本当に空気が読めないヤツだと言われて首を傾げる。空気は吸うものであって読むものじゃないと返したとき、呆れ顔で「今じゃない、ってことだよ」と教えてくれたのは三ツ谷だっただろうか。それならそう言えよ、分かりづらい。率直に思ったことをそのまま口にすると、これだから頭が悪いヤツは、なんて神経を逆撫でしてきた春千夜と軽く揉めたのはここ最近の話だ。
　あのときの言葉を、この瞬間に思い出すとは思わなかった。
「……ワリィ」
　オレは今、確実に空気を読めていなかった。

　千冬と付き合って三ヶ月が経つ。好きだと自覚するまでも、そこから告白するまでも長くて、いつの間にかオレ達は高校に入学して二回目の夏を迎えようとしていた。

にょた千秋
くせっ毛ショート。オレンジメイクが似合うイエベ。バストはAよりのBだけど、代わりに美脚。次いでに脚力もある。
下着はスポブラとボクサーパンツ。寝巻きは持たない派、シンプルなシャツとハーフパンツ。
よく使うお店→Avail、しまむら
最近の悩みは撮影のため減量したら胸痩せしてしまったこと。


にょた奏汰
髪の長さはそのまま。ブルー系のメイクが似合うブルベ。バストはE、気痩せタイプの隠れ巨乳。脚も綺麗。下着はシンプルなやつが多い、あとはレース類の奴。寝巻きは着る派、ワンピースタイプが多い。
よく使うお店→ palisseeとGU（寝巻き）
最近の悩みは何か胸が大きくなったかもしれない.....と密かに疑っている

【ぐカ】そうして僕は墓穴を掘った　ちゅ、ちゅっ、と小さく甘いリップ音が額や頬に降り注ぐ。肩に置かれた手に逆らわず、カドックは男のベッドへ仰向けに倒れ込んだ。
「カドック、いい？」
「ん……」
　すり、と指先が唇を撫でる。付き合った当初は自分がボトムな事に多少の不満をおぼえていたが、今では立香に与えられる重くて深い快楽の虜になっていた。頷く代わりに自ら彼の首に腕を回す。
「電気……消せ」
「はいはい」
　一言目にはそれか、と眉を下げて苦笑する立香の顔が暗闇に沈む。いくら鍛えても筋肉の付かない貧相な身体。腹にはリンボにやられた時の醜い傷跡が残っている。しかも行為中は酷い顔をしている自覚だってあった。
　こんなもの見たって何も嬉しくないだろうに。