ラハ
yakizakana_47
DOODLEドライブデート中に偶然高級車泥棒に出くわしてオープンカー同士でカーチェイスするホとヴァ〜さんを描きたいメモモブ敵がやばい!ヒーローに見つかった!!て焦るもよく考えりゃあいつらはいっそ車に乗ってる方が遅いだろ!車の馬力なら俺たちの方が上だ!振り切るぞ!て200キロだして公道を爆走し出したのでヴァ〜さんが助手席から飛び出そうとしてたら自分の方が早いと判断したホの方が飛び出しちゃう話
あとでヴァ〜さんにお前じゃなくて俺が行くのが適任だった 運転席から離れるのは危険だ!て怒られるけど「でも俺のほうが早いですし」て言われて事実なのでぐぬぬ…になるヴァ〜さんはかわいい 2
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DONEバウムクーヘンエンドからハピエン(?)幸真です。バウムクーヘン 真田が今日結婚した。
幸村よりも過ごした時間や付き合いの短い女と。少し照れながら「婚約者だ」と真田から紹介された頃から比べると、ずいぶんと幸村の気持ちも落ち着いてきたものだ。
鞄から友人代表スピーチの原稿を取り出して、破く。誇らしげな顔で目を潤ませて幸村のスピーチを聞く真田の様子を思い出しながら、小さくなった紙をゴミ箱に投げ入れていく。
卓上にあった「幸村 精市さま」と書かれた名札と裏に書かれたメッセージを取り出して、破く。新郎新婦からの手書きメッセージとのことだが、内容は読んでいない。きっと幸村にとってどうしようもないことが書かれているのだろうから。
披露宴のメニュー表を取り出して、破き捨てる。真田と彼女の好物が詰め合わせられた献立を思い出した。さっき食べたものがせりあがってくるのを感じてトイレに駆け込む。
2024幸村よりも過ごした時間や付き合いの短い女と。少し照れながら「婚約者だ」と真田から紹介された頃から比べると、ずいぶんと幸村の気持ちも落ち着いてきたものだ。
鞄から友人代表スピーチの原稿を取り出して、破く。誇らしげな顔で目を潤ませて幸村のスピーチを聞く真田の様子を思い出しながら、小さくなった紙をゴミ箱に投げ入れていく。
卓上にあった「幸村 精市さま」と書かれた名札と裏に書かれたメッセージを取り出して、破く。新郎新婦からの手書きメッセージとのことだが、内容は読んでいない。きっと幸村にとってどうしようもないことが書かれているのだろうから。
披露宴のメニュー表を取り出して、破き捨てる。真田と彼女の好物が詰め合わせられた献立を思い出した。さっき食べたものがせりあがってくるのを感じてトイレに駆け込む。
うつりぎ
DONEPASS : 数字英字🍄は5人で活動することが決定したあとに今の髪型にしたんじゃないか妄想。☕からは「似合わない前のほうがイケてた」ってねちねち言われててほしいし🦁からは「お前は簡単に体を張るな」って注意されてそう。
last_of_QED
DOODLEガラハイ🐺🦇【stand up!】お題「靴擦れ」で書きました。ハイドがストーカーに刺された過去を捏造しています(!?)のでご注意ください。
ガラさんとハイドには、互いの痛みを和らげてくれる、一歩を踏み出すきっかけになってくれる…そんな関係にあってほしいです。
【stand up】「ガラ、休憩だ」
背後から名を呼ばれ、狼男は足を止めた。気配が背中まで迫って来るや否や、声の主はウンザリだとばかり、息を吐く。
「休憩って……おれたち、さっきまでコーヒートークに居たんだよな?」
両名は確かに五分前まで馴染みの喫茶店で寛いでいた。ガラハッドとゾボを頼み、バリスタ、それから偶然居合わせたジョルジと街の噂や騒動について会話を交わし別れたばかりだ。にも関わらず再び休憩を所望するこの友人をガラは訝しんだ。傾き始めた陽のせいかハイドの表情は翳り、どこか居心地が悪そうに見えた。
「具合でも悪いのか?」
「……ああ、もう一歩も歩けそうにない。助けてくれ」
かつて、オークに集団で殴られようが、ストーカーに刺されようが、皮肉を吐いて飄々としていた男が今、明確に助けを求めている。数十年に及ぶ付き合いの中でも初めてのことで、ガラは咄嗟にスマートフォンに手を掛けた。「911」をコールしようとした時、その手を制止したのはあろうことかハイド自身だった。
