ブラッド
taidanokiwami
SPOILER【ピジョブラ初見プレイ実況メモ】世界一読む価値の無いメモ②
ピジョンブラッドに出会えて良かった
ピジョブラ感想攻略対象全員クズで誰も攻略したくねえと噂のピジョブラやります
2023 9/23
・開始と共に李京っぽい人の声がする…?
・優しい李京の声がすると思ったらやっぱり李京役の人だった
・攻略対象4人でドライブしてんの!?攻め達みんな仲良しなの?良いことですね
・車内で音楽聞けないのは寂しいもんな
・ボブゲにおける主人公の兄は大体人生の主軸が弟で大体既に死んでる
・突然の心臓発作…本当か?怪しい…攻略対象の4人のうちの誰かが兄の死に関わってるんじゃない!?(特にそういう事実は無かった)
・高貴なお家では人が死ぬことをお隠れになるって言うの?勉強になった
・この立ち絵も無き友人 喋り方が独特で気になる
・この執事犯人じゃね?
102702023 9/23
・開始と共に李京っぽい人の声がする…?
・優しい李京の声がすると思ったらやっぱり李京役の人だった
・攻略対象4人でドライブしてんの!?攻め達みんな仲良しなの?良いことですね
・車内で音楽聞けないのは寂しいもんな
・ボブゲにおける主人公の兄は大体人生の主軸が弟で大体既に死んでる
・突然の心臓発作…本当か?怪しい…攻略対象の4人のうちの誰かが兄の死に関わってるんじゃない!?(特にそういう事実は無かった)
・高貴なお家では人が死ぬことをお隠れになるって言うの?勉強になった
・この立ち絵も無き友人 喋り方が独特で気になる
・この執事犯人じゃね?
葵そら
DONEタワマンオーナーのブラッドリーと貧乏OLネロ♀のクリスマスあらずじ
タワマンパーティーで出会ったブラッドリーとネロ。初対面で襲われそうになって拒んだネロが近くにあったルームランプを壊してしまい弁償するためにブラッドリーの元でバイトするという話。
これ(https://poipiku.com/3192399/9510262.html)の続きです。 2830
icizer0
DONEまほしめ開催おめでとうございます!12/24の23時ごろまで、ネップリ(ファミマかローソン)よろしければ
ブラネロ2種、ブラッドリー・ネロ単体の4枚あります。
id:92E5U8WLU7
すすき
DOODLE【ブラカイ/フォ学】マンスリー12月お題「秘密の場所」
ブラッドリーに誕生日のプレゼントをあげようと秘密の場所に連れて行くカインの話。
ボイスがあまりにもブラカイでこれは書かねばと思ったけど、あまりにも強すぎて全然ボイスに関係ない話しか書けなかった…………
公式がつよすぎる
探していた後ろ姿をようやく見つけて、カインはほっと息を吐いた。周りを確認してから、そっと名前を呼ぶ。ボリュームを絞ったつもりだったが、ブラッドリーと呼びかけた声は案外廊下に響いた。少し焦って、振り向いた見慣れた顔に足早に駆け寄る。
「ブラッドリー、今、大丈夫か?」
ちょっとだけでいいんだと付け足して、少しどきどきしながら答えを待つ。今日はブラッドリーの誕生日だ。人気者の彼のことだから、きっとたくさん予定が詰まっているんだろう。
カインも先約が取れればよかったのだが、打ち合わせがあって時間が作れるか微妙だったのだ。明日にでもと思っていたら、打ち合わせが予定よりずっと早く終わって、それでこうして探しに来たのだが。
1591「ブラッドリー、今、大丈夫か?」
ちょっとだけでいいんだと付け足して、少しどきどきしながら答えを待つ。今日はブラッドリーの誕生日だ。人気者の彼のことだから、きっとたくさん予定が詰まっているんだろう。
カインも先約が取れればよかったのだが、打ち合わせがあって時間が作れるか微妙だったのだ。明日にでもと思っていたら、打ち合わせが予定よりずっと早く終わって、それでこうして探しに来たのだが。
すすき
DOODLE【ミスブラ/海賊】誕生日のブラッドリーに賭けを持ちかけるミスラの話。
ボイスが良かったのでそれで書こうとしたら何故か海賊になったし、ボイスの台詞ちょろっと言うだけになってしまった。
私が以前出した海賊パロ本の設定を引き継いでいるのですが、ミスラがブラッドリーに耳飾りをプレゼントしたことだけ把握しといてもらえれば大丈夫です✌️
