北村
komaki_etc
DOODLE性癖パネルトラップ「毒の小瓶を飲まないと仲間が助からない」想楽毒の小瓶 何も覚えていない。
気が付くと、という表現は、どこを「気が付く」の発端としているのだろう。視界が開けたら? 意識が戻ったら? 呼吸を感じたら?
今、僕にとっては、どれも違う。ただただ、は、と目を覚ましたら、真っ白な部屋にいた。
痛みもない。見たところ怪我もしていないし、縛られたり繋がれたりしていない。自由だ。思うままに身体を動かせる。なのに、どこかから重たい視線を感じる。身体中をがんじがらめにするような、息苦しい「なにか」。
ここはどこなんだろう? 僕はあたりを見渡してみた。床も壁も真っ白で境目がない。何歩歩いても、手をどこに伸ばしても、行き止まりに辿り着かなかった。このままじゃ酸欠で死んでしまうんじゃないかという圧迫感のなか、一つの机が視界に入った。薄茶色の、オーク材の、ありふれた机。華奢な脚が四本、僕の腰の高さで天板を支えている。
2242気が付くと、という表現は、どこを「気が付く」の発端としているのだろう。視界が開けたら? 意識が戻ったら? 呼吸を感じたら?
今、僕にとっては、どれも違う。ただただ、は、と目を覚ましたら、真っ白な部屋にいた。
痛みもない。見たところ怪我もしていないし、縛られたり繋がれたりしていない。自由だ。思うままに身体を動かせる。なのに、どこかから重たい視線を感じる。身体中をがんじがらめにするような、息苦しい「なにか」。
ここはどこなんだろう? 僕はあたりを見渡してみた。床も壁も真っ白で境目がない。何歩歩いても、手をどこに伸ばしても、行き止まりに辿り着かなかった。このままじゃ酸欠で死んでしまうんじゃないかという圧迫感のなか、一つの机が視界に入った。薄茶色の、オーク材の、ありふれた机。華奢な脚が四本、僕の腰の高さで天板を支えている。
hagi_pf
DOODLE店長代理の北村くんが店員の雨彦さんと突如現れたお客のクリスさんのただならぬ関係を察する話。続きません。 昼下がりの店内は客が少なく、ゆったりとした空気が流れている。想楽は欠伸を噛み殺しながら、商品の陳列を行っていた。
この雑貨屋でバイトをしている想楽は、何故か今店長代理の肩書を得ている。時折奇想天外な行動に出る店長が、想楽に店を任せて海外へ飛んでしまったのだ。想楽が選ばれた理由も、ただその日シフトだったからなのか、適任だと思われたのか、バイト歴を考慮したのか定かではない。
店長代理と言っても、管理業務が少々上乗せされただけで、やる仕事が大きく変わるわけではない。最初こそ戸惑ったものの、一週間もすれば慣れてしまった。
店長の海外行きというのも、期間にして二週間程度のことらしい。残る一週間を何事もなく乗り切れることを祈りながら、想楽は新商品を棚に並べていく。
1868この雑貨屋でバイトをしている想楽は、何故か今店長代理の肩書を得ている。時折奇想天外な行動に出る店長が、想楽に店を任せて海外へ飛んでしまったのだ。想楽が選ばれた理由も、ただその日シフトだったからなのか、適任だと思われたのか、バイト歴を考慮したのか定かではない。
店長代理と言っても、管理業務が少々上乗せされただけで、やる仕事が大きく変わるわけではない。最初こそ戸惑ったものの、一週間もすれば慣れてしまった。
店長の海外行きというのも、期間にして二週間程度のことらしい。残る一週間を何事もなく乗り切れることを祈りながら、想楽は新商品を棚に並べていく。
mizumori1026
DONECODストーリーまじで最高………感謝…………………おそろのアロハシャツ着てんのずるじゃんって!!!