1434背後から名を呼ばれ、狼男は足を止めた。気配が背中まで迫って来るや否や、声の主はウンザリだとばかり、息を吐く。
「休憩って……おれたち、さっきまでコーヒートークに居たんだよな?」
両名は確かに五分前まで馴染みの喫茶店で寛いでいた。ガラハッドとゾボを頼み、バリスタ、それから偶然居合わせたジョルジと街の噂や騒動について会話を交わし別れたばかりだ。にも関わらず再び休憩を所望するこの友人をガラは訝しんだ。傾き始めた陽のせいかハイドの表情は翳り、どこか居心地が悪そうに見えた。
「具合でも悪いのか?」
「……ああ、もう一歩も歩けそうにない。助けてくれ」
かつて、オークに集団で殴られようが、ストーカーに刺されようが、皮肉を吐いて飄々としていた男が今、明確に助けを求めている。数十年に及ぶ付き合いの中でも初めてのことで、ガラは咄嗟にスマートフォンに手を掛けた。「911」をコールしようとした時、その手を制止したのはあろうことかハイド自身だった。
last_of_QED
DOODLEガラハイ🐺🦇【眠らぬ街】雇用主時代、モデルを始めたばかりのハイドがLAでナンパに遭う話。気のいい奴ですがモブが出てきます(?)
Xにてupしたもの。記録用にこちらにも載せておきます✍️
【眠らぬ街】「こんばんは! 飲み会帰り?」
ロサンゼルス、ユニオンステーション。終電間際とあって構内は人でごった返している。ただでさえ煩わしく思える喧騒の中、無遠慮に顔を覗き込まれる不快感。視線だけ遣れば何者かが熱心に話し掛けてくる。ハイドの視界、その端に映ったのは一人の若い男だった。
「飲み足りないって顔してる。良かったらこの後一緒にどう?」
ナンパか、と吸血鬼は辟易する。と、同時に、この若造は人間で、だとすればせいぜい20代半ばだろうと静かに見定めた。永遠にも等しい寿命を持つヴァンパイア族からすれば、子か、下手をすれば孫の世代だ。男は器用に歩幅を合わせ、斜め後ろをついて来る。いつもであれば無視を決め込むところだが、若い彼の思考があまりに明け透けで、少しからかってやろうと吸血鬼は口角を上げた。
1551ロサンゼルス、ユニオンステーション。終電間際とあって構内は人でごった返している。ただでさえ煩わしく思える喧騒の中、無遠慮に顔を覗き込まれる不快感。視線だけ遣れば何者かが熱心に話し掛けてくる。ハイドの視界、その端に映ったのは一人の若い男だった。
「飲み足りないって顔してる。良かったらこの後一緒にどう?」
ナンパか、と吸血鬼は辟易する。と、同時に、この若造は人間で、だとすればせいぜい20代半ばだろうと静かに見定めた。永遠にも等しい寿命を持つヴァンパイア族からすれば、子か、下手をすれば孫の世代だ。男は器用に歩幅を合わせ、斜め後ろをついて来る。いつもであれば無視を決め込むところだが、若い彼の思考があまりに明け透けで、少しからかってやろうと吸血鬼は口角を上げた。
last_of_QED
DONEガラハイ🐺🦇【As you wish, Mr.Hyde.】バレンタインのお話🍫Xにてupしたもの。記録用にこちらにも載せておきます✍️
【As you wish, Mr.Hyde.】 今にも底の抜けそうな紙袋が二つ、どさりとフローリングに下ろされる。溢れんばかりの荷物、そして良く見知った来訪者を交互に見比べて人狼が尋ねた。
「なんだこれ」
「かわい子ちゃんたちからの贈り物だ。毎年この時期事務所に届く。……無碍にも出来ないからな、いくつかはこうして持ち帰るんだ」
「マジかよ……これ全部か……?」
愕然とする人狼を横目に、ハイドは手が痺れたと笑うだけだった。今日は二月十四日、いわゆるバレンタインデー。氏に言わせれば、これでも送られてきた段ボールの大半を事務所に置いてきたのだという。
「さすがは天下のハイド様だ……」
「まあ、悪い気はしない」
ソファに腰を下ろし、スリッパを蹴飛ばしてしまうと吸血鬼はくじ引きのように紙袋へと腕を突っ込んだ。無作為に取り出したファンレター。封を開き便箋を取り出すと、丁寧にしたためられた文字の列をなぞった。一通り目を通した後で再び腕が伸ばされる。次にハイドが掴み取ったのは厚みのある化粧箱だった。リボンを解けば、中には宝石にも見紛うチョコレートが敷き詰められていた。どれにしようかと迷う指先。気まぐれに選んだ一つを口の中に放り込んだ時、ガラがおもむろに通勤カバンを漁り始めた。