今日の宴はずいぶん豪勢だな、と手元のジョッキを見つめた。ミスラにはよくわからないことだが、船員が言うには、この酒はめったにお目にかかれない上物らしい。一気に飲み干す。まずくはないがやっぱりよくわからなかった。空になったジョッキに気づいた船員が機嫌良さそうにおかわりを注いでくる。浮かれた調子の歌は、どこかで聞いたことがあった。
「それ、何の歌ですか」
「そりゃあ、キャプテンの誕生日を祝う歌さ! こんなめでてえ日、歌わずにはいられないだろ!」
ミスラも歌えよと返事も聞かずに肩を組まれ、かと思えばワンフレーズだけで満足して去っていく。スキップするような足取りは、何も今の船員だけじゃなかった。船中が浮かれ、笑い、祝いの声であふれている。
1238「それ、何の歌ですか」
「そりゃあ、キャプテンの誕生日を祝う歌さ! こんなめでてえ日、歌わずにはいられないだろ!」
ミスラも歌えよと返事も聞かずに肩を組まれ、かと思えばワンフレーズだけで満足して去っていく。スキップするような足取りは、何も今の船員だけじゃなかった。船中が浮かれ、笑い、祝いの声であふれている。
すすき
DOODLE【ネロブラ/フォ学】ブラッドリー誕前日の話。
ネロは誕生日ど真ん中じゃなくて前日か翌日よなと思って書いた。
日付変わる瞬間に自分の部屋にブラッドリーがいるかもしれないことにめちゃくちゃ動揺するネロがいる。
ネロブラか……???みたいな出来になったけど私の中ではネロブラなのでネロブラです。
誕生日の翌日にはちゃんとネロブラ夜のプロレスしてくれると思う
ずっと同じところをぐるぐるとしているような気がしている。いや、気がしてるんじゃなく、実際そうなんだろう。ずっと同じことばかりを考えて先に進めない。ネロの持つシャーペンの先はずっと、問題文の傍線のとなりを彷徨っていた。
〝問二 傍線部が示すものは何か、簡潔に答えなさい。〟
答えは大体、近くにある。まずはそこから探してみること。真面目な声が脳裏に浮かんで消える。解法はわかっているのにどうしても探せなかった。滑らかに進んでいくはずの長針の音が聞こえたような気がして、ちらりと壁掛け時計を見上げた。もうあと一時間もしないうちに日付が変わる。秒針が進んでいくのを見守っていられずに、再び問題集に目を落とした。
傍線をなぞりきる前に、シャー芯がぽきりと折れた。
1394〝問二 傍線部が示すものは何か、簡潔に答えなさい。〟
答えは大体、近くにある。まずはそこから探してみること。真面目な声が脳裏に浮かんで消える。解法はわかっているのにどうしても探せなかった。滑らかに進んでいくはずの長針の音が聞こえたような気がして、ちらりと壁掛け時計を見上げた。もうあと一時間もしないうちに日付が変わる。秒針が進んでいくのを見守っていられずに、再び問題集に目を落とした。
傍線をなぞりきる前に、シャー芯がぽきりと折れた。
nabi
DONE「我らがボスに祝福を!」にて展示したブラ晶♀(+くらい)漫画です『オペラハウスのロージェにて』
ブラッドリーのBDカードからの連想妄想です
目が利くボスは良いものを晶ちゃんに沢山教えてくれそう 3
すすき
DOODLE【ミスブラ/魔法舎】依頼で西に来たブラッドリーが西の魔女に誘われて、それを目撃したミスラが「俺のものです」って奪ってくし何ならマーキングもしちゃう系の話
グラスを置いたタイミングを見計らうように、真っ赤に塗られた爪が一瞬だけ手首に触れた。
「ねえ。あたくしの宝を奪うつもりはおありかしら?」
花のような香水のにおいを纏った女が爪と同じ色の唇を小さく開く。バーの騒めきにかき消されそうな声がブラッドリーの名を呼んだ。ちらりと視線を向ければ女の魔力が歓喜に揺らぐ。まさに西らしい魔女だった。欲望と好奇心に塗れた赤い瞳が、じっとりとブラッドリーを見つめている。どこぞの賢者の魔法使いを思い起こさせた。
女のやり口は悪くない。余計な言葉を飾り立てない冷静さと、黙ったままブラッドリーの言葉を待っていられる自信を持っている。常ならば遊んでやっても構わないが、今日はここに賢者も来ている。慣れぬ雰囲気に表情を硬くして依頼人の元へと向かった背中を思い返すと頷いてやる気にはならなかった。
1575「ねえ。あたくしの宝を奪うつもりはおありかしら?」
花のような香水のにおいを纏った女が爪と同じ色の唇を小さく開く。バーの騒めきにかき消されそうな声がブラッドリーの名を呼んだ。ちらりと視線を向ければ女の魔力が歓喜に揺らぐ。まさに西らしい魔女だった。欲望と好奇心に塗れた赤い瞳が、じっとりとブラッドリーを見つめている。どこぞの賢者の魔法使いを思い起こさせた。
