原さん
seiu_oysm
DONEカッコいい萩原さんはいない元ツイ→ https://twitter.com/seiu_oysm/status/1632343931013971969?s=46&t=3wi8ENSFDCDTcLncLoy65Q
彼女の写真を撮りたいhgwrと自分を見てほしい女の子の話パシャ、パシャと切れ間なく切られるシャッターの音に小さくため息を吐いた。ここは撮影スタジオではなく、前から行きたかったカフェのテラス席。美味しそうなケーキや紅茶の写真を撮るのは理解出来るが、どちらも既に口をつけている。携帯の角度からも撮っているのはそれらではなく、私だということは一目瞭然だった。
「まだ撮るの?」
「美味そうに食うお前を残しておきたいんだよ」
お前の可愛いとこ、全部残しておきたいなんて言いながら萩原はまた楽しそうにシャッターを切る。萩原とはなかなか休みが合わず今日は久しぶりのデートだった。写真を残す、ということは会えない時に見返したりしているのだろうか。それにしても人の目があるこの場所で写真を撮られるのは恥ずかしいし、何より彼に直接見てもらえていないような気がして悔しい。どうしたものかと口を噤んでいると先程まで可愛いなんて言いながら緩みきっていた萩原の表情が真剣なものになる。
945「まだ撮るの?」
「美味そうに食うお前を残しておきたいんだよ」
お前の可愛いとこ、全部残しておきたいなんて言いながら萩原はまた楽しそうにシャッターを切る。萩原とはなかなか休みが合わず今日は久しぶりのデートだった。写真を残す、ということは会えない時に見返したりしているのだろうか。それにしても人の目があるこの場所で写真を撮られるのは恥ずかしいし、何より彼に直接見てもらえていないような気がして悔しい。どうしたものかと口を噤んでいると先程まで可愛いなんて言いながら緩みきっていた萩原の表情が真剣なものになる。
goma_stbs
DOODLEいろいろな八木原さんまとめ(キャラシhttps://iachara.com/char/view/4772191)
(最後は友達の結婚式参列イメージ)
(参照:「ゆち式女子メーカー改二」https://picrew.me/image_maker/216971) 6
umigiwa_n0t0
PROGRESS2/12 新刊萩原さんに向けた第三者視点の1話目
話数によって温度感は違うけど、こんな感じのが10本。
松田さんめっちゃ出てくるけど、カプ要素はありません※重要
1話が一番多いくらいの分量です。 4006
みつかん
SPOILER電話のシーン、超絶素敵スチルもあって涙ぼろぼろでした;;;ちいくん、少しだけ素直になったね、、、待っててね。水原さんが少しでも前を向けるようになったかな、と感じてじーんと胸にしみるセッションでした!そしてふたたびさん、本当に顔がいいな 2ジャンル雑多らき
TRAINING【赤菅】1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2021年8月29~9月21日)付き合ってる/高校卒業後
リクエスト内容:フクロウカフェで梟に菅原さんが構いすぎて嫉妬する赤葦と、嫉妬していることに気付いてわざとやってる菅原さん
(おにぎりみっつ、たこみっつ。……違う、おにぎり…じゃなくてなんだっけ)
トントントンと自分の胸を叩く。落ちろ落ちろ。上がってくるな。大丈夫、俺はまだ冷静だ。
「赤葦、どーした? 喉になんか詰まった?」
薄目を開くと目の前にはキョロリとした4つの瞳。ああもう、この人が木兎さんっていうから、木兎さんにしか見えなくなってきた。よじよじと猛禽類の尖った2本の足で菅原さんの肩を登り、瞬きするタイミングまで菅原さんと同じ。菅原さんが首を傾げれば、同じように首を傾げる灰色の、意外と大きなその生き物。
可愛いですよ、可愛くない訳がない。鳥に嫉妬するのもおかしいけど、このフクロウの木兎さんは俺にはツンとした態度で指を伸ばせばバサバサと羽で威嚇するし、そうやって暴れるのも面白がって菅原さんはよしよーしと、人差し指の背で木兎さん(じゃないけど)の喉の辺りを撫でてやる。
1423トントントンと自分の胸を叩く。落ちろ落ちろ。上がってくるな。大丈夫、俺はまだ冷静だ。
「赤葦、どーした? 喉になんか詰まった?」
