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    リク@マイペース

    MAIKINGテキストアップロードテスト投稿
    ※前に画像として載せたものです。

    来た来た来た来た!!お話も載っけること出来る機能とか……良いぞ良いぞ!!
    無事正式に機能追加しますように……!お願いします……!

    はろいん用のお話もそろそろ仕上がり……そうで……す(多分……)
    遅くても10月中には入稿したい……
    1017
    小話1
    勇者とエマ(ほんのうっっっっすらですが主→シル)
    成人の儀式を終えて。

    成人の儀式、か……。あの景色はとても綺麗で凄かったのは確かだ。確かだけど……わざわざ登らなくてもいいんじゃないかい? 麓で神の岩に向かって祈りを捧げる、でもいいんじゃないかい?


    「って思うけど、このしきたりずっと続くんだろうなぁ……」


    イレブンは隣を歩くエマに気づかれないよう小さく溜息を吐く。視界に入る無邪気な笑顔で走り回る子供達に「あの子達もあの岩に複数……最悪一人で登るんだよなぁ……頑張れ〜」とエールを送る。その時は自分も見送る側か……と思った時、エマがイレブンへと声を掛けてきた。


    「ねぇ。頂上からの景色、とっても綺麗だったね」
    「うん」
    「イレブンは……また見たいって、思ったりする」
    「そうだね……」


    立ち止まり振り返る。視線の先にある巨大な大岩の遥か頂をじっと見つめ、少年……いや青年は口を開いた。


    「一緒に見たいって思う人が出来たら……また見たいかもしれない」
    「……そっか」


    どうしてそう思ったかは、イレブン自身もよくわかっていなかった。でも言わずにはいられなかった。
    もし 2928