女のやり口は悪くない。余計な言葉を飾り立てない冷静さと、黙ったままブラッドリーの言葉を待っていられる自信を持っている。常ならば遊んでやっても構わないが、今日はここに賢者も来ている。慣れぬ雰囲気に表情を硬くして依頼人の元へと向かった背中を思い返すと頷いてやる気にはならなかった。
すすき
CAN’T MAKE【オエブラ/魔法舎】途中まで西のアレコレでオーエンのドーテーを食べることにしたブラッドリーの話なんですけど、あまりにも難しいので誰か続きを書いてほしいな!という気持ちを込めて上げときます。
フリー素材だから誰か続きをお願いします!!
やはり西の依頼など受けるべきじゃなかったのだ。体の熱さに呻きながら、吐息を吐き出す。西と相性が悪いのはブラッドリーとて百も承知だったが、それでもそこらへんの魔法使いや魔物に負けるとは思えなかった。だから受けた。夜な夜な歌声が聞こえる建物の様子を見てくる、という簡単な内容の割には、恩赦も褒美も中々のものだったからだ。腹がはちきれる量のフライドチキンを思い浮かべて、食欲が刺激された事で更に強く纏わりつくようになった魔力に顔を顰める。
見た目はただの民家。一歩中に入れば、そこは西の精霊がすべての理を支配する空間だった。強い酩酊と催淫の魔法が纏わりついて離れない。
魔力だけなら当然ブラッドリーの方が強い。だが、理性を失う寸前まで酔わされ、何もかも忘れてしまいそうなほど欲を煽られれば魔法を使うことも難しい。西の精霊が騒いでいるのが心底鬱陶しかった。だけど、それさえも気を抜けば一瞬で意識の外に追いやられる。伝う汗さえ肌を焼いて、どうにかなるのも時間の問題だった。魔法を使えるタイムリミットは近い。
967見た目はただの民家。一歩中に入れば、そこは西の精霊がすべての理を支配する空間だった。強い酩酊と催淫の魔法が纏わりついて離れない。
魔力だけなら当然ブラッドリーの方が強い。だが、理性を失う寸前まで酔わされ、何もかも忘れてしまいそうなほど欲を煽られれば魔法を使うことも難しい。西の精霊が騒いでいるのが心底鬱陶しかった。だけど、それさえも気を抜けば一瞬で意識の外に追いやられる。伝う汗さえ肌を焼いて、どうにかなるのも時間の問題だった。魔法を使えるタイムリミットは近い。
すすき
DOODLE【ミスブラ/海賊】自分だけ頭なでなでされなくて不満なミスラちゃんと、ミスラだけに渡すものがあるから頭は撫でないブラッドリーの話
前に書いた話の設定のつもりだけどやっぱりただのいちゃいちゃになった。
最後の力尽きた感がすごい
よくやった、と手下の髪を乱してやると、嬉しそうに歓声を上げて張り切って宴の準備に駆けていった。いつもするわけではないが、今日は特別だ。今日の敵船は中々上物の宝をたんまりため込んでいたし、美食家でも連れていたのか食糧庫の中も豪勢だった。ブラッドリー好みの酒も手に入った。ここ最近で一番の収穫と言っていい。船中が浮かれていた。寄港地も近付いているため、今日の宴は大いに盛り上がるだろう。
すれ違う手下がこんなに仕留めたと自慢してきたので同じように髪を撫でてやる。弾む足取りで去っていく手下を見送り、ちらりと背後に目を遣った。
「で? てめえはどこが気に入らねえんだ?」
ミスラと呼びかけると、緑の瞳がゆっくり瞬いた。いつもと同じような顔をして、そのくせ殺気が隠しきれていない。こんなに浮かれていなければ誰も近づいては来なかっただろう。何せ、宝を運び込んでからずっとブラッドリーの傍を離れないのだ。気に入らないと無言で主張しながら。
1219すれ違う手下がこんなに仕留めたと自慢してきたので同じように髪を撫でてやる。弾む足取りで去っていく手下を見送り、ちらりと背後に目を遣った。
「で? てめえはどこが気に入らねえんだ?」
ミスラと呼びかけると、緑の瞳がゆっくり瞬いた。いつもと同じような顔をして、そのくせ殺気が隠しきれていない。こんなに浮かれていなければ誰も近づいては来なかっただろう。何せ、宝を運び込んでからずっとブラッドリーの傍を離れないのだ。気に入らないと無言で主張しながら。
すすき
DOODLE【ブラカイ/パラロ】ボスの口説き方とは🤔と考えてたら何故かぽやんぽやんのカインくんが出来ました。何故?
