昏
ru_za18
DONE毎年お盆のある日、田舎へ帰ると黄昏時だけに会える“鶴丸”という人。今年もその季節が来た。そう思っていたら、田舎で一つのお守りを渡される。
そのお守りの意味は…
※相手not審神者、捏造設定あり
※何でも許せる人向け
毎年この日、黄昏時 私の記憶で一番古い思い出と言えば、彼に会った日のことだろう。
幼い頃、両親に連れられて帰省した田舎。そこに私と同じくらいの歳の子はおらず、遊ぶにも一人遊びのみ。時々、両親が遊んでくれたけれど、なにせ挨拶回りだ親戚の歓迎だと、何かと忙しくしていた。幼心にも、その忙しさはわかっていたのだろう。だからこそ一人で遊び、近い場所へ遊びに行ったりもした。
現在では、幼い子供が一人で遊ぶだなんて『危険だ』 『危ない』という声もあるだろうが、幼い頃にそれが許されていたのは、もちろん田舎の小さな村だったからにすぎない。私のことは、『〇〇さんの家のお孫さん』と知れ渡るのは早かったし、危ないところへ行こうものなら声をかけられて、すぐに安全な場所へ戻される。そんな、人の目がある場所だったからだ。だから、ここの村では誰かしらに話しかけられるのが普通だと思っていた。
10531幼い頃、両親に連れられて帰省した田舎。そこに私と同じくらいの歳の子はおらず、遊ぶにも一人遊びのみ。時々、両親が遊んでくれたけれど、なにせ挨拶回りだ親戚の歓迎だと、何かと忙しくしていた。幼心にも、その忙しさはわかっていたのだろう。だからこそ一人で遊び、近い場所へ遊びに行ったりもした。
現在では、幼い子供が一人で遊ぶだなんて『危険だ』 『危ない』という声もあるだろうが、幼い頃にそれが許されていたのは、もちろん田舎の小さな村だったからにすぎない。私のことは、『〇〇さんの家のお孫さん』と知れ渡るのは早かったし、危ないところへ行こうものなら声をかけられて、すぐに安全な場所へ戻される。そんな、人の目がある場所だったからだ。だから、ここの村では誰かしらに話しかけられるのが普通だと思っていた。
藻屑の倉庫
PASTハサ主♀(先生←主♀)※本文にCP要素はないです
※モブドラゴン使い♀視点
※先生の傍をうろちょろする邪魔なこども(aoiちゃん)に『あくむ』を見せて弱らせ彼から遠ざけようとした結果予想以上に衰弱・昏倒してしまい、大事な生徒を傷付けられ激怒した先生に追われる親戚の人の話
※あくむの内容→ハッサク先生が自分以外の誰かと愛し合う光景
『わたしは逆鱗に触れたのか』――――――――――
ふだんは きわめて おだやかだが その げきりんに ふれると すべてを こわしつくすまで おさまらない。
――暗い岩場を疾駆しながら、一族の住まう地にて『最強』と呼び声の高いそのポケモンの伝承を、女は思い返さずにいられなかった。
奇しくも今、己を追いかけているのも同じポケモンである。その竜は天高く舞い、この卑小な体にでんじはを降らし続けている。……否、違う。
マントの下、背筋に感じるこの粟立ちは、このひりつく感覚はポケモンのわざではない。
これは殺気だ。
あの竜を駆る『彼』のものだ。
くく、と女は笑った。追い詰められる恐怖故に気が触れたのではない。
(やはりあなたしかいない)。そう確信したからだ。
3244ふだんは きわめて おだやかだが その げきりんに ふれると すべてを こわしつくすまで おさまらない。
――暗い岩場を疾駆しながら、一族の住まう地にて『最強』と呼び声の高いそのポケモンの伝承を、女は思い返さずにいられなかった。
奇しくも今、己を追いかけているのも同じポケモンである。その竜は天高く舞い、この卑小な体にでんじはを降らし続けている。……否、違う。
マントの下、背筋に感じるこの粟立ちは、このひりつく感覚はポケモンのわざではない。
これは殺気だ。
あの竜を駆る『彼』のものだ。
くく、と女は笑った。追い詰められる恐怖故に気が触れたのではない。
(やはりあなたしかいない)。そう確信したからだ。
oxox666il
INFO𝗖𝗮𝗹𝗹 𝗼𝗳 𝗖𝘁𝗵𝘂𝗹𝗵𝘂 𝟲𝘁𝗵その手にナイフを、あなたに✕を。
|KP 夢魔/久留米 心華
|PL kstacooo/忌庭昏 結火
END-A 両生還 - 21.10.09
sofi9617
MOURNINGトプステ29の無配です。『黄昏に逝く』の後日談。久しぶり……というか初めて龍ナギの長編書けてめちゃくちゃ楽しかった!まだ通販等ありますのでよしなに。
Light up my love「こんなこともありましたね」
ノートを捲りながらナギくんは呟いた。スラリと長い足を組んでソファに座る姿は自分よりもずっと様になっている。甘いカフェオレの入ったカップを目の前に置いて、俺も隣に座った。
「そうやってじっくり見られると恥ずかしいな……。この時の俺、かなり情けなかったし……」
「その通りです。しっかり反省するように」
「うん。でも、後悔はしてないよ」
ナギくんがノートを持つ手に自分の手を重ねる。ひんやりした手には一瞬だけ力が込められて、すぐ身を委ねるように抜けた。そんなところがやっぱり好きだ。そう伝えるように包み込んだ。
「今日は随分積極的ですね?」
「あはは。思い出したからかな」
幽霊の俺が消えてから、陸くんに彼の様子を聞いたことがある。幽霊になるくらいナギくんを好きな俺についてちゃんと知っておきたかったから。
1693ノートを捲りながらナギくんは呟いた。スラリと長い足を組んでソファに座る姿は自分よりもずっと様になっている。甘いカフェオレの入ったカップを目の前に置いて、俺も隣に座った。
「そうやってじっくり見られると恥ずかしいな……。この時の俺、かなり情けなかったし……」
「その通りです。しっかり反省するように」
「うん。でも、後悔はしてないよ」
ナギくんがノートを持つ手に自分の手を重ねる。ひんやりした手には一瞬だけ力が込められて、すぐ身を委ねるように抜けた。そんなところがやっぱり好きだ。そう伝えるように包み込んだ。
「今日は随分積極的ですね?」
「あはは。思い出したからかな」
幽霊の俺が消えてから、陸くんに彼の様子を聞いたことがある。幽霊になるくらいナギくんを好きな俺についてちゃんと知っておきたかったから。
Rthathatha
DONE衢くん昏睡直後に年が変わってたので。この年はこんな年越しだったのかなぁ、なんていう妄想です。暗いけどある意味初心に帰りました。これにて書き納めです!今年1年ありがとうございました。寂衢プチも開催でき、本当によかったです。来年もいっぱい寂衢書くので、どうぞお付き合いくださいませ。来年もよろしくお願い致します!
