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    ましま

    はまち

    DONEましまさんリクエストありがとうございました!!化英は書いた事なかったので、一から設定練ってちゃんとストーリーを考えはじめたら短編では収まらなくなりそうだったので、ストーリー無視で思いついた端から勢いで書いた日常会話中心になってます。
    こんな日々を送っている二人っていいよね!という感じの軽い気持ちで読んで頂ければと!思います!
    楽しんで頂ければ幸いです!!
    先生をひとりじめまつのせんせい、と後ろから飛んできた生徒の声に、反射で振り返る。けれど視界の先に声の主の姿は見えなくて、首を捻りながらきょろきょろと視線を彷徨わせた。

    「ここの問題について教えてほしいんですけど…」

    「あぁ、いいよ、ちょっと見せて」

    通り過ぎた教室の中から見知った声が聞こえてきて、あぁ、そっちの方の『松野先生』だったのかと合点がいく。一人できょろきょろしていたのがなんだかちょっと気恥ずかしくなった。

    昼休みの始まりを告げるチャイムが鳴る。テスト期間も無事終わって、久しぶりに一緒に昼飯食えそうかな、なんて思っていた所だったので、なんとなく数歩戻って教室を覗く。わいわいと騒ぐ生徒達から少し離れた所で、一松とひとりの女子生徒が立ち話をしている様子だった。
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