ブラッドリーのこと大好きなのに全く自覚してないカインと自覚させようとするボスの話
たぶんボスはいっぱい駆け引きとかするし押してダメなら引いてみろとかも使うことあると思うけど、その時にもカインのこと寂しがらせずにキスするかもって時にしないとかそういう方面だろうなって考えた気がする
熱い指先が頬を撫でて、すべるように動いて項に触れる。ワインレッドの瞳が静かにカインを見つめて、ほんの少し近づいた。項を捕らえた手に力が入って引き寄せられる。あ、と思った時には瞼を閉じていた。唇に吐息が触れる——前に、鼻をつままれて目を開く。
あんなに近付いていた距離があっという間に離れて、そこにいるのはいつも通りのブラッドリーだった。
「キスしないのか?」
「あ?」
「えっ?」
ブラッドリーが驚いたように目を丸くするが、たぶんカインの方がもっとびっくりしていた。口元に手をやっても飛び出た言葉が目に見えることはない。耳には入っていたけれど。
「俺、今なんて言ったんだ?」
本当に無意識だった。あ、しないのか、と思ったら言葉がぽろっと飛び出していた。自分でも気づかないうちに泥酔していたのかとも思ったが、テーブルに置かれたボトルの中身はまだ少し残っている。ブラッドリーが連れてきてくれたバルだけあって食事がおいしくて、そっちに夢中になっていてほとんど酒は飲んでいなかった。さすがにこの量でべろべろになるほど弱くはない。
1468あんなに近付いていた距離があっという間に離れて、そこにいるのはいつも通りのブラッドリーだった。
「キスしないのか?」
「あ?」
「えっ?」
ブラッドリーが驚いたように目を丸くするが、たぶんカインの方がもっとびっくりしていた。口元に手をやっても飛び出た言葉が目に見えることはない。耳には入っていたけれど。
「俺、今なんて言ったんだ?」
本当に無意識だった。あ、しないのか、と思ったら言葉がぽろっと飛び出していた。自分でも気づかないうちに泥酔していたのかとも思ったが、テーブルに置かれたボトルの中身はまだ少し残っている。ブラッドリーが連れてきてくれたバルだけあって食事がおいしくて、そっちに夢中になっていてほとんど酒は飲んでいなかった。さすがにこの量でべろべろになるほど弱くはない。
すすき
DOODLE【オエブラ/魔法舎】どむさぶどむのブラッドリーを魔法で屈服させてさぶみたい扱うオーエンの話。
初めてのオーエン視点がこれなの、私無茶しすぎじゃない???
