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    せっかくだから

    yomotaka5

    DOODLEひと段落して消防士になったアロとルクと近所の子供 1

    遡らずに一気に読みたいとのことでこちらにも投函
    せっかくだから甘ったるいおまけも添えて
    エリントンのエレメンタリースクール生、ジャックは悩んでいた。
    学校の課題にて「目標にしたい働く大人」が教師から提示されていたが、いかんせん父は海外出張。
    来週までに仕上げてこい。父の帰宅を待っていては1日で取材と作文を書き込むと言う苦行を強いられることになるうえ、いまいち将来像としてピンとこない。
    むしろなぜ目標が既に働くことで大人なんだろう。とちょっと思ったりしながら、ジャックは帰路の真っ最中だった。
    そのため、ちょうどいい人物を探していた時だった。
    刈り上げの頭に、ちょっと寝癖がぴょこりとしているあの頭が、ちょっと遠くに見えた。
    「あっ。ルークじゃん。」
    「ああ、ジャック。学校帰り?」
    「そんなとこ。ルークは今日はコート着てないから、お休み?」
    「まぁね。」
    帰り道、近所の顔馴染みの、警察官の「ルーク」に目が止まった。
    ルークは国際警察にも関わらず、この近辺のひったくりやら盗難など、地域巡査かと言わんばかりの世話焼きをする青年だった。
    昔同じような国家警察の父親がいて、それに憧れて警察官になった。みたいな話もしてくれたことがある。
    いかんせん、大人なのにどこか自分に近しい彼とは、公 4894

    pheas357

    DONE南×北っぽい。

    元々は工場長の日に突発で出そうと思って書き始めたけど間に合わなかったやつ。
    どっちかというと北メインなのでせっかくだから今日出す(*'▽')
    例によって不穏な目にあってる

    元ネタ↓
    https://www.uta-net.com/song/117438/
    フォロワーさんからいただいたイメソン(ありがとうございます✨✨✨(*'▽')✨✨✨)があまりにネジキだったので(*'ω'*)
    ダツラがホウエンからシンオウに来るというので、聞いてからなんとなくネジキはそわそわしていた。普段からちょくちょく連絡は取り合っていたが、いかんせん拠点が遠く、直接会う機会はなかなかない。
    近くの駅に迎えに行くことにしていたが、出かける時にうっかり通信機を忘れてしまった事にしばらく進んでから気が付く。それでも大して気にせず、進み続けた。
    列車の時刻は決まっているというのに、なんだか気が急いたネジキは近道をしようとする。迂回していく道路をそれて雪の積もった林の中へ入り、駅の方向へまっすぐ突っ切るコースをとった。
    雪が深くて道らしい道もないが、人間の管理の手がしっかりと入り、季節を問わず普段からフィールドワークに来る事もあれば近所の人が散歩している事もある。決して油断はしていなかったが、そこまで危険な場所とも思っていなかった。
    その日、少し風が強かったものの、朝から晴れていて天気についても心配はいらないと考えていた。
    だが、それなりに気を付けていたことがかえって裏目に出る。滑ったり吹き溜まりを踏み抜いたりしないようにと足元をずっと見ていたネジキは、陽光の反射する雪に少し視界がおかしくなった。 6793