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    思春期

    ふう。

    DONEポッキーの日ということでポッキーゲームする翠千です。本当にそれだけです。かなり甘いです(当社比)。以前書いた守沢の家に押しかける高峯の話のその後というか同じ世界線ですがこれだけでも読めます。

    未来軸
    翠→(←)千
    付き合ってはないけど高峯くんは思春期を脱却して守沢先輩に猛アプローチ中です。
    「守沢先輩、ポッキーゲームって知ってます?」

    今日も今日とて何故か俺の家にさも当然のようにいる後輩からの突然の一言に、俺は頭に疑問符を浮かべた。そういえば今日は11月11日、世間的にはポッキーの日と呼ばれている日だったか。毎年この時期になるとCMなどでよく見かけるからポッキーの日は知っているが……。

    「ポッキーゲーム……?聞いたことがないな」

    手元の流し読みしていた雑誌から顔を上げて高峯の方を見れば、高峯がやけに真剣な顔で俺を見つめていたから思わず面食らってしまった。

    「ふーん……。ねぇ守沢先輩、ポッキーゲームしません?」
    「ずいぶん突然だな?」
    「突然じゃないよ。今日ポッキーの日だから」

    そう真顔で淡々と言い放つ高峯には妙な説得力がある。そういうものなのだろうか。もしかしたら俺が知らないだけで、世間一般的にはポッキーの日というのはポッキーゲームとやらをやる日なのかもしれない。
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    John

    SPUR MEサチマル続きました。
    17歳編スタートです。サッチもマルコにも、二人にも思春期と反抗期と諸々があったかと思うと滾りますね。
    Dull Sigh鈍色の溜息


     ソースはコックにとっての命だ。
     一流の料理人ともなれば、自分だけのオリジナルの調理法を確立している。包丁は魂であり、炎は生涯を共にする伴侶だという。とにかく、門外不出のソースの味は師匠と弟子の関係にあったとしても決して教えないという。文献に残すことも、口頭で伝えることもない。

     では、歴代の名料理人達が作り上げたソースは、その料理人の死と共に消え失せてしまうのか?

     ところが、それらの素晴らしい調理法は今でも数々の伝説と共に確かに伝えられているのである。まるで、川を辿れば全ていつかはひとつの海に注ぐ流れの様に───。

     テーブルの上に、置かれた大皿の料理の数々。
     モビーディック号は海賊船だ。輸送船でもなければ、海上のレストランでもない。フルコースがタイミングよく前菜、スープ魚料理───等、一品一品供されるわけでもなければ、基本的に作り上げられた料理を大皿から好きなだけ個人の皿に取り分けて好きなように片付ける(言い方はあれだが、食べるとするよりは正しく的確だ)ようになっている。
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    ふくろ

    CAN’T MAKEボツです

    思春期の青少年らしからぬ超絶怒涛のぴゅあぴゅあ物語目指してみたかった。多分付き合ってない。
    捏造有り/原作設定の誤りが有るかも?(ボツだから許して…)/レイン視点

    設定→試験前の勉強に病んだマッシュが実家に帰りたいと言い出したようで……的な感じ


    所でアニメでレインくんに実家に帰る話をしていたのは、レインくんからの許可を貰うためですか??それともただの報告ですか??
    事ある毎に求められるようになってしまったこの男、マッシュ·バーンデッドはどうやらハグが好きなようだ。


    事のきっかけは確かあの時だ。
    あれは確か、再び訪れた実家への帰省の報告を受けた時だ。


    「明日実家にカエリタイデス」
    「お前……試験前だぞ」
    「帰らせてクダサイ」


    マッシュにしては珍しく涙を滝のように流しながら懇願してきたのだ。口調こそはいつもと変わらなかったがそこまで泣かれてしまっては突き放すのも不憫だと判断しやむを得ず許可した、オレはそこまで融通の利かない男ではない。


    ……所で、その焼け焦げたアフロヘアーには触れない方が良いか?


    気になって思わず撫でてやると不思議な事に何時もの髪型に戻った。同時に撫でられた事に驚いたのか、滝のような涙も一気に枯れた。だが可哀想なほどに泣き腫らした目元にかつての弟を思わせ、ついその身体を抱きしめてしまったのだ。
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