ストリートミュージシャン
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DONEストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話 エピローグストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話 エピローグ忙しなく年月は経っていき、七年後のこと。仕事を終えたトキヤは上機嫌で駅前を歩いていた。いつもなら疲れている耳には煩わしいとすら思う駅前のデジタル広告の音楽だがそれが愛しい恋人の歌ならば話は別だ。その声を聞いたことでトキヤは早く帰りたい想いが疲れに勝り、早足で自宅へ向かった。
部屋の扉を開き寝室へ直行すると鞄を置いてそのままスーツとスラックスを脱ぎ、ネクタイを外すとハンガーへかける。部屋着へ着替えて靴下とワイシャツは洗濯かごに放り込み、コンタクトを外して眼鏡をかけると準備は完了、リビングのソファへ腰かけるとテレビの電源をつけて時間を確認したトキヤはふぅと安心して息を吐くとソファにもたれた。
数年前まではテレビはずっと部屋に生活感を出すためだけに置かれたインテリアだったが今は本来の役目を果たしている。
1726部屋の扉を開き寝室へ直行すると鞄を置いてそのままスーツとスラックスを脱ぎ、ネクタイを外すとハンガーへかける。部屋着へ着替えて靴下とワイシャツは洗濯かごに放り込み、コンタクトを外して眼鏡をかけると準備は完了、リビングのソファへ腰かけるとテレビの電源をつけて時間を確認したトキヤはふぅと安心して息を吐くとソファにもたれた。
数年前まではテレビはずっと部屋に生活感を出すためだけに置かれたインテリアだったが今は本来の役目を果たしている。
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DONEストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話5ストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話5年度末も近付いてきたがまだまだ寒い日は続き、今日に至っては雪が降っている。集客に天気に左右される部分があるのがストリートミュージシャンの厳しい部分でもあった。
真斗はリビングの窓から外をじっと見ていたが天気は一向に変わらない。せめて雪がやんでから路上に行こうと思っていたがそれを諦めて電子ピアノを背負うとCDや楽譜などを入れた鞄を持った。
トキヤと結ばれた日から二人の生活の中で変わったことといえば以前よりトキヤが真斗に引っ付いている時間が多くなったこと、一緒の布団で寝ようと誘われる日が多くなったこと、そしてキスをするようになったこと……気持ちは大きく変わったが毎日がガラリと変わることはなかった。
「真斗、行くんですか?」
10973真斗はリビングの窓から外をじっと見ていたが天気は一向に変わらない。せめて雪がやんでから路上に行こうと思っていたがそれを諦めて電子ピアノを背負うとCDや楽譜などを入れた鞄を持った。
トキヤと結ばれた日から二人の生活の中で変わったことといえば以前よりトキヤが真斗に引っ付いている時間が多くなったこと、一緒の布団で寝ようと誘われる日が多くなったこと、そしてキスをするようになったこと……気持ちは大きく変わったが毎日がガラリと変わることはなかった。
「真斗、行くんですか?」
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DONEストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話4ストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話4真斗……貴方は私のお星様。
離れていても私をいつも見守ってくれている。
愛しい愛しい、お星様。
年も明け、CDを完成させた真斗はそれを持って路上演奏に向かうようになった。馴染みの人だけでなく初めて真斗の歌を聴いた人が購入していく機会も多く、真斗はそのたびに嬉しいような照れ臭いような感覚で丁寧にお辞儀をした。トキヤが録画してくれた動画を編集して動画サイトにあげた効果もあり、真斗の知名度は少しずつ上がっていき、動画サイトをきっかけに真斗の音楽を聴きに来たという人もいるほどになっていた。