DomだとかSubだとかは、オーエンにとってはどうでもいいことだった。呪文を唱えれば皆勝手に跪く。ただそれだけのこと。
——そう、今みたいに。
足元で膝をつく白と黒の髪の隙間から、ロゼの瞳が覗いていた。部屋の主の為のソファに腰かけて見下ろすのはとても気分が良い。にっこりと笑ってやるだけで殺気が強くなる。それでもブラッドリーは立ち上がれない。オーエンが魔法をかけているからだ。ブラッドリーでは対抗できないのだ。そう考えるとますます気分が良くなった。
「ふふ。ちゃんとできて偉いね。《[[rb:Good boy > いい子]]》」
「っ……てめえ」
ぎりぎりとブラッドリーが歯を噛みしめる音まで聞こえてきそうだった。決して動けはしないのに、一度も殺気が緩まない。
1536——そう、今みたいに。
足元で膝をつく白と黒の髪の隙間から、ロゼの瞳が覗いていた。部屋の主の為のソファに腰かけて見下ろすのはとても気分が良い。にっこりと笑ってやるだけで殺気が強くなる。それでもブラッドリーは立ち上がれない。オーエンが魔法をかけているからだ。ブラッドリーでは対抗できないのだ。そう考えるとますます気分が良くなった。
「ふふ。ちゃんとできて偉いね。《[[rb:Good boy > いい子]]》」
「っ……てめえ」
ぎりぎりとブラッドリーが歯を噛みしめる音まで聞こえてきそうだった。決して動けはしないのに、一度も殺気が緩まない。
すすき
DOODLE【ブラカイ/フォ学】ハジメテの時にブラッドリーをガンガン振り回すカインの話。
フォ学のブラカイは、ブラッドリーがいい男完全体になってなくてカインに振り回されてて欲しいという願望が出てしまった
思わず笑いが零れてしまった。少しだけ首を竦めると、おい、と不機嫌そうな声が落とされる。
「今の状況、わかってんのか?」
「わかってる。さすがにそこまで鈍くないぞ」
ブラッドリー、と目の前の男の名前を呼ぶと、大きな傷跡が残る鼻筋に皺が寄る。少し身じろぐと耳の下でシーツがこすれる音がした。
誰もいない恋人の家で、二人でベッドに乗っていて、耳元にキスされる。その意味がわからないほど子供じゃない。だけど、不意に感じたくすぐったさを我慢するのは案外難しかった。息が吹きかかった程度で笑いが零れるほど弱いつもりじゃなかったんだけどなと耳を撫でる。以前テンションが上がったラスティカに抱き着かれた時は全く気にならなかったのに。
1410「今の状況、わかってんのか?」
「わかってる。さすがにそこまで鈍くないぞ」
ブラッドリー、と目の前の男の名前を呼ぶと、大きな傷跡が残る鼻筋に皺が寄る。少し身じろぐと耳の下でシーツがこすれる音がした。
誰もいない恋人の家で、二人でベッドに乗っていて、耳元にキスされる。その意味がわからないほど子供じゃない。だけど、不意に感じたくすぐったさを我慢するのは案外難しかった。息が吹きかかった程度で笑いが零れるほど弱いつもりじゃなかったんだけどなと耳を撫でる。以前テンションが上がったラスティカに抱き着かれた時は全く気にならなかったのに。
すすき
DONE【ミスブラ/海賊】ブ受マンスリー11月お題「日誌」
航海日誌を書いてるブラッドリーを真似するけど結局飽きてブラッドリーにちょっかいかけるミスラの話。
以前書いた話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19613426)と同じ設定で書いたつもりですが、ただのイチャイチャ両思いミスブラになってしまった
ペンが踊るように紙の上を走っている。よくそんなに書くことがあるなとミスラは思うが、ずいぶん大切な物らしい。航海日誌と言ったか。船に乗るものは全員書くものらしい。ミスラはブラッドリーがこうして書いているのを見るまで知らなかったが。そう告げるとブラッドリーは目を細めて、それはそうだろうなと言うだけだった。その時を思い出して少しむかっとする。
放置されていたペンを一つ手に取り、そこらへんに置かれた紙を引き寄せた。航海していた時間はミスラの方が長いのだ。日誌を書くのならブラッドリーより上手く書けるに決まっている。
ブラッドリーはちらりとこっちを見たが何も言わなかったので使ってもいいだろう。だめだと言われたところで聞く気はなかったが。
1332放置されていたペンを一つ手に取り、そこらへんに置かれた紙を引き寄せた。航海していた時間はミスラの方が長いのだ。日誌を書くのならブラッドリーより上手く書けるに決まっている。
