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    の子

    kimitsu_bll

    PROGRESSれおなぎオメガバシリーズの三話目です。
    四話、レオと子供が和解
    五話、プロポーズ(ハピエン)
    と続きます。
    ↓このシリーズです
    玲王そっくりな凪の子供はバスケに夢中らしい
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19833472

    支部にあげる際、いろいろ修正すると思います。
    玲王そっくりな凪の子供はバスケに夢中らしい(3)あの一件以来、レオは頻繁にうちに遊びに来るようになっていて、正直、困っている。
    「やだーーー!レオくんかえって!!!」
    「何を!?一応お前に血を分けた人間だぞ!お前の半分は俺で出来てるんだぞ!!」
    「きらいーーーせいちゃんもこないでっていってたもん!」
    「嘘つけ!!凪はそんなこと……そんなこと言わないよな、凪」
    俺はそれには答えず、エプロンで手を拭いて黙って夕食の支度を続ける。どうせ泣かされるのだからレイも構わなきゃいいのに、レオの正面まで駆けていって、イーダ!と歯を剥き出している。
     

     
    レオが初めて我が家を訪れたあの日、家を飛び出したもののすぐに追いつかれてしまった俺たちは、3人で駅前のファミレスに入った。人目があれば、お互い(主にレオが)感情的になったり暴走したりしないだろうという魂胆だった。レイがずっとしくしく泣いているものだから、周りの人がこっそり声をかけてくれたり、店員さんに「何かあれば合図してください。通報します」とメモを寄越してくれたりした。そのくらい、はたから見て異常な雰囲気だったんだと思う。
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    C.K🍀

    TRAINING23.2.21
    『くっつかないにっかぺSS』
    12才の風佳ちゃん視点。
    私の考える12歳のフーちゃんは…憧れの女性はせりかさんで、せりかさんが『お父さんお母さん』呼びをしてたと聞いて、パパママ呼びをやめた経緯。
    面倒見がいい優しい女の子。ケンジにより大らかに育てられているので、寛容な世界観を持っている…そんなイメージで書きました。

    24.5.28
    下げてた過去作を修正&再掲です
    初恋はジャスミンの香り春休みに日本に帰った時、お父さんの実家で古いアルバムを見つけた。
    それはお父さんと叔母さんの子供時代のアルバムで、季節ごとの色んな思い出がまんべんなくストックされていた。
    私は分厚い中身をひとしきり吟味して、その中から気に入った写真を一枚こっそり抜き取った。
    もちろん、お父さんにもお母さんにも、あんちゃんにもナイショで。

    私のお父さんは宇宙飛行士だ。
    六太さんみたいにまだ月へは行っていないけれど、人類史上初(!)の小惑星探査の旅を成功させた。
    五歳の私は月へ行けなくなったお父さんを責めたけど、今はお父さんの成し遂げた功績とお父さんの所属したスウェッツのメンバーを、心から誇りに思っている。
    フレディもバディも、優しくて楽しいから大好きなんだ。みんなで集まるとバーベキューとか始まっちゃうこの国の風土が私は好き。たまに帰る日本より、お父さんが夢のために奮闘して、お母さんがあんちゃんを産んだこの国が好き。
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