薄目を開くと目の前にはキョロリとした4つの瞳。ああもう、この人が木兎さんっていうから、木兎さんにしか見えなくなってきた。よじよじと猛禽類の尖った2本の足で菅原さんの肩を登り、瞬きするタイミングまで菅原さんと同じ。菅原さんが首を傾げれば、同じように首を傾げる灰色の、意外と大きなその生き物。
可愛いですよ、可愛くない訳がない。鳥に嫉妬するのもおかしいけど、このフクロウの木兎さんは俺にはツンとした態度で指を伸ばせばバサバサと羽で威嚇するし、そうやって暴れるのも面白がって菅原さんはよしよーしと、人差し指の背で木兎さん(じゃないけど)の喉の辺りを撫でてやる。
ジャンル雑多らき
TRAINING【及菅】1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2021年8月29~9月21日)付き合ってない?/菅原さん青葉城西バレー部員・幼なじみif
リクエスト内容:8歳くらいの子供の及菅・おままごと
こうきょうの公園の砂場はふえいせいだから、手で穴なんか掘っちゃダメだって母さんが言ってた。
元々砂場あそびなんてしないし、ボクには関係ないって思ってたけど、さっきからずっと一人で砂場の砂にゆびをつっこんで、あーでもないこーでもないって書いては消してをくりかえしている子の、その書いている地図が気になってしかたなかった。
ボクはすわっていたベンチに画用紙と色えんぴつを置いて、とうとうその子に声をかける。
「ねぇ、それってさ、バレーの……」
ボクがその子に声をかけたしゅんかん、いきおい良くびょっとこちらに向けられた大きな二つのひとみが、ボクも女の子みたいってよく言われてるけど、その子のひとみはボクよりもあんまりにも大きくて、息をひゅっと吸ったあと声が出なくなってしまった。
1790元々砂場あそびなんてしないし、ボクには関係ないって思ってたけど、さっきからずっと一人で砂場の砂にゆびをつっこんで、あーでもないこーでもないって書いては消してをくりかえしている子の、その書いている地図が気になってしかたなかった。
ボクはすわっていたベンチに画用紙と色えんぴつを置いて、とうとうその子に声をかける。
「ねぇ、それってさ、バレーの……」
ボクがその子に声をかけたしゅんかん、いきおい良くびょっとこちらに向けられた大きな二つのひとみが、ボクも女の子みたいってよく言われてるけど、その子のひとみはボクよりもあんまりにも大きくて、息をひゅっと吸ったあと声が出なくなってしまった。
ジャンル雑多らき
TRAINING【黒菅】1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2021年8月29~9月21日)付き合ってない/両片想い/菅原さん音駒バレー部員if)
リクエスト内容:「スガちゃん陰から見守り隊」の黒尾さん(と気づいている菅原さん)
「気付いてるんでしょ」
「…はぁ……まぁ」
俺は未だに研磨の感情だけは読めない。一緒に帰っている時に話しかけられても、いつもスマホでゲームしてるから表情を変えることは滅多にないし、俺も彼の瞳にじっと見られるのを避けたいから彼の顔は見ないようにしてるし。
「言っとくけど、おれとスガくんは違うよ」
「…あー……うん、分かってる」
分かってる。幼馴染みの彼と、高校入って部活動の時間だけしか付き合いのない俺とでは、黒尾の中での優先順位は1位と10位くらいの差があるってこと。
「アイツはキャプテンで、いっこ下の幼馴染みが正セッターで、控えセッターの俺は同級生だから、いろんな葛藤があってのあの態度なんだろ」
俺を傷付けまいと、先回りして自ら盾となって障壁を取り除いてくれているのだ。ただそれだけ。
1711「…はぁ……まぁ」
俺は未だに研磨の感情だけは読めない。一緒に帰っている時に話しかけられても、いつもスマホでゲームしてるから表情を変えることは滅多にないし、俺も彼の瞳にじっと見られるのを避けたいから彼の顔は見ないようにしてるし。
「言っとくけど、おれとスガくんは違うよ」
「…あー……うん、分かってる」
分かってる。幼馴染みの彼と、高校入って部活動の時間だけしか付き合いのない俺とでは、黒尾の中での優先順位は1位と10位くらいの差があるってこと。
「アイツはキャプテンで、いっこ下の幼馴染みが正セッターで、控えセッターの俺は同級生だから、いろんな葛藤があってのあの態度なんだろ」
俺を傷付けまいと、先回りして自ら盾となって障壁を取り除いてくれているのだ。ただそれだけ。