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    イオ

    ichiri_72

    MOURNING35ヒバ(+15ヒバ)×25ツナのパラレルヒバツナ…
    の、頭と結末だけ書き上げて真ん中穴抜けのトンデモないやつ発掘してしまった…ので供養…?
    でも、ざっくりプロットのようなものあったからもしかしたら続き書けるかもしれないし書けないかもしれない…。
    15000字くらい書いてて、このまま破棄するの普通に勿体ないお化け出てくる。
    1週間の短い休暇その日、何の前触れもなくそれは起きた。暖かな春の陽気に誘われ、万年筆とサイン済みの書類などを片手にうたた寝をしていた沢田綱吉は突然、栗色の眼をパチリと開いた。数秒前の眠たげな様子と打って変わって、臨戦態勢を取った沢田は、懐の武器を手に取り、座り心地のよい椅子を蹴飛ばして、そこから一気に距離をとった。
    一連の動きは全て反射的なものだったが、さすがはドン・ボンゴレの超直感である。
    直後、ぼふん、と実に間抜けな音と、白い煙が室内に立ち込めた。
    珍しく平和だった、昼下がりのボンゴレ本部。その片隅の小部屋で突如発生した煙は、その音の間抜けさに反してとんでもない災厄の訪れを告げた。
    正しくは、『まだ断定はできないが、沢田の直感がこいつはきっと、とんでもないことが起こるだろうと告げている』状態である。直感というよりはむしろ、経験に基づいた瞬間的判断と言った方が良いかもしれない。
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    com_8Ta_

    DONE※成立if
    ※同棲済み

    リクエストから頂いた『同棲済の旗主で旗野くんの手料理は良いんだけど、量が少なく裏でこっそりカップ麺を食べていて、それを恥ずかしくて言えないお兄さん』のお話です。
    お兄さんがあんまり恥ずかしがってなくて申し訳ないですが、ほのぼのは書いていて楽しかったです。
    リクエストありがとうございました!
    【旗主】質も量も愛情も欲しいのです.
    「此処の棚に置いてあったカップ麺のストック知りません?」
    「……知らないけど?」
    「そうですか」
    微塵の疑惑も持たず俺の返答に納得した旗野くんは、再びパントリーの中を漁りながら「まだ残ってると思ったんだけど」と独りごちた。
    一方、リビングのソファでまったりと寛いでいる態の俺の心臓はバックバクである。手元のスマフォ画面の可愛らしいお猫様の動画よりも、キッチンにいる旗野くんの言動が気になってしまって仕方ない。
    まさかこんなに早く気付かれるとは。昨日こっそり食べた分を直ぐに買い足せなかった俺の落ち度だ。
    俺の食の好みを把握している優秀な恋人は、新作や珍しいスープのカップ麺を見掛ける度に甲斐甲斐しく購入してくるワケだが、おかげで補充の為に同じものを手に入れるのに一苦労するのである。旗野くんにバレないうちに買い足すのなら一般的に入手しやすいものを食べればいい話なのは分かっている。俺もそう思う。だとしても、ヨーグルトトマトチゲラーメンは気になるだろ。手が伸びちゃうだろ。俺は悪くない。
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