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DONE2018/01/30 過去作投稿「少年の瞳」
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8話にて一緒に行動していた時のカグツチとレックスの話です。(2022/07/06)
少年の瞳昼とも夜ともつかぬ、雷鳴と嵐の音が響き渡る、業と死の大地。
モルスの断崖から落下しバラバラに引き裂かれたレックス一行は、遠い過去に滅びた未知の大地で束の間の休息を取っていた。
「レックス。休んでいるところ悪いけど、少しいいかしら?」
手頃な瓦礫に腰掛けてヒカリと話していたレックスの元に、カグツチが歩み寄っていく。話し込んでいたレックスは、掛けられた声の方へと顔を向けた。
「ん、何?カグツチ」
「私の武器の使い方、分かるかしら。軽く訓練をしておくべきじゃないかと思って……。急ぎたい時ではあるけど、こういう時だからこそ、ね」
ああ、とレックスが声を上げる。このような、あまり戦力が十分といえない状況だ。一人しかいないドライバーのレックスを手助けするため、カグツチは先程戦闘での協力を申し出たのだった。
4660モルスの断崖から落下しバラバラに引き裂かれたレックス一行は、遠い過去に滅びた未知の大地で束の間の休息を取っていた。
「レックス。休んでいるところ悪いけど、少しいいかしら?」
手頃な瓦礫に腰掛けてヒカリと話していたレックスの元に、カグツチが歩み寄っていく。話し込んでいたレックスは、掛けられた声の方へと顔を向けた。
「ん、何?カグツチ」
「私の武器の使い方、分かるかしら。軽く訓練をしておくべきじゃないかと思って……。急ぎたい時ではあるけど、こういう時だからこそ、ね」
ああ、とレックスが声を上げる。このような、あまり戦力が十分といえない状況だ。一人しかいないドライバーのレックスを手助けするため、カグツチは先程戦闘での協力を申し出たのだった。