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    しぇる

    リク(riku)

    DOODLE0328
    0326の続き。実際見に行ったら本当にあって圧倒されてしまったグレシルの図。
    驚きつつも新たなものに触れられるチャンスにワクワクし始めるびあさんと、驚き過ぎて声も出ないがどう調査するか考える英雄さん…って所かな…

    以下思い付き小話↓
    「よーし!いっくわよ~!アタシが一番乗り!」
    「待て貴様!!おい!!ゴリアテ!!むやみに動くな!!聞いてないのかお前は!!」
    「きゃー!!サンゴがキレイ!!あっ!何か光ってるわ!?やだぁ!!ソルティアナシェルと同じくらいキラキラで素敵♡アタシの新しい衣装の装飾に使えそう!」
    「聞け!!!!…くそっ!!」
    「あんっ!ちょっと!引っ張らないでよ!せっかく集めたのに!」
    「何が起こるかわからんのだぞ!?行動は慎め!!」
    「周りには何もいないじゃないの!ちょっとくらい大丈夫よ!」
    「不意に魔物が現れたらどうするつもりだ!?今のお前は丸腰の上に注意散漫で敵から見れば格好の標的だろうが!!」
    「う…。で、でもその時は貴方が守ってくれるんでしょ!?」
    「なっ…!?」
    「それとも自分で対処「当然のことを言うな!!」
    「え、あ」
    「守る対象はお前が最優先だ」
    「も、もう!いきなりカッコいいこと言わないでちょうだいっ!」
    「貴様が発端だろう!!」
    「…でも、貴方ならそう言ってくれるって…信じていたから」
    「!!」
    「アタシを守ることを優先にしてくれるのは嬉しいけど、やることはちゃあんとやらなきゃダメよん♡」
    「ほぉ…?そういえばここには二人で訪れたのだったな」
    「(なぁんか嫌な流れね…)」
    「なぁゴリアテ…。やるべきこと…任務やお前を守ること以外にももう一つあったことを、たった今思い出したんだ」
    「ふ。ふぅん…?」
    「誰もいないんだ。まずは上陸の記念に抱くというのは「嫌!!!!絶ッッッッッ対嫌!!!!絶ッッッッッ対却ッッッッッ下!!!!不潔!!!!変態!!!!近寄らないで!!!!」
    「なにぃ!?おい待て逃げるな!!島の奥はどうなっているかわからないんだぞ!?」
    「うるさいわねこのバカ!!!!追いかけてきたら絶交するしイレブンちゃんに言いつけてやるんだから!!」

    「…おのれゴリラアアアアア!!!!」
    「バカ!!騒ぐな!!」
    「そうよ静かにしなさいよ!!」
    「皆様お静かに!!聞こえてしまいますよ!?」



    …さて、ちょこちょこ線入れしていくぞ~
    全然関係ないけどグシだけど要素低めのグシも好きやな…
    びあさん総愛されかつ総受かつ取り合い的な奴が一番好きなのでは自分…??
    いやグシも主シもカシも好きだけどね!
    とりあえずびあさん右でほのぼのギャグ寄りが好きなのかもしれない(今のところは)(ようわからんくなってきた)(深く考えるのはやめとこう!)

    つるはし

    DONE※実在の地名とか出てきますが全部ファンタジーです。想像です。

    「きみは100億万ドル」CoCシナリオの探索者、ルカ・ステラートとその婚約者、ミッシェル・ド・バシュラールの話。
    ルカとミッシェル 3月下旬、14歳の春。まだ春というには寒い季節のことだった。それとも、あの日までは冬だったのかしら。

     イタリア本土とヴェネツィアとを結ぶリベルタ橋の上をゆく高級車は、一定のスピードで走り続けていた。空路を経由したフランスからの旅路も、ようやく目的地が見える頃だ。窓の外には美しい夕景が広がっているというのに、バシュラール公爵家の長女、ミッシェルは膝の上で組んだ手を睨むように凝視していた。
     相手の目を直視し続けないこと。いつもより小さな歩幅で歩くこと。声を上げて笑わないこと。相手の話にはひたすら相槌だけを返すこと。脚は組まないで揃えておくこと。父親の言いつけを頭の中で復唱する。ミッシェルにとって、それらは意識しなければ守れない約束事であった。会話するときは目を見て話すべきであり、胸を張って歩けば自ずと歩幅は大きくなる。楽しいときは声を上げて笑う方が気分がいい。自分の意見をはっきり述べて議論することは学生の本分だし、気取りたい年頃の女の子達はみんな、机の下で脚を組んでいるものだ。それを何一つ許されないミッシェルは、「私は所詮、お父様のマリオネットでしかないのね」と無表情の下で同乗する父親を罵った。
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