ブラッドリーはちらりとこっちを見たが何も言わなかったので使ってもいいだろう。だめだと言われたところで聞く気はなかったが。
すすき
DOODLE【ミスブラ/魔法舎】ブラッドリーが口では言えないことミスラにされたとしたらどんなのかな〜と考えて、多分めちゃくちゃ平和で優しくて可愛らしいことの方が嫌がりそうな気がする🤔となり書いたもの。
ミスラがブラッドリーにちゅっちゅする話(ネタバレ)
随分と腑抜けたものだなと思う。ブラッドリーではなく、傍に突っ立ったまま黙り込む男の話だ。木陰で昼寝を決め込んでいることに腹を立てているのかとも考えたが、それにしては魔力の揺らぎもない。自分は厄災の傷で眠れもしないというのに。以前北にいた頃なら問答無用で魔道具を取り出していただろう。
遠くに南の兄弟の気配を感じる。響いてくる笑い声は中央の子供のものだろうか。やけに平和で生温い。けだもののような男がでくの坊になるくらいには。
ブラッドリーにちょっかいを掛ける気がないのならどこかに行けばいいものを、男——ミスラは寝そべるブラッドリーの横に立ったまま動こうとはしなかった。何を考えているのかわからない。さすがに無視するのも限界があった。渋々目を開く。明るい日差しを背に、燃えるような赤髪がそよ風に揺れている。こちらを覗き込む顔は嫌になる程のどかだった。
1728遠くに南の兄弟の気配を感じる。響いてくる笑い声は中央の子供のものだろうか。やけに平和で生温い。けだもののような男がでくの坊になるくらいには。
ブラッドリーにちょっかいを掛ける気がないのならどこかに行けばいいものを、男——ミスラは寝そべるブラッドリーの横に立ったまま動こうとはしなかった。何を考えているのかわからない。さすがに無視するのも限界があった。渋々目を開く。明るい日差しを背に、燃えるような赤髪がそよ風に揺れている。こちらを覗き込む顔は嫌になる程のどかだった。
すすき
DOODLE【ブラカイ/パラロ】ブラッドリーが口では言えないことするなら話、ちゃんとしたブラカイ編。
ちゃんと付き合ってるブラカイ。
口では言えないこと、としか言われてないのに無意識のリアクションで自分が本当にしてほしいことバレちゃうのかわいいねという話
「だったら、してやろうか?」
口には出せないようなこと、と妙に甘ったるい声が言う。台詞だけ聞けば良い男の口説き文句だが、表情はどう見たってカインをからかっている時のものだったからため息しか出なかった。そもそも、ここは署内の仮眠室なのだ。
「そういう話じゃないだろ」
「そういう話だっただろうが」
「飲み会の話がか?」
あのメニューはおいしかっただとか、あの酒の銘柄はなんだろうだとか、同僚に最近恋人ができたらしいだとかそんな話しかしていない。そういえば、付き合うことになった時に特別な仕草をしてもらったらしいが秘密なのだと言っていたとは話したか。それが幸せそうで、いいなと思ったとも。
「そういう意味じゃないことくらい、わかってるだろ」
1213口には出せないようなこと、と妙に甘ったるい声が言う。台詞だけ聞けば良い男の口説き文句だが、表情はどう見たってカインをからかっている時のものだったからため息しか出なかった。そもそも、ここは署内の仮眠室なのだ。
「そういう話じゃないだろ」
「そういう話だっただろうが」
「飲み会の話がか?」
あのメニューはおいしかっただとか、あの酒の銘柄はなんだろうだとか、同僚に最近恋人ができたらしいだとかそんな話しかしていない。そういえば、付き合うことになった時に特別な仕草をしてもらったらしいが秘密なのだと言っていたとは話したか。それが幸せそうで、いいなと思ったとも。
「そういう意味じゃないことくらい、わかってるだろ」
すすき
DOODLE【ブラカイ?/パラロ】ネロ視点ブラッドリーが口では言えないことするならどんな事かな〜と考えてたら、何故かネロがされることになってしまったしブラカイはまだ始まってなかった。
ブラッドリーとネロは全くカプではないです。
めちゃくちゃ治安が悪い事柄に想像がいかなくて可愛い感じの想像になってしまうカインが書きたかったんです本当なんです
腹の虫が収まらないというのはこういうことかとネロはため息を吐いた。あの男に腹を立てた数などとっくの昔に両手を超えているが、今回のこれは特にひどい。うまく制御ができないままデスクに腰を下ろすと、椅子が悲鳴のような音を立てた。
