4階のベランダで陽に当たりながら免疫力作るついでに景色を眺めていたら、ふとこそばゆさ感じた腕にまだちっこい2～3㎝くらいの子カマキリが登ってきていて、腕を軽く上げたらすすっと指先まで到達して景色を眺めだして。その様子に笑みを浮かべてしまった。

そんでどうしようって風にしているから脇の平らな縁に指先付けておろしてあげたら、今度は小さなその腕のかまをぎゅってしてからじっと此方を見たり首傾げたりしながら警戒していたから様子が可愛くて思わずまた笑って。
しばしそうしてこっちを見てくるから、「にらみ合いみたいになっちゃうか」と思って其処から目を離して景色に視線を戻したら、また自分が腕をついている手すりに来ようとしてきて、「手すりを渡りたいのか」と思って道を譲ろうと手すりから退いたら、自分のその動きに驚いたのかぴゃーっ！て反対側に走っていったからまた可愛くて笑っちゃった。何ならその後一度止まって此方の様子確認しだしたから余計に（笑）

浅観音探偵事務所、だよな？満邦は事務所のソファーベッドで眠り込んでいたのを、腹の減る匂いで起こされた
コトリ、と皿がテーブルに置かれると頼んだ覚えがない塩気のする鶏ガラの香りが鼻に入ってくる
満邦は身体を起こして、匂いの先を見た

「荒仁、いらっしゃい」

目と鼻の先にあるチューチュー飯店から、弟の幼馴染み、荒仁がまかないのチャーハンと中華スープを運んできていた

「お邪魔してます」と、またコトリと音を置いた荒仁は湯呑みもマグカップの場所も知っている
ポットから注ぎ、我が家の様に、自分で自分の昆布茶を淹れて飲んでいた

届けてくれた荒仁の料理に手と手を合わせる
「旨そうだ、いただきます」
まともに昼食を取らなかったので丁度良かった
探偵業だけでは成り立たず、ここ最近は夜間のアルバイトを続けていた

잃는 것만이 사랑이라고날개의 비호를 받는 둥지에 비해 치안은 다소 떨어지지만, 뒷골목에도 나름대로 탄탄한 구역이 있다. 지나가는 사람들의 표정이나 늘어선 가게의 종류, 혹은 주변 길에 쓰레기가 떨어져 있느냐에 따라 판단이 달라진다. 생필품 구입을 위해 들른 이 구역은 딱 맞는 곳이었다. 아주 안쪽으로 깊숙이 들어가지 않는다면 문제가 없을 것 같은 곳이었다.
장을 본다고 해도 동반자인 소녀의 기분을 좋게 하기 위해 과자 몇 가지를 고르는 정도였으니 용무는 금방 끝났다. 서둘러 돌아갈 필요는 없지만, 그렇다고 마땅한 곳에서 시간을 허비할 기분도 아니다. 자신의 직함이 문제의 불씨가 될 수도 있기 때문에 가능한 한 사람들과 시선을 마주치지 않고 길을 걷는다.