トキヤがいなければ自分はきっとここまでできなかった。それ以前に音楽すらできていなかっただろう。トキヤに少しでもお礼がしたい。そのために真斗は今まで以上に家事に曲作りにと力を入れた。
8929離れていても私をいつも見守ってくれている。
愛しい愛しい、お星様。
年も明け、CDを完成させた真斗はそれを持って路上演奏に向かうようになった。馴染みの人だけでなく初めて真斗の歌を聴いた人が購入していく機会も多く、真斗はそのたびに嬉しいような照れ臭いような感覚で丁寧にお辞儀をした。トキヤが録画してくれた動画を編集して動画サイトにあげた効果もあり、真斗の知名度は少しずつ上がっていき、動画サイトをきっかけに真斗の音楽を聴きに来たという人もいるほどになっていた。
トキヤがいなければ自分はきっとここまでできなかった。それ以前に音楽すらできていなかっただろう。トキヤに少しでもお礼がしたい。そのために真斗は今まで以上に家事に曲作りにと力を入れた。
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DONEストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話3ストリートミュージシャン聖川さんと会社員一ノ瀬さんの話3朝起きて朝食作り。仕事に行くトキヤを見送り洗濯や掃除を済ませると曲作りをし、夕方になる前に夕食の準備を終えると駅前へ行き歌う。人がまばらになった頃に帰宅してトキヤと一緒に夕飯を食べる。
トキヤと出会って二ヶ月経ち、そんな毎日にも慣れてきた真斗は心地よく日々を過ごしており、時間を共有するうちに距離が縮んできた二人の関係も少し変化していった。
夕食の席、煮魚を口に含み飲み込んだトキヤは微笑んで「今日の煮魚は特に美味しいです」と言った。テーブルの向かいに座る真斗は嬉しそうに照れ、そして笑って答える。
「ありがとう、トキヤ」
きっかけは二人が同じ家で暮らしてから一月した頃のトキヤの言葉だった。せっかくだから畏まらずに話しやすいようにしてほしいし、敬称もいらない。真斗がリラックスして過ごせる場所にしたい。そう言われながらも最初は遠慮していた真斗も徐々に言葉を崩し、今ではその言葉遣いも馴染んでいた。
9019トキヤと出会って二ヶ月経ち、そんな毎日にも慣れてきた真斗は心地よく日々を過ごしており、時間を共有するうちに距離が縮んできた二人の関係も少し変化していった。
夕食の席、煮魚を口に含み飲み込んだトキヤは微笑んで「今日の煮魚は特に美味しいです」と言った。テーブルの向かいに座る真斗は嬉しそうに照れ、そして笑って答える。
「ありがとう、トキヤ」
きっかけは二人が同じ家で暮らしてから一月した頃のトキヤの言葉だった。せっかくだから畏まらずに話しやすいようにしてほしいし、敬称もいらない。真斗がリラックスして過ごせる場所にしたい。そう言われながらも最初は遠慮していた真斗も徐々に言葉を崩し、今ではその言葉遣いも馴染んでいた。
七奈(龍如)
BLANKマジもんのラクガキ一番のジョブをストリートミュージシャンで貫いてきたけどそろそろ厳しい。というのもランクUPのステータス上昇は特定のものしか上がらないと昨日やっと気付いて(遅ェ)ストリートミュージシャンでは戦力を期待できないと認めざるを得ない…。
(・ω・`)最も優れてんのが勇者なんだなぁ。でも私はサンダルでウロウロする一番が好きなんだ。
七奈(龍如)
DOODLE私の中で一番のベストジョブがストリートミュージシャン技が攻撃とか回復とか補助とか色々長けているのと、何より一番が死ぬ=全滅だから最前線に置いとくのが恐いんで後ろの方でジャカジャカ歌わせてる。たまにカウンター。勇者もイイんだけどMPがすぐ無くなる、いつも思うけど余ってるMPを他の人に分ける技があればいいのになぁって思う。あと用心棒の使いどころがマジでわからない、衣装が格好イイことくらいか。
七奈(龍如)
TIREDマジもんのラクガキ♪「支えておくれよ」で思わずサポートしたくなる曲ってどんな曲だよ。ストリートミュージシャンの行動を観察してると楽しいと気付く(暇なの?)まず戦闘開始時にギターを一回ベローンてやって、そしてギターを頭の後ろに持ってってサンダル履きでウロウロしてるっていう…。おそらくあのメロディーもアドリブなんだろうなぁ。デビルは初めからネタだって分かってるだけにこっちはジワジワくるんだよなぁ。