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    ウェディン

    tontorotoror0

    DOODLEお題 ポリエチレン The dress 極真空手
    ルフィ視点です、The dressはドレスゲートのことですね。ネットに投稿されたあるウェディングドレスの色が青と黒に見える人と白と金に見える人にわかれ世界中で論争が起こったそうな。視覚異常者をバカにするなだの脳科学者を引っ張り出して意見させるだのそもそもドレスが似合わないだの…。やっぱりみんなそれぞれフィルターかけた世界で生きてんだな…
    眠らないでシンデレラ 家の中に入るなりエースはうずくまり床に頭をこすりつけた。

    「ゆめじゃなかった」
    「トトロ?」
    「トトロ見たことねえ」

     外からサボのごめんくださーいって声となにかを壊す音が聞こえる。
     胸ポケットには何が入ってたんだろう。
     おれはあくびしながら寝っ転がる、だって引っ越しったって元から荷物らしい荷物なんか持ってない。
     エースはため息をつきながら起き上がり、押し入れを開けて中のものを全部出しはじめた。
     ぼろぼろで埃っぽいタオルケットや服が狭い室内に散らばってく。

    「持ってくのか?」
    「いや捨てる」
    「だよな。くせえし」

     スマホをいじりながらサボとの内緒を思い出す。
     おれは窃盗、サボはドラッグ所持…と、無免許と、今暴行器物破損?罪状デパートだ。
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    nbsk_pk

    DOODLEおじ炎博、二人でウェディングケーキ(の一部)を食べる話。
    この炎博は結婚済みです。なお残りのケーキのほとんどは炎さんが食べたそうです。
    ノア休開催おめでとうございますイエアーーーーーー!!!!!「これ、どうやったらバレずに済むかなぁ」
     そびえたつ巨大なケーキの前を見上げながら、ドクターは呆然と呟いた。

    「何がバレるまずいんだ?」
    「ぎゃー! もう帰ってきちゃったの!?」
    「直帰すると伝えておいたはずだが」
     背から刀を下ろしもしないまま、長身のサルカズはじろりとドクターを見下ろした。その眼差しに射すくめられたドクターは何とか必死に逃げ道を探そうとしたが、そもそも背後の巨大ケーキを隠せていないので、最初からドクターの負けではあったのである。
    「言い訳は聞いてやる」
    「えーとね、はい、確認を怠った私のミスでございます……」
     かいつまんで説明すると、とある案件でドクターが少しだけ手を貸した相手が炎国内でもそこそこ名の知れた洋菓子チェーンを展開しており、是非ともお礼にと言われたしつこ、もとい熱心な申し出を断り切れなかったことに端を発する。会議の合間の雑談で結婚記念日が近いのだとぽろっともらしてしまったのも悪かった。ロドスに帰還してバタバタと溜まっていた業務を片付けながらすっかりそのことを忘れていたドクターの元に届いたのは巨大なウェディングケーキで、しかもよくある一部分だけが食べられるように出来ていて大部分が模型という代物ではなく、大小重ねられた三段ともがすべて当日中にお召し上がりくださいの立派なケーキであったものだから、さすがのドクターでさえも呆然と立ちすくんでいたというわけである。
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