1853「なんだこれ」
「かわい子ちゃんたちからの贈り物だ。毎年この時期事務所に届く。……無碍にも出来ないからな、いくつかはこうして持ち帰るんだ」
「マジかよ……これ全部か……?」
愕然とする人狼を横目に、ハイドは手が痺れたと笑うだけだった。今日は二月十四日、いわゆるバレンタインデー。氏に言わせれば、これでも送られてきた段ボールの大半を事務所に置いてきたのだという。
「さすがは天下のハイド様だ……」
「まあ、悪い気はしない」
ソファに腰を下ろし、スリッパを蹴飛ばしてしまうと吸血鬼はくじ引きのように紙袋へと腕を突っ込んだ。無作為に取り出したファンレター。封を開き便箋を取り出すと、丁寧にしたためられた文字の列をなぞった。一通り目を通した後で再び腕が伸ばされる。次にハイドが掴み取ったのは厚みのある化粧箱だった。リボンを解けば、中には宝石にも見紛うチョコレートが敷き詰められていた。どれにしようかと迷う指先。気まぐれに選んだ一つを口の中に放り込んだ時、ガラがおもむろに通勤カバンを漁り始めた。
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PASTこちらは、2025年6月15日に発行のコピー本をお持ちの方限定で過去の再録描き下ろし部分を閲覧できるページになります。下記、クイズに正解できれば閲覧できますのでがんばって答えてね♡
クイズ!
本文4ページ目のおち○ち○の本数+武道は三途に何に弱いと言われたでしょうか?
解答例)1本くすぐり、2本頭、など 4
srrnpicall
DONEルイ颯⚠︎肌色もう一回良いの!?やったー!
年相応健全なお付き合いしてるルイ颯ちゃんに過保護気味ウィズダム面々が愛を持って突っかかってくる構図が大好物!特に宗雲なんて過保護マッマそのものなのでルーイからしたら…ねえ…(特大微笑
引きこもりルを連れ回してるの颯の方なのに宗雲からはうちの子をこんな頻繁に連れ回すとは何事だくらい言われちゃうのだけどルは俺が連れ回されてんだよ…でバチバチ颯あわわで可愛
suppai_lem0n
DONE※こちらは宗戴展示漫画です。ネップリ番号は【サークルのおしながき】をご覧ください!【宗戴】ちったい戴天の髪に思いをはせる宗雲の話
※現行イベント前に描きましたので2人の距離感、過去戴天の髪型が違います。
でも宗の想いは合ってたかもしれない…世界はそれを愛と呼ぶんだぜ… 7
nininn_ga_4
MEMOぼくロク 現行未通過❌CoC『Color×Ki11er』
➣ぼくロク継続(2025.03.20)
PC/PL
KPC:レーネ/コズミック
PC:オリガ・ヴィーデ/新酸菌
シナリオクリア 両生還
「もう!今度からはちゃんとみんなに相談して!!分かった!?」
ねくすと
SPOILER※獣人ガストロノミーのネタバレが山のように溢れています。また、これを書くにあたり様々なご都合展開があります。そして半生モノのCPとなっております。大変、大変ギリギリの綱渡りとなっております事を念頭に入れ、可能な限り寛大な心で見ていただけるとありがたいです。
最後に、こちらは二次or三次創作になります。実際のシナリオ、PCとは関係がありません、フィクションです。
パスワードは、うちわ(左)の文字 4483
hoyazon_2
DOODLEどうにも我慢できなくて描いちゃった四信。できあがる前の四は、絶対に酔った信に迫られてもチューしない。
どっかで🤮吐いてるから(笑)つきあってからは、平気でする。なんなら信が嫌がるくらいねちこくするといいな。
タンクトップ(当時はランニングって言った)もいいけど、パツパツのTシャツも捨てがたく……
英字数字
sei
DONE(多分男としては)意味わからん性癖の男(勇盗)それはそれとして、そうてんのトーガエロくないっすかね…
あと、DQ3の男キャラは女キャラと違って殆ど低露出だから、高露出に耐性ないと私が萌える。
それとは逆に女キャラ達は普段高露出だから、神秘のビキニとかの高露出服を全く恥じらわずにサラッと着こなしてたら私がもっと萌える。 2
ふぎちべ
DOODLE報告です!ポイピクのアカウントが変更になりますのであげておきます!