どうしても直らない眉間の皺を指先で揉んで、どうにか表情を取り繕う。さっきから感じていた心配そうな視線を無視してしまえるほど、正気は失っていなかった。
「悪いな、仕事の邪魔して」
カイン、と同僚の名前を呼んで顔を上げる。予想よりも数倍心配が色濃い表情に思わず苦笑してしまった。ネロが認識していたよりもずっと荒れていたらしい。もう一度、悪かったと口にすれば気にしないでくれと首を振られた。
2450どうしても直らない眉間の皺を指先で揉んで、どうにか表情を取り繕う。さっきから感じていた心配そうな視線を無視してしまえるほど、正気は失っていなかった。
「悪いな、仕事の邪魔して」
カイン、と同僚の名前を呼んで顔を上げる。予想よりも数倍心配が色濃い表情に思わず苦笑してしまった。ネロが認識していたよりもずっと荒れていたらしい。もう一度、悪かったと口にすれば気にしないでくれと首を振られた。
mazetamagohan
DONEブラッドリーオンリー展示作品です!怪我をしたブラッドリーと晶が北の国の山小屋で一晩過ごすブラ晶♀です。
※全くそういう内容ではないですが肌色多めのシーンがあります 7179
cuffblessu1213
DONE12/10我らがボスに祝福を!開催おめでとうございます。こちら展示作品です!ブラ晶♀(全年齢)。元の世界へ帰れることになった晶ちゃんが葛藤しながら居場所について答えを出すお話。長編。ハピエンです。 16219
すすき
DOODLE4周年イベストの、口では言えないことした/されたオエブラを書きました。はっきりとした描写はないけど触手っぽいやつにぬめぬめされてるブラッドリーがいるのでワンクッション。R15くらい
がんばったんだけど本当に全然わかんなくなっちゃって……書きたいとこだけ書いてて……正解がわかんないまま書いてて……何でも許せる方向けです…… 4063
Ppeco0
MAIKING人形ちゃんとマリア様のメイド服&執事服イラスト。---2023/11/22更新---
妄想絵を一枚追加しました。この衣装だったらやっぱり手ハートしてもらうしかないなってことで☺️
この二人がお給仕してくれるなら一文無しになるまで通い詰めるだろうな、と思っていたので、お札の絵文字に思わず笑ってしまいました。さては同士がいらっしゃる…🤝 2
60_chu
DONE11/23の賢マナで出す予定のものです。前にアップした「The day before dispersal」を含めて一冊にして出します。前回のブラッドリー、ネロの視点に続き、石になった魔法使い達から語っていく話です。あと、架空の植物が出てくるので前回の話を読んでからの方がわかりやすいかも。The day before dispersal 3 俺たちは一つの群れだった。それも天敵に食われないように群れて大きく見せるようなちっぽけな魚ではなく、一匹一匹が獰猛で屈強で狡猾な狼の群れだった。俺たちは生きるために集ったのではなかった。一人の魔法使いに畏怖し屈服し心酔したから、孤独という北の魔法使いの矜持を捨てて一つの群れになった。何百年と生きてきて自分より若い魔法使いに従うことになるとは想像もしなかったが、そんなことさえ些末に思えるほど我らがボスは頭目としての才気に満ち溢れていた。俺たちはボスが向く方向に頭を揃え、ボスが合図すればいくらだって箒を飛ばせた。服従という麻酔の中で俺たちは痛みを忘れながら走り続けていた。
その麻酔が切れたのはあいつが来てからだった。
7880その麻酔が切れたのはあいつが来てからだった。
60_chu
DONE11/23の賢マナで出す予定のものです。前にアップした「The day before dispersal」を含めて一冊にして出します。前回のブラッドリー視点に続き、ネロ、石になった魔法使い達、賢者の視点から語っていく話です。加筆修正はたぶんめっちゃする。あと、架空の植物が出てくるので前回の話を読んでからの方がわかりやすいかも。The day before dispersal 2 オーロラ色の小さな欠片は飲みこむ前に口の中でひとりでに融けていった。ブラッドが撃ち落としたもう一人のマナ石はおそらく吹雪に埋もれてしまった。短い春が来るまで雪の下で眠ることになるだろう。それか誰かに掘り起こされて食われるかだ。
ブラッドが、とどめを刺した魔法使いの荷物を確認している間に俺は白樺の樹でテントを作ることにした。ここまで吹雪が激しいなら帰ることは難しい。追跡するうちに風に流された影響もあってか位置も掴みづらい。
