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    ベース

    masu_oekaki8810

    DONE前回の「君と暮らせたら」の続きというかんじです。
    komeo さんの2/24のツイートをベースに、恋愛感情無しから始まる同棲師弟を書いてみるぞ…!と。

    花粉で目がシパシパでボンヤリするので推敲はあきらめました。

    年齢操作2538
    シゲは相変わらずツボミちゃんが好き。
    左右は曖昧にしてますが筆者はややモブ霊寄り。
    師弟がキスします!

    タイトルはGRAPEVINE。
    ふれていたい 師匠と一緒に暮らすようになって半年ほど過ぎ、ようやく師匠との距離感が自然になってきた。
     
     中学生の頃まではあんなに気軽にスキンシップしてくれてたのに、僕が高校に上がってからは「もう子供扱いでぺたぺた触られるとイヤだろ?」と急にやめてしまってから、師匠と僕はめったなことでは身体が触れ合うことがなくなっていた。
     もちろん、危険な除霊作業の時はフラついた師匠を支えたり肩を貸すこともあったけど、そのたびに「あれ、この人って、こんな小さかったっけ」と、自分との体格差が縮まっていくことに驚かされるほど、互いの身体を近づけることは少なくなってしまった。

     でも最近は、僕が歯を磨いてる後ろで洗濯機を使う師匠と背中が触れ合ったり、寝ぼけた眼で冷蔵庫の中身とにらめっこしてると「電気がもったいない」と頭を軽くチョップされたり、ソファに座ってスマホで動物の動画を観てたら、後ろから師匠が首を伸ばして無言で僕の肩に顎をのせて覗き見たりする。ちなみにその時に僕が観てたのは犬の動画じゃなくてカワウソだったので、「ふーん、かわいいな」の一言ですぐ立ち去ったけど。カワウソはそんな刺さらないですか?
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    rinka_chan_gg

    DONE2/22開催にゃんごフェスの展示品です。
    会社員の傑が子猫のさとるを拾って一緒に暮らし始める話。出会い編しか間に合いませんでしたすみません…。
    ※人型ベースに猫耳しっぽのビジュアルでお送りしております。
    ※さとるは幼いのでほとんど喋れません。
    ※ちょっぴり粗相をする描写があります。
    ※夏五です。要素はほぼないですが夏五です(大事なことなので)

    イベント開催おめでとうございました!!
    きみといっしょのほのぼのライフそれは、今にも雪が降り出しそうな冬空をした寒い日のことだった。
    営業の仕事の後、今日は直帰してもいいことになってまだ外が明るい内に家へ帰れることに浮き足立っていた時。
    いつも通りかかる公園の、あまり目立たない一部の植え込みの端っこに、「その子」は隠れるようにして蹲っていた。
    つやつやと光る真っ白い耳としっぽ、くりくりと丸い青色の瞳。「その子」はまだ幼い小さな子猫なのに、目を惹く美しさを持っていて。
    視線が重なったあの瞬間は、運命だったと言っても過言ではないだろう。



    ーーーーーー



    「ねこちゃん、ご飯だよ」
    近くのコンビニで買ったキャットフードを深皿に開ける。部屋の端でちょこん、と丸まった子猫は私の様子をじぃっと眺めていた。
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    sketchips

    PROGRESSアベレティ本の締切の関係でいったん除外したシーンを追加しています。これだけでも読めるかなーとは思いますが、前提として速報版がベースにありますので、できればそっちを読んでからがいいです。書いてます!諦めてないです!書いてます!
    宇宙でたったひとりだけ【追加シーン/ライタール】 いつの間に寝入っていたのか、翌朝、アベラルドはすっかり身支度を終えたいつもの様子のレティシアに起こされた。
    「もう、寝坊助ね」
    「申し訳ありません」
     起きたらゆうべの姫の一言にどうにか弁明を入れようとしていたのに、タイミングを失ってしまった。
    「あ! 姫、腕をニーナさんかマーキス様に診て頂かなければ」
    「大袈裟よ。必要ないわ」
     ライタールまではそう遠くない。姫に鎧を着せた後、ニーナとマーキスの見送りを受け、午前中に出立すれば、夕方に差し掛かる頃にはもう到着している。姫や皆の前で無様に倒れたのもこの街であったな、と嫌な思い出が蘇る。
     街の門をくぐると、高台である入り口から垣間見える港には、漁船から連絡船までが賑やかに並んでいる。戦争の機運が高まっていた頃に比べると、為政者であるレティシアやアベラルドとしては嬉しい光景だった。
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