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    加筆

    PN_810

    PROGRESS現パロ高諸♀

    大学生になった尊奈門がモブ男に弄ばれて高坂さんのところに戻るお話。
    今まで女子校で異性との付き合いもなく、悪い虫がつかないように守られてきた尊奈門が大学進学をきっかけに外の世界を知り心に傷を負ったところにすかさずつけこみ自分のものにしてしまう高坂さんが書きたかっただけです。
    このあと普通にヨシヨシ慰めセックスするだろうから、そこを加筆してpixivにあげます。
    高諸①雨が降っていた。五月の終わりにしては肌寒く、窓の外には濡れた街路樹が風に揺れている。高坂は、キッチンの時計をちらと見た。
    ――23時14分。今日も、尊奈門はまだ帰ってこない。

    「……遅いな」

    呟いた声が、静かな部屋に落ちた。
    大学進学を機に、尊奈門がこのマンションに転がり込んできてから一年が経つ。最初は賑やかで、毎晩のように今日の出来事を語ってくれた。講義で隣になった子が面白かったとか、サークルに誘われたけど断ったとか、やけに細かく報告してくれるものだから、高坂はうんざりしながらも耳を傾けていた。
    ――だけど、あの男と付き合い始めてからは変わった。

    「……尊」

    小さく呼びかけるように名前を呟いたとき、カチャリ、と鍵が回る音がした。
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    aki

    DONEカドぐだ♀双六アンソロに寄稿しようと思って書いた作品で、以前SNSに投稿した作品のぐだちゃん視点リメイク加筆修正版です。
    やっぱりアンソロには一から書き下ろそう!と新たに別作品を書いたためこちらは展示に回すことにしました。
    たとえこれが夢だとしても! 透き通るような白い肌がしっとりと汗ばみ、火照っているのかほんのり赤く染まっている。
     意識が朦朧として倒れそうになったところをその汗ばんだ腕に抱き止められた。肌の温度を直に感じる距離で、虚ろに視線を寄越した先には細身だが筋肉質で引き締まった腹と二つの黒子が見える。

     カドック、こんなところに黒子があったんだ——。


     そんな、夢を見た。


     いや夢にしてはあまりにも生々しすぎる。黒子の位置なんて妄想だとしてもマニアックすぎるし、汗ばんだ肌が触れた感覚も支えてくれた腕の温かさも何故だかありありと思い出せるのだ。
     それに、夢の記憶はそれだけではない。カドックの運転する車の助手席に乗ってドライブをしていたこともうっすらと覚えている。珍しくサングラスをかけていて、横顔がかっこいいなぁと思って眺めていた。だが別にデートというわけではなく、後部座席には新所長と、なぜかオベロンも同行していたような気がする。でもみんなでドライブをしているのにあまり楽しい雰囲気ではなくて、何か切羽詰まった状況にあったような、そんな気がするのだ。夢なので明確に何に切羽詰まっていたのかは分からないのだが。
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    nozomiya_zuka

    DONEfrmmハルプル 🍎🍀です。



    ムュきっかけの新規ですが、原作ep5まで履修済です。これはハルプルだ!!と強く確信したのですが、なかなかに少なく……🥲
    告白し結ばれる甘酸っぱい2人が見たかったので、自家発電しました。私が見たいものを詰め込みました。新規ゆえ、色々間違っていたらごめんなさい。
    (加筆修正する可能性あります)(また、準備が整い次第、支部にも掲載予定です)
    ずっと、伝えたかった夕暮れの庭園は、あちこちに咲いた色んな花の甘い香りに包まれている。ついさっきここで見かけたって、メロルドが教えてくれた。
    あ、いた!
    「プ、プルース!」
    「どうしたのハルリット、そんな深刻そうな顔して。」
    「あの、さ……、えと、その……」
    だめだ、今日こそって思ってたのに、この気持ちを何て伝えようか色々考えてきてたのに……。
    「うん、どうしたの?ゆっくりで良いよ。待ってるから」
    「……っ、うん、うん、ありがとう。」
    胸に手を当て、大きくひとつ深呼吸。
    身体の空気が入れ替わって、スッキリした感じがする。首を傾げながら、オレのことを真っ直ぐ見てくれるプルースの顔、今日ようやくまともに見たかもしれない。
    そうだ、オレはプルースのこういう所が好きなんだ。オレのことを、ちゃんと見てくれてる。
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