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    ロング

    mogumogukbkb

    DONE女女の🐉🔥です。ロングの🔥さんがショートヘアにする話です。#love



     カブさんが髪を切ると聞いて、ちょっとだけ泣いちゃった。そのくらい、彼女の長い髪が好きだった。きっと本人以上に愛着があったと思う。だって、風に靡く髪を一纏めにしてスタジアムで戦うカブさんはカッコいいし、その結んだ髪を解いてアタシに覆い被さった時、毛先がアタシの顔に触れると、まるで天蓋に覆われているようで、最高に幸せだった。それなのに! 切ってしまうだなんて! うわーん!!
     だからヘアサロンに行く前夜はたっぷりと時間をかけてカブさんの長髪にお別れをしたんだ。毛先に至るまで注がれるキスの雨にもどかしそうにしてたけど、カブさんは、アタシの気の済むまでじっとしてくれていた。
     苦笑気味に、「軽い気持ちで切るつもりが、こんなに惜しまれるとは思わなかった」ぼくの髪を好いてくれてありがとうね、そう言ってアタシの髪を指先で優しく梳いてくれる。それに機嫌を良くしたアタシは、翌日のデートそっちのけで結局明け方近くまでカブさんとエッチしちゃったのだった。お陰でホテルロンドロゼで頂くはずだったランチを取りやめ、当初の予定よりも大幅に遅れてアタシたちはシュートシティへ向けて出発した。

    「と 2573

    pagupagu14

    DONEHERO/キスディノ(🍺🍕)
    あんまキスディノ要素ないけどキスディノオタクが書いてるのでキスディノです。ワンピースの映画ストロングワールドの地味なパロ。ディノを助けに行くキースの話です。
    キスディノにおいてルフィはキースでナミはディノやと思ってる節ある。結構関係性は反対するけどね
    書きたい所を書きたかったシリーズなので突然始まって突然終わる。
    HERO キスディノ
     ガッ、ゴスッと蹴る音と共に桜色の髪が揺れ床に転がされた。けれど空色の瞳は諦めなど微塵も感じさせない色をさせ敵を睨みつけていた。
    「…あの子達を解放しろ」
    「ま〜だそんなこと言ってんのか?自分と似たような能力を植え付けられたからって親近感でも湧いてんのかぁ?それで巻き込まれてこんな目に遭ってるなんて世話ねぇよなぁ」
    下品に笑う男たち。ディノは歯軋りをするしかなかった。自分と同じような動物化のイクリプスを幼いながらに植え付けられた子供たち。自分の環境がいかに運が良かったかを知り、人身売買されそうになっている子供たちを放ってなどおけなかった。ヒーローとしても、ディノ・アルバーニ個人としても。しかし色々と誤算が重なり、サブスタンス能力を使えないようにする枷を嵌められ今はいたぶられることしかできなかった。
    頭の片隅で考えるのは子供達のことと、自分の隠した言葉を親友は、相棒は聞いてくれただろうかという不安ばかりだった。
    (いいや、信じよう。だって、あいつは…キースはーー)
    と、突然建物の入り口…扉が前兆などなくへこみ出す。
    ベコ、ベコ、ベコベコッ!
    そんな不吉な音を立て次に 1781