りゅ。
723
PROGRESSフォガパン←赤リュ。最初はリュパン多め。紅い雪幻。
フォガに愛を告げられたけどまだ応えていないパンが事故で千年前の世界に飛ばされて死にかけてた所を赤リュに救われるパンの話。そのうちR18。
また長くなるかもしれないです‥短めにしようとしたけど無理ぽ(^^)
紅い雪幻1「ここ‥どこだよ‥」
――見渡す限りの雪景色。
パンドロは周りを見渡して何も見当たらずにただ広がる真っ白な銀世界に思わず呆然と絶望に塗れた声を漏らしていた。
曇った暗い空には星も見えず、強い風によって斜めに降り注ぐ大粒の雪がパンドロに容赦なく襲い掛かる。
ソラネルで過ごしている普段着のまま、あまりにも薄着で突然雪の世界に放り出されたパンドロは剥き出しになった腕を擦りながら取り敢えずこの吹雪を凌げる場所がないか探さなければ命に関わると思い、沈み込む足を懸命に動かして雪の中を震えながら歩き出した。
けれども歩いても歩いても景色が変わることも無く同じ様な景色の広がるその光景にパンドロは危機感を募らせながらもこんな所で死ぬわけにはいかないと懸命に降り積もる雪の中、歩を進めた。
4286――見渡す限りの雪景色。
パンドロは周りを見渡して何も見当たらずにただ広がる真っ白な銀世界に思わず呆然と絶望に塗れた声を漏らしていた。
曇った暗い空には星も見えず、強い風によって斜めに降り注ぐ大粒の雪がパンドロに容赦なく襲い掛かる。
ソラネルで過ごしている普段着のまま、あまりにも薄着で突然雪の世界に放り出されたパンドロは剥き出しになった腕を擦りながら取り敢えずこの吹雪を凌げる場所がないか探さなければ命に関わると思い、沈み込む足を懸命に動かして雪の中を震えながら歩き出した。
けれども歩いても歩いても景色が変わることも無く同じ様な景色の広がるその光景にパンドロは危機感を募らせながらもこんな所で死ぬわけにはいかないと懸命に降り積もる雪の中、歩を進めた。
杉原美依久
DOODLE包こりゅ。前回以上に日付を過ぎたけども!!!!!!やっぱり短いのはどうにも中途半端になりがち。慣れもあると思うので書いたらぽいっとします。短いのをぽいっとするのには丁度いいのかな。貯まったら支部にも投げるかも。
前半小竜君。後半大包平視点。
11月22日(いい夫婦の日) 包こりゅ11月22日世間一般では語呂合わせで「いい夫婦の日」ともいわれているらしい。
大般若が発した一言で、長船部屋で他愛の無い雑談がはじまる。
「へえ、そんな日があるのか」
「だから今日、婚姻届けを出す人たちも多いらしいな」
「あるじも、いつかだすならそのひがいいっていってたのだぞ」
「面白い事を考えるものだね」
夫婦、という形。
「何か、変わるのかな」
「人にとっては変わるだろうけどなあ」
「だよねぇ」
人のような家庭というものも自分たちには関係が無い。無いのだから夫婦という形にも大きな意味は無いように思える。
それでも共にある事を選んだ、と言う一つの区切りではあるのだろう。だから少しだけ、羨ましさもある。
「いいなぁ…」
972大般若が発した一言で、長船部屋で他愛の無い雑談がはじまる。
「へえ、そんな日があるのか」
「だから今日、婚姻届けを出す人たちも多いらしいな」
「あるじも、いつかだすならそのひがいいっていってたのだぞ」
「面白い事を考えるものだね」
夫婦、という形。
「何か、変わるのかな」
「人にとっては変わるだろうけどなあ」
「だよねぇ」
人のような家庭というものも自分たちには関係が無い。無いのだから夫婦という形にも大きな意味は無いように思える。
それでも共にある事を選んだ、と言う一つの区切りではあるのだろう。だから少しだけ、羨ましさもある。
「いいなぁ…」