前提:院長になったかどうかくらいで富永が死んでる
FGOは記憶あやふや。時系列不明。ぐだとマシュだけでレイシフト

　診療所に残された富永の遺品整理をしていたK。物置で見つけた金のゴブレット(聖杯)の光に富永を見出し、もう一度会いたいと願う→出会いの再現が始まる。吹雪のT村の特異点が作られる。
　呼ばれた富永(まだその辺でふわふわしてた魂、一話の姿、記憶あり、死んだ自覚あり)と、特異点に入り込んだから役を割り当てられたマシュとぐだ(岡元さんと、もうひとりの刑事さんの役)。例によってカルデアとの通信は途絶える。

　ぐだ(もうひとりの刑事役)はうろついてK(一話の姿)と会う。Kは金のゴブレットを見つけたことは覚えているが、それが原因ともそれでどうなるかもよくわかっていない。時折、ぐだには黒いモヤのように見える、Kにはちゃんと人に見える村人に会い、立ち話をしながら状況を把握していく。

フジメロ小話まとめ・かりそめのパ・ド・ドゥ


「あら、フレーダーセンさん。ごきげんよう｣
すまし顔の同級生に声を掛けられ、小柄な少女が立ち止まる。
彼女達よりも頭ひとつ分低いところにあるアイスグリーンの髪が、サラリと少女の背中で揺れた。
癖のついたロングヘアを恥じらうように軽く手で抑え、少女は微笑む。

「あら、ごきげんよう。皆様方｣
陶器でできたように滑らかな頬に、ほんの少しだけ朱色を乗せて微笑むメロ・フレーダーセンは、文句の付けようが無い美少女だ。
その背後には従順なアーティロイドのフジが、彼女の通学鞄を抱え静かに俯いている。
彼もまた美青年然とした美しい鼻筋に、高級光ファイバー製の前髪の影を落とし、主人であるメロの指示を待って佇んでいる。

　広々とした売場に所狭しと敷き詰められた極彩色。その中を縫うように歩いていくフジの後を追いながら、連れだとは思いつつちょっとばかり居心地の悪さを感じてしまう。
　「今年は好きな水着で一緒に海やプールに遊びに行きたいな！」とはしゃぐフジを伴って彼女の水着を買いに来た。一緒に選んで欲しいと上目遣いでお願いされたことを思い出すと、女性水着売場での居心地の悪さも我慢できるというものだ。
　小一時間見て回るうちにふと『よく考えると他の男性にもフジの水着を見られるんだよな……露出多めのフジは一人に出来ないぞ！？　ナンパとか言語道断』などと思い当たり、フジが「これ、どうかな？　似合うかな？」と伺ってくる水着の布面積ばかり気になって仕方がない。

酷い頭痛で帰宅してぐったり気味のトレーナーさんにびっくりしちゃうﾌｼﾞﾁｬﾝ
鎮痛薬を飲ませてとりま寝かせるけどトレーナーさんは目の奥まで痛くてしんどすぎて口数も少ないからﾌｼﾞﾁｬﾝは心配MAX
「静かにしているから手を握っててもいいかな？」
「ううん、それよりこっちがいい」

＼おふとんぽんぽん／

数分後にはベッドの中でﾌｼﾞﾁｬﾝにそっとハグされてうつらうつらするトレーナーさん爆誕
辛い時には温もりで安心するのだ！たまにはトレーナーさんも甘えるのだ！

寝室のベッドのシーツを交換して「新品のシーツはふわふわだなあ」とつい子供みたいに大の字になったりしてゴロンゴロンしてたフジ
するとトレーナーさんがタイミングよく入ってきてその光景を見られて真っ赤になっちゃうのアリだと思います
なおトレーナーさんもそのあと「おー　ふわふわだな」って一緒に堪能してくれます
ゴロンゴロン

ちっちゃなこともふたりで喜んだり楽しんだりして毎日仲良く健やかに過ごしてほしい
それがマーベラス☆

「お外は雨だからおうちデートしようか♪」と小首を傾げてｻﾌﾟﾗｲｽﾞ提案するﾌｼﾞﾁｬﾝ　おう！と乗るトレーナーさん
まずは円盤(=劇場)でじっくり観劇。
そのあと喫茶店(=キッチン)に入ってまったり休憩がてら観劇の感想おしゃべりに花を咲かせる🌺
語りつくしたらゲーセンならぬ一緒にできる家庭用ゲームで遊んで笑ってｷｬｯｷｬｯ
夕方になったら一緒にお料理を作ってﾓｸﾞﾓｸﾞ　おなかいっぱいでﾆｯｺﾘ
「楽しかったね！」
外は☂でもおうちの中は☀

ルームウェアじゃなくてカジュアルな服装にちゃんと着替えて雰囲気から楽しむのです
終日イチャイチャして過ごす推しカプは健康によいよい　ﾌｳｯﾌｰ

「こんにちはトレーナーさん！来て早々なんだけど写真を撮らせてくれるかな」

　トレーナー室に入るなり目の前でウマホを掲げ小首を傾げて問いかける姿のフジと対面する羽目になった俺がいる。

「ちょっと状況が飲み込めないんだけど、何で？　広報とかそういう何かに使うの？」
「家族や恋人同士がフォトフレームに写真を入れて交換しあう風習があります、っていうからね。これは撮影会をやらないわけにはいかないよ！」
「フジ、主語をどっかで落っことしてきてるよ……頼むから拾ってきて説明して……」
　　

※恋人の日の風習と聞いて勢いでここまで書いた　続きはない(˘ω˘ [＿＿]ｽﾔｧ…
　同棲してからはトレーナーさんが帰宅して玄関を開けると得意気に尻尾を振るﾌｼﾞﾁｬﾝが待ち構えています　ﾆｺﾆｺ

定番の黄金ダシ。「俺のために、毎日味噌汁を作って欲しい」
唐突にそんなことを言われて、思わずフリーズしたのは仕方のないことだと思う。

俺とデイビットは、ナチュラルに同棲している。キスは朝に一回と夜に二回。たまに手を出し、出されてと、べたべたずるずると引き伸ばした様なセックスフレンド。
ルームシェアとは違う。ここの家賃を払っているのは俺だ。とはいえ別にヒモでも無い、相手に金がない訳では無い。二人で住むには僅かに狭いアパートで、壁の薄さを少しだけ気にしながら暮らしていた。

「…はぁ？今からは…」
味噌汁、ミソスープ。日本食。ミソという調味料を使用したスープのことか。今から作れってことか？と驚いたし、ましてや今、器に注いでいるのはコーンスープだが。