世にも奇妙な物語
soramameni77
DOODLE2016年前半に書いた、世にも奇妙な物語の「昨日公園」のパロディです。死ネタ、ホラー要素あり。いずレオ風味のブロマンスです。なんでも許せる方向け!瀬名とレオで昨日公園パロ学院を卒業して数年経ったある日の夕方、家の近くの公園で月永レオはベンチに座り、先ほど作ったばかりのを曲を歌っていた。そこにちょうどモデルの仕事帰りで通りかかる瀬名泉。泉が歌声につられて公園に足を踏み入れるところから、奇妙な物語ははじまる。
「昨日公園」パロ
ベンチに座るレオの後ろから近づく泉に、レオは珍しくすぐに気がついたようだった。
「あれ、セナ?うっちゅ~☆」
「はぁ、外でくらい普通に挨拶しなよねぇ」
まぁ今更だけど。それからいくらか他愛ない話をして、レオが再びメロディを口ずさむ。まだ歌詞もない曲だ。けれどどこか自分に馴染むような、しっくりくるような曲で、泉は隣に座りそのメロディに耳を澄ませていた。
一通りメロディを歌い終えたレオが泉の方に向き直り笑顔をみせた。
5753「昨日公園」パロ
ベンチに座るレオの後ろから近づく泉に、レオは珍しくすぐに気がついたようだった。
「あれ、セナ?うっちゅ~☆」
「はぁ、外でくらい普通に挨拶しなよねぇ」
まぁ今更だけど。それからいくらか他愛ない話をして、レオが再びメロディを口ずさむ。まだ歌詞もない曲だ。けれどどこか自分に馴染むような、しっくりくるような曲で、泉は隣に座りそのメロディに耳を澄ませていた。
一通りメロディを歌い終えたレオが泉の方に向き直り笑顔をみせた。
せがわしょうこ
DOODLEカップリング要素なしの世にも奇妙な物語です。一孝目線で指揮官(登場しない)はたぶん女性。ふぞろいの真珠たち「一孝! なーなー、見てこれ!」
敬がスマートフォンの画面を見せてくる。そこには、まん丸ではなく少し長細い真珠をつないだネックレスの写真が映っていた。
「どう見ても、歯だろー」
「確かに、歯に見えなくはねえか……」
「こないだ指揮官さん、ネックレスが必要だって言ってたからさ……。オレ、歯集めて作ろうと思う!」
「いや、歯で作るなよ!」
斜向かいに座っている北村が話に入ってくる。
「伊勢崎サンならお高い奴買えるんじゃないの〜?」
「こういうのは自分で作るのが大事なんだって!」
「だからって歯はねえだろ。第一歯なんてどうやって集める気だ?」
「えー、まず、ケンカするだろ、そんで相手の歯が飛んだら、拾って集めて……。穴開けて、紐でつないで、ネックレスにする……! 勇成のケンカにもついてくぜ!」
1289敬がスマートフォンの画面を見せてくる。そこには、まん丸ではなく少し長細い真珠をつないだネックレスの写真が映っていた。
「どう見ても、歯だろー」
「確かに、歯に見えなくはねえか……」
「こないだ指揮官さん、ネックレスが必要だって言ってたからさ……。オレ、歯集めて作ろうと思う!」
「いや、歯で作るなよ!」
斜向かいに座っている北村が話に入ってくる。
「伊勢崎サンならお高い奴買えるんじゃないの〜?」
「こういうのは自分で作るのが大事なんだって!」
「だからって歯はねえだろ。第一歯なんてどうやって集める気だ?」
「えー、まず、ケンカするだろ、そんで相手の歯が飛んだら、拾って集めて……。穴開けて、紐でつないで、ネックレスにする……! 勇成のケンカにもついてくぜ!」
UM7a5
CAN’T MAKEなんか向坂晶書くと、必ず鬱になるんだけどなんで?パラレルてきな、なんか世にも奇妙な物語てきなそれ。💎🔨 ドタドタと階段を駆け上がる騒音で、段々と夢から意識が浮上していく。
「兄貴、歌番組にモナーク出るって!!」
ノックせず大きな音を立てて俺の自室の扉を開ける弟は、プレゼントを待ちきれない子供のようにはしゃいでいた。きっと、いち早く伝えたかったのだろう。俺が返事をする前に「兄さんごめん、起こしちゃったな」と妹が遠慮気味に顔を覗かせる。普段、大人しい妹も早く伝えたいという利害が一致したのだろう。片手にテレビのリモコンを持ったままだった。実の兄である立場からしても、可愛らしい妹弟である。
まだ、少し寝ぼけたままベッドから起き上がる。
「うん、ありがとう。今行くね。」
そう声をかけると、ふたりは我先にと階段降りていく。可愛らしくはあるが、そろそろ落ち着きを覚えて欲しいものだ。ベッドから立ち上がろうと手をつける。
1447「兄貴、歌番組にモナーク出るって!!」
ノックせず大きな音を立てて俺の自室の扉を開ける弟は、プレゼントを待ちきれない子供のようにはしゃいでいた。きっと、いち早く伝えたかったのだろう。俺が返事をする前に「兄さんごめん、起こしちゃったな」と妹が遠慮気味に顔を覗かせる。普段、大人しい妹も早く伝えたいという利害が一致したのだろう。片手にテレビのリモコンを持ったままだった。実の兄である立場からしても、可愛らしい妹弟である。
まだ、少し寝ぼけたままベッドから起き上がる。
「うん、ありがとう。今行くね。」
そう声をかけると、ふたりは我先にと階段降りていく。可愛らしくはあるが、そろそろ落ち着きを覚えて欲しいものだ。ベッドから立ち上がろうと手をつける。