雨彦が自分の家庭事情とかあれだけ喋ってるの見て北村と同様にほんとに変わったなぁって思ったのと驚いたのと。それだけ自分を曝け出せる仲間になったってことよな……。
北村もホントに変わったよ……あんな告白の台詞言うようになったもんな……親目線になっちゃう
もうそろいい感じ?と思って公開にしました。
ahotamanZ
DONEパバステ開催おめでと~ございます!スペースの区切りが京都のおいしいものでかわいかったので、自スペの豆腐にあわせて「北村君のとろあまボイスでおとうふって言ってほしい」というカスの欲望とおいしいものあげておいしいおいしいしてるのを見たい彦さんのまったく意味のない漫画でした 2heimen_taira
DOODLE315プロダクションのアイドルがこんな広告に出演してるのを見たい!というイラストです。パバステ期間中、描き上がり次第追加していきます。
描けた↓
葛之葉雨彦✖️ウィスキー
若里春名✖️制汗剤(シ⚪︎ブリーズ)
花園百々人✖️生チョコ(メルテ⚪︎キッス)
渡辺みのり✖️缶ビール
これから↓
天峰秀✖️エナドリ
硲道夫✖️洗濯洗剤
北村想楽✖️清涼飲料水
etc… 4
kurautu
DONE2020年4月頃の話。こちらの世界と同じ事が起きています。REBOOT 部屋はもうすっかりキレイになっていた。まるで雨彦さんが掃除をしてくれたみたいに。テレビもつけずに、スマホを手に取る事もせずに、僕は畳の上に転がって天井を眺めていた。少しだけ開けた窓からは爽やかな風が流れ込んでくる。今すぐ電車に飛び乗って、あてもなくふらりと、どこかへ。そんな気分になる季節だった。それが叶うだけの時間もあった。だけど、できなかった。目に見えないそれはどこを漂っているのかなんてわからないのだから。
大学の授業は休講になった。決まっていた仕事も軒並み延期か、中止になった。予定していたライブも……やりたい、だなんて、言えるはずがない。レッスンすらできずに僕たちはそれぞれの場所にいた。こうなる前に、最後に丸一日家から出なかったのはいつだっただろう。何をしようかと楽しみにしていたあの時の気持ちは今の僕の中にはなかった。読みたい本はたくさんあるけれど、観たい映画もあるけれど、今はそれを心から楽しめる自信はない。こんな気持ちで触れるのはどうしても気が進まない。そうやってたくさんの選択肢を潰した結果、僕はこうして何もせずに転がっていた。時間が過ぎていく。焦るというよりももっとぼんやりとした、けれど大きな何かが体ごと押さえつけているようだった。
4706大学の授業は休講になった。決まっていた仕事も軒並み延期か、中止になった。予定していたライブも……やりたい、だなんて、言えるはずがない。レッスンすらできずに僕たちはそれぞれの場所にいた。こうなる前に、最後に丸一日家から出なかったのはいつだっただろう。何をしようかと楽しみにしていたあの時の気持ちは今の僕の中にはなかった。読みたい本はたくさんあるけれど、観たい映画もあるけれど、今はそれを心から楽しめる自信はない。こんな気持ちで触れるのはどうしても気が進まない。そうやってたくさんの選択肢を潰した結果、僕はこうして何もせずに転がっていた。時間が過ぎていく。焦るというよりももっとぼんやりとした、けれど大きな何かが体ごと押さえつけているようだった。
hrkksksnn
DOODLE露天風呂つき旅館に行く想楽ぴー♀完全にCP要素ありP顔あり注意
匂わせるが?エロくはないけど肌色多いらくがき
予想してないことが起きると北村くんはちょびっと困ってほしい…たまには… 7
hrkksksnn
DOODLEドルぴでもなんでもない気がするらくがき想楽ぴと雨彦一応顔出てるので…
北村の露出に弱すぎるP
chu-n chu-nじゃなかったらかっこよすぎて危なかったchu-n chu-nでよかった 2
85_yako_p
DONE北村のSF(少し不思議)です。ノリで読んでください。(2024/3/17)雨なのに喫茶店とか入れない 今日はなんだか良くない日だ。厄日とまではいかないけど、きっと寝る前にため息を吐いてしまうような、そういう日。具体的に言うと今日はどんよりと曇っていたし、何度も人にぶつかる日だった。ぶつかるっていうのは物理的に。
そりゃ人にぶつかるってことは僕だって相手を避けられなかったってことなんだけど、僕はぶつかった相手には頭を少し下げる程度のことはする。それなのにぶつかった相手は例外なく僕を無視して歩いていくから今日はあんまり良くない日だ。アイドルとして顔が売れているはずだなんて驕るつもりはないが、あんな透明人間を相手にするように無視することもないだろうに。
「おはようございますー。あれー? 雨彦さんしかいないんですかー?」
1871そりゃ人にぶつかるってことは僕だって相手を避けられなかったってことなんだけど、僕はぶつかった相手には頭を少し下げる程度のことはする。それなのにぶつかった相手は例外なく僕を無視して歩いていくから今日はあんまり良くない日だ。アイドルとして顔が売れているはずだなんて驕るつもりはないが、あんな透明人間を相手にするように無視することもないだろうに。
「おはようございますー。あれー? 雨彦さんしかいないんですかー?」
chiocioya18
DONE雨想。北村20歳飲酒可能設定。宅飲みでいちゃつく話です。
ほろよいメロンソーダ宅飲みの利点は、他人の目を気にしなくていいことだ。酔った勢い、あるいはそれを言い訳にして、雨彦さんとキスするのだって心置きなくできてしまう。もっとも、他人ではない恋人の目はどうしたって気になってしまうけれど。唇を離してすぐ、雨彦さんの目線が僕ではなくテーブルの上へ向かったのを見逃しはしなかった。
「…なにかー?」
「ん? 何の味かと思ってな」
軽く唇を舐めながら雨彦さんが笑う。僕の前にあるチューハイの缶は期間限定のメロンソーダ味。アルコール分は4%しかない。
「口に合わなかったー?」
「お前さんの口付けはいつでも美味いさ」
「またそういうー…」
糠に釘、暖簾に腕押し、一人相撲。茶化すのは癖らしいけれど、本心なのかふざけているのか、煙に巻くような口ぶりにはいつももどかしい気持ちになる。
881「…なにかー?」
「ん? 何の味かと思ってな」
軽く唇を舐めながら雨彦さんが笑う。僕の前にあるチューハイの缶は期間限定のメロンソーダ味。アルコール分は4%しかない。
「口に合わなかったー?」
「お前さんの口付けはいつでも美味いさ」
「またそういうー…」
糠に釘、暖簾に腕押し、一人相撲。茶化すのは癖らしいけれど、本心なのかふざけているのか、煙に巻くような口ぶりにはいつももどかしい気持ちになる。