかり呼ぶブラが本当に好きです。解釈一致すぎる。
    明らかにノーヴァの時より足並み揃ってるし、ネロもブラッドリーを信頼して動いているように見える。

    そしてシャイロックの、ネロに女の子を殺させるなという取引について…

     ブラ、シャイロックに感謝すらしてるようにみえる。多分ブラはわかってる。何なまっちょろいこと言ってやがる、と口にすることがあるとしても、ネロがそう言う優しい男なのだと、「今の」ブラッドリーは理解してるし尊重してる気がする。
     だから、「やる時は俺がやる」と答えた。
     シャイロックに言われなくても元々そのつもりだったんじゃない?ブラッドリー。
     じゃなかったら、何言ってやがるそんなこと言ってる場合か!殺せ!!くらいは言いそうだし。
     
     一方で、「陽動する!」に「了 676

    44_mhyk

    DOODLEアニバネロのカドストについて真剣に語る。(ブラネロの民である私による妄想込み)まず…
     先陣を切って怪我をしたシノにネロが重ねたのは「ブラッドリー」だよね。
     重なって、そして、その上で、そんな怪我をするような無茶を一人でしてしまうシノを心配して表情を曇らせたヒースに、自分自身を重ねたのかなと思う。

     もちろん、それに加えて一人で倒してやる、みたいなやり方への心配が年上の魔法使いとして加算されているのはあるだろう。

     些細なことだけど、このまま重ねていくと、いつかは……。
     思い起こされるのは、自分の中で積み重なり抱えきれなくなったあの頃の苦しみ。
     ああなってほしくない。仲良く寄り添う二人だから。
     自分は、きっと、離れて忘れようとして、「後悔」したから。
     そんな思いでつい、普段の自分なら思っていても口に出さないであろう余計なひと言をシノに投げてしまった。という感じではないだろうか?

     シノが花束を作って(ヒースと相談をしたんだろう)謝りに飛んできた時、ネロの脳裏によぎったんじゃないかな。
     ネロを怒らせたブラッドリーが、オリヴィア・レティシアを手土産に機嫌を取りに来たあの頃のことが。
     シノは、ブラッドリーよりもわかりやすくて素直だから、彼を通してブ 1421