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    アンジュ

    ゆめの

    PROGRESSフェリクスオンリー合わせのフェリアン小説です。

    テーマは「アンジュに告白して振られたフェリクスと振ってしまったアンジュのその後」です。
    フェリクスの、そしてふたりの行方をお楽しみ(?)ください。

    ネタは主催のまるのさまに提供していただきました。お忙しい中、ありがとうございます😌
    ※ゲーム内よりもフェリクス様が女々しいので、ご注意ください
    ※後日微修正する可能性があります
    天使が振り向いたその日「フェリクス、私たちはこれ以上仲を深めてはいけないと思うの。ごめんなさい」

    女王試験が始まり50日目。
    自分たちの仲はすっかり深まり、そしてそれはこれからも変わらない。
    そう信じて想いを告げた矢先にアンジュから向けられた言葉。それをフェリクスは信じられない想いで聴いていた。

    「なぜ……」

    なんとか声を振り絞りそれだけを聞くが、目の前のアンジュは悲しそうな顔をする。

    「言えない。でも、私たちは結ばれてはいけないと思うの」
    「そう、わかったよ。君の気持ちは」

    何とかそれだけを伝えてフェリクスは森の湖から離れることにする。
    なんとか歩を進めるものの、本当は今すぐにでもうずくまりたい。だけど、それは美しくない。そう思い、自分を奮い立たせて館へと向かう。
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    みどりた//ウラリタ

    DONEノア×アンジュ ギャグ寄り

    アンジュが僕に誕生日プレゼントをくれるらしい。でも僕はアンジュにあげてないから僕もアンジュにあげたいな。
    レイナの誘いでオウルにバスフレグランスを作りに行ったノア。しかしそれがオウルで睡眠の質を向上させる〝闇のサクリア入り〟と人気になって、果てには民衆が暴徒化して緊急要請???
    一方その頃アンジュはアノマロカリス談義に花を咲かせているのである。
    ノアアン Good Night, And Have A Nice Dream.◆悪夢


     最初はそれがなんだかわからなかった。
     僕の前に現れて消えていく人たち。その顔は何かを考えるように遠い目をしていたり、別れ難そうに手を握ろうとしてそっと手を戻したり、中には涙を流す人もいた。話しかけてくれているみたいだけど何も聞こえない。
     僕は一歩も動かないで立ったまま、次々人が現れるんだ。公園で見たことのある子供や王立研究院の人たち、そして最後にはみんなが。
    「ノア」
     唇がそう動いている気がする。
     なんなのかわからないのにこっちも同じような顔になっている気がした。守護聖のみんなは僕に遠慮なく肩に触れ、ユエなんて抱きしめてきた。実感はないのに暑苦しい。でもそれもなんだか悪くないなんて思ってしまって、ユエの服の裾を握った。相変わらず実感はない。
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