https://poipiku.com/11788063/
これからはこちらのアカウントでよろしくお願いいたします!
satori_rom
DONE鬼龍が五奇人♀にラッキースケベするSS。五奇人からは斎宮♀、夏目♀、零♀だけ出ます。
露骨なCP要素はありませんが紅宗前提で夏目と零は付き合っていることを知っている感じ。
女体化に合わせて姉さん呼びだったり夏目は小僧呼びのままだったり設定ごちゃ混ぜになっています。 4
aki
DONEカドぐだ♀双六アンソロに寄稿しようと思って書いた作品で、以前SNSに投稿した作品のぐだちゃん視点リメイク加筆修正版です。やっぱりアンソロには一から書き下ろそう!と新たに別作品を書いたためこちらは展示に回すことにしました。
たとえこれが夢だとしても! 透き通るような白い肌がしっとりと汗ばみ、火照っているのかほんのり赤く染まっている。
意識が朦朧として倒れそうになったところをその汗ばんだ腕に抱き止められた。肌の温度を直に感じる距離で、虚ろに視線を寄越した先には細身だが筋肉質で引き締まった腹と二つの黒子が見える。
カドック、こんなところに黒子があったんだ——。
そんな、夢を見た。
いや夢にしてはあまりにも生々しすぎる。黒子の位置なんて妄想だとしてもマニアックすぎるし、汗ばんだ肌が触れた感覚も支えてくれた腕の温かさも何故だかありありと思い出せるのだ。
それに、夢の記憶はそれだけではない。カドックの運転する車の助手席に乗ってドライブをしていたこともうっすらと覚えている。珍しくサングラスをかけていて、横顔がかっこいいなぁと思って眺めていた。だが別にデートというわけではなく、後部座席には新所長と、なぜかオベロンも同行していたような気がする。でもみんなでドライブをしているのにあまり楽しい雰囲気ではなくて、何か切羽詰まった状況にあったような、そんな気がするのだ。夢なので明確に何に切羽詰まっていたのかは分からないのだが。
7124意識が朦朧として倒れそうになったところをその汗ばんだ腕に抱き止められた。肌の温度を直に感じる距離で、虚ろに視線を寄越した先には細身だが筋肉質で引き締まった腹と二つの黒子が見える。
カドック、こんなところに黒子があったんだ——。
そんな、夢を見た。
いや夢にしてはあまりにも生々しすぎる。黒子の位置なんて妄想だとしてもマニアックすぎるし、汗ばんだ肌が触れた感覚も支えてくれた腕の温かさも何故だかありありと思い出せるのだ。
それに、夢の記憶はそれだけではない。カドックの運転する車の助手席に乗ってドライブをしていたこともうっすらと覚えている。珍しくサングラスをかけていて、横顔がかっこいいなぁと思って眺めていた。だが別にデートというわけではなく、後部座席には新所長と、なぜかオベロンも同行していたような気がする。でもみんなでドライブをしているのにあまり楽しい雰囲気ではなくて、何か切羽詰まった状況にあったような、そんな気がするのだ。夢なので明確に何に切羽詰まっていたのかは分からないのだが。
nekotsugumi_
SPOILER明日からカノヨ街継続追鯨!!!!楽しみすぎて初ディスプレイ作ってみましたが難しい!!!!ディスプレイってこんなに難しいんだ……
2枚目からはなぜかカノヨ街のネタバレがあります。なんで? 3
nagisa
DOODLEうへへへへへ 未完生げんみでもないがなぎ卓で周る奴らは見ない方がいいかもしれんねのやつこれはとある人を驚かそうとした企みの成果、2種類ある たのしい うへへへ
パスきゃっきゃ 8
mon_burannnnn
MEMOクトゥルフ神話TRPG【悪癖、賭花と謎解きを】
PC:美澄ルナマリア青藍(さくらさん)
KPC:捗孝(モンブラン)
両生還にて!
