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    kjefrat

    SPUR ME二つ前?の続きです。注意書きはそちらからどうぞ。終わったら全部まとめて支部に上げますので本当に読まなくて、いいもの、です……
    三章が進まないので、できている二章を尻叩きとして上げてみています……支部に上がるころには再編集して変わってるところ多いと思いますのであくまで進捗として……
    Heaven's falling down(二章)Heaven's falling down(二章)

    二.二人だけの騒ぎ

     あれからまた数日が経ち、オビトはついに瞼を開くようになった。
     オビトが眠っている間に、わかったことがある。それは、いくつかの傷はこの一年間に付けられたものだということだ。無論、カカシがその身体を見たのは、オビトが溺死しかけていたときのみで、全体的に広がる残酷な傷と見分けることはできていなかった。だが、ずっとオビトを担当していた医者の弁を信じないほどカカシは疑り深くなかった。
     ミナトや上司たちは、オビトがあの洞穴で生き延びて、他里で取引をされていたのではないか、と議論していた。
     オビトはうちは一族の忍で、辛うじて残っている様子の右目には写輪眼という血継限界がある。加えて、右半身に取り憑いている細胞も謎に包まれている。それも含めてあらゆる里で研究されており、その内容の中には非人道的な実験もあったのだろうと結論づけられた。
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    1221Midsh

    PROGRESS5月に出す予定の雑伏。最初のところだけ。尻叩きであげとく。
    ここから全然加筆修正入ると思う。
    今のところまったくもって雑伏してない。
    モブが出るし、ちょっと暴力表現あるので苦手な方は注意。
    雑伏 午後の授業が終わり、委員会活動の一環として山まで薬草の採取に来ていた伏木蔵は籠を背負って山を散策しながら薬草を探していた。普段から薬草の摂取場所としてある程度の目ぼしは保健委員会で共有しているのだが、気候や環境の変化などで同じ場所でも昨年や数か月前にはあった薬草が今年にはまったく生えていないというのはよくある事だった。
     今日も以前にはたくさん薬草が生えていた場所に来たのだが、殆どまったく生えておらず、僅かばかりに生えた薬草を必要分取ろうとすれば全てなくなる。そうなると、来年どころか数か月後にはここにまったく何も生えてこないという事態もありえた。その為、伏木蔵はここの薬草を採るべきではないと判断したのだが、そうなると薬草が補充出来ない。忍術学園で栽培している薬草もそう多いわけではないから、いつまでも栽培している薬草頼りというわけにもいかなかった。勿論、薬草を採れない場合の事を見越し、常に最低限のストックを常備する為に忍術学園で栽培しているわけなので、直ぐに全て無くなるわけではないが、外で採取出来ずストックを増やせなければ、いつかは栽培している薬草すら底を突く可能性があった。
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