「《アドノディス・オムニス》」
幹が太くて頑丈そうな一本の白樺に狙いを定めて呪文を唱える。落ちたのが白樺の林でよかった。白樺は一晩中、魔法で雪を掃うわけにもいかないような夜に雪から身を守るためのテントになってくれる。選んだ樹の周囲に生えていた樹々が、めりめりと轟音を立ててしなりながら円錐形になるように中心の樹に絡みついていく。吹雪がやまない夜は時折この音がどこかから聞こえてくる。北の国の魔法使いは葉の代わりに雪を茂らせた白樺の中に籠ってどこにも行けない夜を遣り過ごす。
6383ブラッドが、とどめを刺した魔法使いの荷物を確認している間に俺は白樺の樹でテントを作ることにした。ここまで吹雪が激しいなら帰ることは難しい。追跡するうちに風に流された影響もあってか位置も掴みづらい。
「《アドノディス・オムニス》」
幹が太くて頑丈そうな一本の白樺に狙いを定めて呪文を唱える。落ちたのが白樺の林でよかった。白樺は一晩中、魔法で雪を掃うわけにもいかないような夜に雪から身を守るためのテントになってくれる。選んだ樹の周囲に生えていた樹々が、めりめりと轟音を立ててしなりながら円錐形になるように中心の樹に絡みついていく。吹雪がやまない夜は時折この音がどこかから聞こえてくる。北の国の魔法使いは葉の代わりに雪を茂らせた白樺の中に籠ってどこにも行けない夜を遣り過ごす。
z_ecicicicicici
DOODLEごつさぶうさみみキスブラブラッドがサブスタンスの所為でうさ耳尻尾が生えた上に心までウサギになっちゃった!
ブラッドうさぎは大好きなキースのそばを離れたがらないぞ!
キースはブラッドの恥ずかしいネタを手に入れたと喜んだが、後日自分も伝染してウサギ化してしまい、自分の方がより激しくブラッドに好き好き大好きアタックをしていたのだった。
葵そら
DONEタワマンオーナーのブラッドリーと貧乏OLネロ♀の現パロ。遅くなったけどハロウィンの話です。同僚の誘いでタワマンパーティーに行くことになったネロがセレブのブラッドリーと出会いなんだかんだあって借金返すためにブラッドリーの元でバイトするという話。
続きものみたいだけど1話は存在しません。そのうち書きたいと思います。
ハッピーハロウィン♪
現パロ。女体化。 3882
月🌙
DONE黒白風味ハロウィン 後編⚠注意
・こないだ出したものの後編です。前編読んでないと内容がわからない不親切設計です…お手数ですが前編読了後の閲覧をおすすめします。
・ぶらっどないとまーけっとパロ 13177
リゲル
DOODLEブラネロ短文 怒ったネロとネロのことがとても好きなブラッドリーさんの話全年齢いちゃいちゃです
無題お怒りになさった、このおっかなさを見よ。
決まっている。険しい目つきになって、鋭いジト目でこっちを思いっきり睨んでくる。小さな口からは想像し難い怒鳴り声が発され、ただしそこに怒りの詳細は含まれていなくて、困っちまう。耳がキンキンする割には、どうも言葉が足りないが、その薄い唇は本当に悔しそうにわななくし、この場では兎にも角にも俺様が悪いことになっているので、さっさと降参した方が身のためた。
しかし、適当な相槌と流し流されるような言葉で結ぶと、結局は包丁が投げられてくる。本当におっかないもんだ。そもそもどうして怒らせてしまったっけ。どうしてこんなにも悔しそうで悲しそうな顔をさせてしまったんだっけ。いつもおぼろけになっていて、ぽかんと、さっさと気の利く言葉がつっかえて出てこない。スマートとは程遠い。本調子など見当たらず。どうしたもんか。
856決まっている。険しい目つきになって、鋭いジト目でこっちを思いっきり睨んでくる。小さな口からは想像し難い怒鳴り声が発され、ただしそこに怒りの詳細は含まれていなくて、困っちまう。耳がキンキンする割には、どうも言葉が足りないが、その薄い唇は本当に悔しそうにわななくし、この場では兎にも角にも俺様が悪いことになっているので、さっさと降参した方が身のためた。
しかし、適当な相槌と流し流されるような言葉で結ぶと、結局は包丁が投げられてくる。本当におっかないもんだ。そもそもどうして怒らせてしまったっけ。どうしてこんなにも悔しそうで悲しそうな顔をさせてしまったんだっけ。いつもおぼろけになっていて、ぽかんと、さっさと気の利く言葉がつっかえて出てこない。スマートとは程遠い。本調子など見当たらず。どうしたもんか。