夕立
(*ΦωΦ*)
MOURNING急な夕立で雨宿りするみつひか見たくて。濡れシャツ兄ちゃんにドキッとしちゃう光が見たくて。
落ちてたボールでリフティング対決するのが見たくて。
猫に嫉妬する兄ちゃんが見たくて。
1000文字にまとめられるはずなのに、どこ削ればいいか分からないのが大問題、というわけでびみょーに文字数オーバーして壁になり損なったものです。橋脚の壁面も私基準で壁です 1732
あきかん
PROGRESS夕立と共にいなくなりそうな人だった。冷静で、誰よりも善性であった。
それ故に、救えなかった命と、救うべき命と、救わぬべき命の境を明確にしようとしてしまったのだ。
曖昧でいいはずのその境界を、求めて求めて。
それを教えてくれる友はなく。
この身に余る忌々しい力のみ。
誰も知らない、酷い味。
嚥下して流す涙は、自分の苦痛のためか、救った命のためか、はたまた救えなかった命のためなのか。