岸
mimisan_trpg
DOODLE干渉者ルキウスメイン詰めルキウスと彼岸(こっそり高坂)
ルキウスと黒龍
ルキウスとヴィルヘルム
の三本詰め
干渉者SS願いはあれど
「私達って仲良しこよししてるらしいわよ」
「おや、それは良い事じゃないのかい?」
LK (ラインキーパー)としての任務中、彼岸とルキウスは一歩離れた場所で壁に寄りかかっている。
交渉係に高坂が現地の人々に対して会話してるのを邪魔にならぬようこうして離れているのだ。
「馬鹿言わないで、その理論で言ったら黒龍はどうなるのよ」
「あれは…例外中の例外だから」
ルキウスは苦笑いしながら話題に上がった人物を思い浮かべるが彼は少し真っ直ぐすぎるなと感想を抱く。
「でも、僕はみんなと仲良くしたいと思ってるとも!君を含めてね」
「……私は、情が出るタイプなのよ」
「うん、知ってる」
あっけらかんと即答するルキウスに彼岸はずるっと転びそうになったが踏ん張ってから隣の彼に向けてジトリと睨みつける。
3361「私達って仲良しこよししてるらしいわよ」
「おや、それは良い事じゃないのかい?」
LK (ラインキーパー)としての任務中、彼岸とルキウスは一歩離れた場所で壁に寄りかかっている。
交渉係に高坂が現地の人々に対して会話してるのを邪魔にならぬようこうして離れているのだ。
「馬鹿言わないで、その理論で言ったら黒龍はどうなるのよ」
「あれは…例外中の例外だから」
ルキウスは苦笑いしながら話題に上がった人物を思い浮かべるが彼は少し真っ直ぐすぎるなと感想を抱く。
「でも、僕はみんなと仲良くしたいと思ってるとも!君を含めてね」
「……私は、情が出るタイプなのよ」
「うん、知ってる」
あっけらかんと即答するルキウスに彼岸はずるっと転びそうになったが踏ん張ってから隣の彼に向けてジトリと睨みつける。
sakikuryo
REHABILI高杉社長について書きたい咲紅さんはあの川の土手にいっせいに彼岸花が咲く頃、国道にかかるしろい歩道橋の上で認めざるを得なかった変容についての話をしてください。#さみしいなにかをかく #shindanmaker
https://shindanmaker.com/595943
社長+ぐだ謎の時空の謎のレイシフトだと思ってふわっと読むことを推奨
社長+ぐだ
ぐだの性別はふわっと不問
==
股の下をくぐって大型車が何台も行き来するというのは、ことによると吹っ飛ばされそうな心許無さを感ずるものらしいが、その点、高杉は状況をいくらでも楽しむ度量があった。酔狂と言い換えてもいい。直接触れたわけでもないのに、アスファルトの振動が柱を伝って、片側二車線道路を大きく跨いだ歩行者用の橋を震わせる。
歩道橋のさびた手摺を掴み、うわあ、と小さく呟いたマスターはと言えば、ワイバーンに追われている時よりも、ともすると、危機感めいたものを横顔に湛えている。おかしなやつだ。高杉はそう思って、しかしふと、よく知っているからこそ怖いこともあるのだろうと思い直した。ピストルを不用意にべたべた触るのはピストルが何なのか知らないからだ。絵巻の中の妖怪にできることだってたかが知れている。高杉にとっては呪いの類よりも刀のほうが、生々しく死を感じさせるものだったし、あるいは畳に敷かれた布団のほうがおぞましく生を鈍らせるものだった。自分より百年か二百年、後の世に生まれたマスターなら、巨大なイソギンチャク以上にお四トントラックが恐ろしいことだってあるのだろう。
2634社長+ぐだ
ぐだの性別はふわっと不問
==
股の下をくぐって大型車が何台も行き来するというのは、ことによると吹っ飛ばされそうな心許無さを感ずるものらしいが、その点、高杉は状況をいくらでも楽しむ度量があった。酔狂と言い換えてもいい。直接触れたわけでもないのに、アスファルトの振動が柱を伝って、片側二車線道路を大きく跨いだ歩行者用の橋を震わせる。
