Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    バカップル

    ユノスケ

    TRAINING好きと言って欲しいゲンの話

    ワンライ(という名の1時間半)そして一人称練習。
    かっこよく好きという千空は居ない。全体的に薄い。ただのバカップル風味。
    「はぁ〜」

    今日も今日とて地獄の地道ドイヒー作業中。俺は深い溜息を零した。
    もちろんこの尋常じゃない単純作業の応酬に対してもそうなのだが、どちらかと言えばもう一つの悩みに関してだ。

    「言葉が欲しい…」

    千空ちゃんとお付き合いを始めてからそれなりに月日が経った。
    俺自身は早い段階から自分の気持ちに気づいていたからコントロールはしていたと思うけど、千空ちゃんから同じ想いを伝えられた時にはついに都合のいい幻覚を見るようになったのかと自分の精神状態を心配したほどだ。
    しかし、どうやらそれは真実らしかった。それは幸せなことではあるんだけど。
    隣でしかめっ面をしながらロードマップを書いている千空ちゃんを少し睨んでみる。俺の視線に気づいたのか、千空ちゃんの強い瞳がこちらを向く。

    「なんだ」

    言って欲しい。

    「好きって言って欲しい」

    そう、千空ちゃんに言われたことがないのだ。好きだと。

    「いきなり何言ってんだテメーは」

    千空ちゃんは思いっきり怪訝そうな顔をして、それだけ言って視線をロードマップへと戻す。わかってたけど、ジーマーでどうでもよさそうだね。

    「千空ちゃん、俺と一応 2277

    kimikoSunohara

    DONE【千ゲン】千空ちゃんとタコパしたらゴイスー楽しかったよっていうただの惚気話だけど需要ある?

    復興後、ナチュラルに結婚した千ゲンがイチャコラしながらみんなでわいわいタコパする幸せいっぱいの話です。千ゲンがひたすらバカップルしてます。
    ※ちょっとだけクロルリ描写あります。
    これは世界が復興して、俺と千空ちゃんが籍を入れたばかりのいわゆる新婚ほやほやの時期の頃の話なんだけどね。
    千空ちゃんは、なんだかよくわからないゴイスーな科学賞を受賞したの。

    俺は千空ちゃんのパートナーだったので、千空ちゃんが受賞した賞の記念式典とかセレモニーとか祝賀会とかとにかく色んな式典やパーティーに連れ回される羽目になった。

    確かに千空ちゃんがすごい賞をとったのは嬉しい。
    千空ちゃんが一生懸命、研究に勤しんでいるのは俺も知ってたし。
    でも、いくら千空ちゃんのパートナーだからって、堅苦しい式典にばかり列席させられると、俺もだんだんストレスが溜まる。
    これが俺のための式典だったなら退屈しない。
    俺は観客に好きなだけマジックを披露すればいいだけなのだから。
    だけど千空ちゃんのための式典に、世間一般的な言葉で言う千空ちゃんの奥さんっていう立場で式典に参列するのは正直ちょっとつまらない。
    飛び交うのは、どこもかしこも俺のわからない科学の専門用語ばかりだし、俺は千空ちゃんの評判をさげる訳にもいかないから、ずっとにこにこと愛想笑いをして、千空ちゃんの傍らに立っていないといけない。そう、こうい 7724

    せしる

    MOURNINGなんか勢いだけで書き始めたにょた新ちゃん冒頭部分。
    ウチのにょた新ちゃんは新と書いて『さら』ちゃんと読ませようかな?とかどうでもいい設定だけは考えたりしたのです。
    しかも何だかシリアスちっくに始まりましたけれど……望んでいるのはバカップル!なわけでおかしいなぁ?
    てか、もしかしてにょた新ちゃんである理由がない?
    とあるビルの屋上。綺麗な月が夜空に浮かぶ景色がとても美しい。
    そこにたたずむ一つの影。その影は月に手を翳し
    「また、ハズレ……か」
    そうつぶやき腕を下げて肩を落とすとふーっと大きくため息を落としぼんやりと眼下に広がる街の灯りを眺めた。
    もうこの場所には用はない。だからすぐにこの場を離れればいいのにまるでそこに縫い止められたかのように動かなくなった足。
    少しだけ困ったような表情を浮かべながら別に急ぐ必要はないともう少しその場にとどまることにしたのは探偵である工藤新その人だった。

    少し前まで『キッドキラー』と呼ばれキッドの現場によく呼び出されていた。
    キッドの考えることの先を読むことが楽しくて暗号も時間を忘れさせてくれるほどワクワクするものばかりで声がかかれば現場の捜査にも顔を出している。
    何度もギリギリまでキッドを追いつめたしキッドの犯行後はこうして対峙していたというのに最近では新の読みをあざ笑うかのように屋上での対峙の時は訪れない。
    けれど新は自分の読みは間違っていないと姿を現さなくなった今でも信じ続けている。きっとキッドがさらにその先を読んで自分との対峙を避けているのだろうと。
    1217