夕方から夜に変わる頃、太一と莇が学校から帰宅してリビングに向かうと、リビングのソファで臣がアルバムを広げていた。
「ただいまー。臣クン、何してるんスか？」
「ああ、太一と莇か。おかえり。写真をアルバムに入れてたら、今までのアルバム見つけて…。」
「見返してたのか？」
「あはは、そういうこと。つい懐かしんじゃって。」
テーブルには何冊ものアルバムがあった。太一と莇もソファに座り、それぞれ気になったアルバムを手に取る。
「かなり増えたッスね。…あ！これ、この前6人で撮った写真だ！」
「こっちは、昨年の地方公演の時だな。懐かしい。」
今までの公演や季節ごとの思い出を懐かしみながら見ていると、莇がふとしたことに気づく。

【パスクエレヴナント編感想文】（ﾀｯﾌﾟで全文表示）



いきなり超最高美麗画質レヴナントがドアップで見れて興奮しちゃいました、初っ端から最高

待ってレヴナント初めから会話する気無さすぎて笑っちゃった　お前そう言う奴だよな

ここは私の家ではない、私には家はない
って答えるレヴナント、彼にとって自分の家はすでに存在しないあのトレーラーのあの場所なのだろうなと考えてしまって泣きそうになりました
カレブ時代がどうだったかはわかりませんが少なからず思い入れのある物とかも置いていたと思うんですよね、気付いた頃には全てが終わっていて存在していなくて、彼にとっての帰る場所があの場所だとしたら今現在根城にしている場所がイコール家になることは無い
これは私の性癖ですが「正気を取り戻した時にはずっと守りたいと思っていた物が全て失われていた」という展開が、言葉にできない強い心の揺さぶりを受けて魅入られてしまいます（アクマゲームの長久手さんとか※ニッチなキャラ紹介）

【マツオさんが来る！】「エクボ～今度のＡＶの企画何？」
　エクボの大量の蔵書が詰まっている本棚から霊幻は過去のエクボの脚本を取り出していた。小説と違って脚本は読み物として読むにはあまり面白いものとは言えないところがあるが、それでもエクボのものは一味違う。ＡＶ作品でありながらエンタメ作品としての要素が詰まっている。霊幻は素直に面白いと過去の作品の感想を述べる。
「ああ…それがな…俺様持ち込み企画じゃなくてな、とあるプロモーターさんからの依頼作品なんだが…」
　エクボの視線は何も打ち込まれていないワードパッドに向かっている。いや、書かれてはいたがそこには延々と『ああああああああああああああああああああああああああああああ』という文字が連なっていた。とりあえず喘ぎ声だけでも書こうとしているのかもしれないが、どう見てもホラー作品の出だしである。