サッパリしつつもメンタルつよつよコンビになりました!楽しかった〜!
⚠️2枚目からはネタバレあり 3
aomeno_blue
MOURNING※こちらは宇田様【@ phs-uda.bsky.social】の男夢主×ホークスの設定をお借りしたファンフィクションです。学パロPLKKの小話です。
けいくんがタカさん先生への恋心を自覚したばかりの時期を想定しています。(文化祭が終わってしばらく経ち、冬が始まりそうなくらいの時期)
※もうちょっとかわいい文章になる想定だったのですが、けいくんが思春期大暴走エロガキみたいになってしまいました。 4969
ちひろ🍰
DONEMelty Chocolate♡!白玖さん(@Hakurikiko_1005)主催の「➕7周年カレンダー企画」に参加させていただきました💕
こちらは企画への寄稿イラストになります◎
担当月は2月!うちカプバレンタインです🫶🏻
(季節外れですが2月まで待てないよ〜っ笑)
2枚目以降はおまけ漫画!イチャ付き度高めなので注意! 4
jrrfshEZ
DONE朝のラハひろYou make me breathe, I will never let you down.ふと意識が浮上した。
悪夢を見た訳でもなく、なにかの騒音があった訳でもなく。眠気もさっぱり消えて、またたきの間に瞼をひらいたかのようだった。
シーツはさらりと乾いていてあたたかく心地よい。隣でまだ眠っている男のかすかな呼吸音が聞こえる。いつのまにか抱きこまれていたようで、頭上にかかる吐息がすこしくすぐったい。
夜と朝の狭間だろうか。部屋全体が青く染まっていて、まるで海の底のようだった。一糸纏わぬ男の肩越しに見えるカーテンからは朝の気配が差し込みはじめていて、ひかえめに息を吸い込むと、男のかすかな汗と本来の匂いと、朝のつめたい香りが鼻を抜けた。
起こさないよう注意を払いながら己を抱き込む男の顔を見上げる。手入れのされていないかさついた厚めのくちびるはわずかに開いていて、つるりとした歯とその奥の肉の色が覗いている。朝になって幾分濃くなった髭を見る度に意外と手入れをしているのだな、わりと気に入っているのだろうか、と思う。目元に刻まれた傷や皺のうえ、かすかにあかく染まった目尻が昨夜の名残を感じさせて、腹の空くような思いがした。散々貪ったというのに。
1418悪夢を見た訳でもなく、なにかの騒音があった訳でもなく。眠気もさっぱり消えて、またたきの間に瞼をひらいたかのようだった。
シーツはさらりと乾いていてあたたかく心地よい。隣でまだ眠っている男のかすかな呼吸音が聞こえる。いつのまにか抱きこまれていたようで、頭上にかかる吐息がすこしくすぐったい。
夜と朝の狭間だろうか。部屋全体が青く染まっていて、まるで海の底のようだった。一糸纏わぬ男の肩越しに見えるカーテンからは朝の気配が差し込みはじめていて、ひかえめに息を吸い込むと、男のかすかな汗と本来の匂いと、朝のつめたい香りが鼻を抜けた。
起こさないよう注意を払いながら己を抱き込む男の顔を見上げる。手入れのされていないかさついた厚めのくちびるはわずかに開いていて、つるりとした歯とその奥の肉の色が覗いている。朝になって幾分濃くなった髭を見る度に意外と手入れをしているのだな、わりと気に入っているのだろうか、と思う。目元に刻まれた傷や皺のうえ、かすかにあかく染まった目尻が昨夜の名残を感じさせて、腹の空くような思いがした。散々貪ったというのに。
ササミ(ハル)
SPOILER『11elf』END 11
KP/KPC:ゆゆゆ様/熊木 司
PL/PC:ハル/久遠 綾匁
すごく楽しかったです!ありがとうございました〜
PCがツンデレ属性になるとは…
「これからは自分の好きな物だけ、納得のできるものを書くよ。私の唯一のファンの為に」