歩道橋のさびた手摺を掴み、うわあ、と小さく呟いたマスターはと言えば、ワイバーンに追われている時よりも、ともすると、危機感めいたものを横顔に湛えている。おかしなやつだ。高杉はそう思って、しかしふと、よく知っているからこそ怖いこともあるのだろうと思い直した。ピストルを不用意にべたべた触るのはピストルが何なのか知らないからだ。絵巻の中の妖怪にできることだってたかが知れている。高杉にとっては呪いの類よりも刀のほうが、生々しく死を感じさせるものだったし、あるいは畳に敷かれた布団のほうがおぞましく生を鈍らせるものだった。自分より百年か二百年、後の世に生まれたマスターなら、巨大なイソギンチャク以上にお四トントラックが恐ろしいことだってあるのだろう。
リク@マイペース
DOODLE03290328の続き。島(らいざ3)で真珠が取れるのでそれをネタに…。
↓以下小話
「大きさもツヤも質も申し分ないわ!数着くらいならたーっくさん衣装に使っても良いわよね!たくさん落ちているもの!」
「やっと見つけたぞゴリアテ!!」
「ナイスタイミングねグレイグ!」
「な、なんだ??」
「海岸に落ちている真珠を『全部』拾うから、持ってちょうだい!」
「荷物持ちとして使おうとしてるな貴様!!」
「それくらいいいでしょ!」
「ダメだとは言っていないだろう!!」
「アタシにはダメって聞こえたわよ!」
「言ってもいないことをさも言われたような言い方はやめろ!」
「じゃあいいでしょ!」
「全く…!ゴリアテ!集めるぞ!」
「キャー!さっすが頼りになる将軍様だわぁ♡素敵よん♡」
「当然だ」
「何やってんだアイツら…」
「…ぅおのるえぇぇゴリラァァァァ…」
「真珠ですって!セーニャ!アタシ達も探しに行くわよ!」
「わかりましたわお姉様!」
「おいおチビ!あいつら追わねえのかよ?」
「今後言ったら骨まで燃やすわよアンタ。シルビアさん達はしばらくケンカしてそうだし大丈夫よ!」
「いやもうケンカ終わってっけど…」
「その時はアンタが先に追えば良いのよ!今のアタシ達は真珠探しが優先よ!」
「…はぁ…」
「僕だって荷物持ちになれるのに…!!くそおおおぉぉぉ…!!」
終
(しんどくならない程度に休憩入れながら適度に)げんこうがんばるぞ!
michiru_wr110
DONEanzr夏メイ(のつもり)(少し暗い)
2023年3月20日、お彼岸の日の話。
あの世とこの世が最も近づくというこの日にすら、青年は父の言葉を聞くことはできない。
※一部捏造・モブ有
あの世とこの世の狭間に(夏メイ) 三月二十日、月曜日。日曜日と祝日の合間、申し訳程度に設けられた平日に仕事以外の予定があるのは幸運なことかもしれない。
朝方の電車はがらんとしていて、下りの電車であることを差し引いても明らかに人が少ない。片手に真っ黒なトートバッグ、もう片手に菊の花束を携えた青年は無人の車両に一時間程度揺られた後、ある駅名に反応した青年は重い腰を上げた。目的の場所は、最寄り駅の改札を抜けて十分ほどを歩いた先にある。
古き良き街並みに続く商店街の道。青年は年に数回ほど、決まって喪服を身にまとってこの地を訪れる。きびきびとした足取りの青年は、漆黒の装いに反した色素の薄い髪と肌の色を持ち、夜明けの空を彷彿とさせる澄んだ瞳は真っすぐ前だけを見据えていた。青年はこの日も背筋を伸ばし、やや早足で商店街のアーケードを通り抜けていく。さび付いたシャッターを開ける人々は腰を曲げながら、訳ありげな青年をひっそりと見送るのが恒例だ。商店街の老いた住民たちは誰ひとりとして青年に声をかけないが、誰もが孫を見守るかのような、温かな視線を向けている。
