Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ずらし

    mifuji0530

    DONE人間Q5×サキュバスQ3くんのお話です。
    強い魔力を手に入れるため、餌場である人間界にやって来たQ3くん。Q5くんを自分の餌として契約したはいいものの、Q5くんは実は不能で──というお話です。

    10月30日のカヲシン版深夜創作60分1本勝負の「お題:イタズラしちゃうぞ!」投稿作品です。
    サキュバスくん、逆襲される。 僕の搾精対象である人間・渚カヲル君はとってもかっこよくて、性格だって優しいし、何不自由ない暮らしをさせてくれるし、所謂『当たり』の部類なのだと思う──たった一つのことを除けば。

    「碇君、君がそうして涙目になりながら僕に跨っているのは本当に煽情的だし、いつまでだって眺めていたいと思っているよ」
    「ならっ、いい加減勃起してよ!」
    「……面目ないね」

     申し訳なさそうに謝る渚君に、僕も何も言えなくなって口をつぐむ。分かっている、渚君が悪いわけじゃない。彼だって自分が不能であることに悩んでいるのは知っているし、そもそも責めてたって仕方のないことだ。そう、分かってはいるけれど。
     むすっと頬を膨らませながら、渚君に身体を預けるようにして寝そべる。もう何日、精子を摂取していないだろう。代わりに人間界の食事だったり渚君の体液──主にはよだれ──を摂取しているけれど、それらはあくまでも代替品。強い魔力を手に入れるための修行として餌場である人間界へ降りたのに、こんなんじゃ天界にいた方が豪華な暮らしをしていたに違いない。
    3818

    イズ@sura

    MAIKING葬炎で触手ちゃん。
    おしりたたき進捗あげ。
    ざっくり最後まで書いてあって、肉付け作業を始めたところです……
    書き終わるころには触手フェスティバルが終わってしまう~(泣)

    この後、触手ちゃんが炎くんにいたずらしに来ます
    二人の間に割り込む触手ちゃん!果たして触手ちゃんは炎くんの心をゲットできるのか!?
    R-18葬炎(予定)




    「人を襲う力を持った動くツルだって?」

     作戦が終了し、指揮車両の中で座席を倒して横になったドクターは、ホットアイマスクをしてくつろぎながらイグゼキュターの報告を聞いていた。だが、ある部分を聞きとがめると、ホットアイマスクを指でずり下げながら、怪訝そうな顔でイグゼキュターを見上げる。
     作戦の顛末を報告していたイグゼキュターは静かに首肯する。彼もつい先ほど作戦を終えたばかりのはずだが、その立ち姿に疲れは見えない。
     ホットアイマスクを外して座席に座り直したドクターに話の続きを促され、イグゼキュターは先ほどまでの任務を思い返しながら口を開いた。

    「はい。逃亡を図ろうとした残党を町はずれの廃屋まで追い詰めたのですが、そこに逃げ込もうとしたターゲットが捕食されました」
    「ほ、捕食……? え、相手は植物だよね?」
    「おそらくは。その廃屋はツルに囲まれていたのですが、残党が近づいた瞬間、その身体にツルが絡みついて、廃屋の内部へ引きずり込まれていきました」
    「ひぇ……なにそのホラー展開」
    「救助しようとして外壁のツルを排除したのですが、廃屋の内壁もうごめくツルで囲 3891