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    北村

    はるや゚

    DONEくろそら(🛹衣装編)

    「なんか色味が北村なんだよな」という話。

    3周目の清澄さんが白!黒!赤!緑!という北村想楽色コーデを纏っている事実に今でも驚けるんですけど完凸色も見ると『北村2周目(完凸)と並べてや〜』というメッセージを感じませんか本当にありがとうございました。本当は月イチで出したかったけど無理せずに自分のペースで書いていこうと思えたはるや゚先生の次回作をお待ちください🍵
    二月◇背中を押すのは空からの色


    「…………どう、でしょうか」

     いままでの私だったら着る機会は来なかったであろう雰囲気の、今回のお仕事で着る私の衣装。それを着て試着室から1歩2歩進み、私が着替え終わるのを待っていた目の前の人に声をかける。

    「どこかおかしなところはありませんか……?」
    「うーん、もう少し近くで見させてもらうねー」

     その人からも私に少し近付いて「へぇ……」「こういう風になってたんだねー」とぽつぽつ呟きながら私をじっと眺め周りをくるっと1周していた。な、なんだか緊張しますね……

    「……うん。僕の目にはちゃんと着れてるように見えるよー」
    「そうですか? 良かった……安心しました」

    「まぁ僕は衣装係さんじゃないし、実際は少し変な部分もあるかもしれないけどねー」と語っているのは私と同じくスケートボード大会のプロモーションを務めることになっている北村さんです。
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    はるや゚

    DONEくろそら(お泊まり回)
    「筆が遅くてごめん」1月中に完成させたかった話。長過ぎてグダってるよねすまない…

    最初の北村幼少期エピソード要るかなぁと若干不安に思うけども書いてて凄く楽しかったので一緒にぶつけますドン(おかげで九郎先生がやって来るまでほんの若干長い気がする)
    一月◇幸せ繋ぎ 紡ぐ日々


    ――1月のある日の夕方 想楽の自宅


     窓の向こうから見える空は綺麗なオレンジ色。ボーッとそれを眺めてたら幼い頃を思い出した。
     僕がまだ小学校の低学年で、ひとりだけで外を出歩くことにあまり慣れていなかった時の話。

     僕だけで、家の周辺を探検した日があった。

     気になるものがあってそこで立ち止まる僕を『早くしないと置いてくよ』と呼ぶ親の声が聞こえない、自分だけで歩く外の世界はいつもより広く見えて迷子になったらどうしようかとドキドキしたが、それよりも……空を飛んでいる鳥の様に僕も自由になれた気がしてとても楽しかった。

    『鳥さんはどこへ行くんだろう』と、1羽の鳥を追いかけるように空を見上げながら走ったりもしたっけ。赤信号の前で僕が止まっている間に鳥の姿は見えなくなったから追えなくなったけど……あの日以降も何回か鳥を追いかけていた。
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