2668朝方の電車はがらんとしていて、下りの電車であることを差し引いても明らかに人が少ない。片手に真っ黒なトートバッグ、もう片手に菊の花束を携えた青年は無人の車両に一時間程度揺られた後、ある駅名に反応した青年は重い腰を上げた。目的の場所は、最寄り駅の改札を抜けて十分ほどを歩いた先にある。
古き良き街並みに続く商店街の道。青年は年に数回ほど、決まって喪服を身にまとってこの地を訪れる。きびきびとした足取りの青年は、漆黒の装いに反した色素の薄い髪と肌の色を持ち、夜明けの空を彷彿とさせる澄んだ瞳は真っすぐ前だけを見据えていた。青年はこの日も背筋を伸ばし、やや早足で商店街のアーケードを通り抜けていく。さび付いたシャッターを開ける人々は腰を曲げながら、訳ありげな青年をひっそりと見送るのが恒例だ。商店街の老いた住民たちは誰ひとりとして青年に声をかけないが、誰もが孫を見守るかのような、温かな視線を向けている。
bpm333
MOURNINGお彼岸に連休をとった現パロ勇尾。既にめちゃくちゃデキてます。いつも通り日常を切り取っているので何て事は無いんですが
「彼岸の此方側」ということで、彼岸の彼方側では肉体がありませんので此方側にいる時には性食眠という人間の欲求を存分に味合わせたいすね…
次に意識を取り戻したら多分ご飯うーばーする惰休日
パスは18↑? 1989
白猫さん
TRAINING連作と連作のコラボ高梨翔平と天宮潤のお話
写真家のレオナルド達は何故亡くなったのか?
イタリアで過去に何があったのか?
救いと夜明けと太陽と許しと青色と曙色のお話
アマルフィ海岸にて 31207
絵置き場
MEMO福原事変中の与さんの負傷、はるかまつり劇中の一の谷では後方にいたところを弁慶さんに海岸付近に呼ばれて多分終盤まで元気そうだったし、あとゲーム中でも逆落としを成功させたときは回避できてる可能性あるからやっぱり一の谷後方で起こった出来事なのかもしれないtts_mm_cn
DOODLEリハビリ。また似たような絵を描いて………背景足せばそれっぽく見えると学びました。真朱は彼岸花とか曼殊沙華とか菊の花とかのイメージだから背中から伸びる花のような曲線を描いたんですが、いつかちゃんとした花を描きたい。勉強勉強〜((☝☝☝☝))
真朱が雪臣さんの指を噛むシーンがあまりにも印象深くってこんな絵になりました。花喰、一回でいいから生で見たかった
589
DONE【チェンソ】岸の家で芽の生えたじゃがいもを見つける吉事後描写あり
岸吉 死と似た温度のまどろみから醒めると、吉田ヒロフミはベッドの上にひとりきりだった。
もう一度シーツと同化したい気持ちを振り払い、乱れた髪を手櫛で直しながら身を起こす。比較的築年数の浅いこのマンションの一室は、一年中暑くも寒くもなく保たれている。つまりは今、吉田の裸の背中を不快に湿らせる汗は空調の不備によるものではなく、ここ数時間の吉田の振る舞いのせいであったし、つまりは岸辺のせいでもあった。完全なる当事者であるはずなのに、事が済んだら言葉の一つもかけずにさっさと寝室から立ち去り、今は恐らくベランダで煙草を吸っているはずの家主を少しだけ恨めしく思った。が、さしたる重みもなく過ぎっただけのその感情は、強く主張を始めた喉の渇きにあっさりと優先順位を取って代わられた。
5672もう一度シーツと同化したい気持ちを振り払い、乱れた髪を手櫛で直しながら身を起こす。比較的築年数の浅いこのマンションの一室は、一年中暑くも寒くもなく保たれている。つまりは今、吉田の裸の背中を不快に湿らせる汗は空調の不備によるものではなく、ここ数時間の吉田の振る舞いのせいであったし、つまりは岸辺のせいでもあった。完全なる当事者であるはずなのに、事が済んだら言葉の一つもかけずにさっさと寝室から立ち去り、今は恐らくベランダで煙草を吸っているはずの家主を少しだけ恨めしく思った。が、さしたる重みもなく過ぎっただけのその感情は、強く主張を始めた喉の渇きにあっさりと優先順位を取って代わられた。