H暦二年十二月三十一日「それでは神宮寺先生、よろしくお願いします」
「わかりました」
年末年始。夜勤の引き継ぎを終えて寂雷はミーティング室から出る。一般外来が休みのためか、いつもより静かな病院内を寂雷は歩いていく。救急対応や入院病棟の緊急コールさえなければ、この夜勤の時間は自由にしてもいいのだ。
寂雷はある病室の前で止まると、そっと扉をあける。ガラガラと引き戸の音が廊下に響いた。
「衢くん、来たよ」
ピ、ピ……と規則正しく鳴る電子音に安心していいのか、寂雷にはわからなかった。そばに置いてある丸椅子にゆっくりと腰掛ける。するとゴーンと微かに鐘の音が聞こえてきた。
「ここからでも除夜の鐘が聞こえるんですね。もうすぐ年が明けるようです」
828「わかりました」
年末年始。夜勤の引き継ぎを終えて寂雷はミーティング室から出る。一般外来が休みのためか、いつもより静かな病院内を寂雷は歩いていく。救急対応や入院病棟の緊急コールさえなければ、この夜勤の時間は自由にしてもいいのだ。
寂雷はある病室の前で止まると、そっと扉をあける。ガラガラと引き戸の音が廊下に響いた。
「衢くん、来たよ」
ピ、ピ……と規則正しく鳴る電子音に安心していいのか、寂雷にはわからなかった。そばに置いてある丸椅子にゆっくりと腰掛ける。するとゴーンと微かに鐘の音が聞こえてきた。
「ここからでも除夜の鐘が聞こえるんですね。もうすぐ年が明けるようです」
tono2ji
MOURNINGうっかり消したとばっかり思っていた、ボツにしたホ─クス昏倒まんがのセリフ出しネーム(しかも途中まで)が出てきたので保存を兼ねての供養。後半はたしか糸をたどってホ─クスが戻ってこようとしたり師にひたひた寄せる死の気配をとこゃみくんが全力で寄せ付けなかったりするような話だった…ような…気がする…(忘却の彼方)なお本日の日付とはあまりにも無関係… 40
dps94kakuriyo
DONE「昏き夢の果てに立ち」クラノスオンリー記念のアカジャネタです。アカジャの直後からの話です。
「正しき行いの先には幸いが芽吹く」
二人が幸福になって欲しい思いで書きました。読んでいただけると嬉しいです。 9
秋葉紫苑
MOURNINGオぐ♀が結ばれるまでのお話のお話で考えていた構想の一つです。過去に立香ちゃんがロマニを好きだったという設定がありますのでロまぐだも含みます。オベロンがロマニについてカルデア所属の者たちに聞いて、彼の人となりと立香との関係を知った後にマスターが昏睡状態になる、という話を少しだけ練っていました。
今回はその昏睡状態になったマスターの夢の中でのお話です。
オぐ♀が結ばれるまでのお話(ボツ編)「おはよう、リツカ!」
「うん。おはよう」
私はカルデア所属の人類最後のマスターである藤丸立香。今までに7つの特異点と6つの異聞帯を攻略していた、はずだった。けれど、いつも通りにカルデアの自分の部屋で寝て起きたらそこは懐かしい日本の自分の家の自分の部屋。そうして外に出てみたら、懐かしすぎて、きっともう忘れてしまったと思っていた風景が広がっていた。
「今日こそ一緒に帰ろうね、リツカ!」
「うーん、今日も無理かな、ごめん!」
「ちぇっ。今日もまた保健委員?それとも生徒会のお仕事?」
「今日は……両方だね。委員会で掲示物を貼った後に、生徒会で会計業務とか、文化祭お知らせの書類を作ったりとか、色々あるよ」
「でもそこでロマニ先生とか、生徒会長と一緒にいる時間があるんでしょ。いいなぁ」
2814「うん。おはよう」
私はカルデア所属の人類最後のマスターである藤丸立香。今までに7つの特異点と6つの異聞帯を攻略していた、はずだった。けれど、いつも通りにカルデアの自分の部屋で寝て起きたらそこは懐かしい日本の自分の家の自分の部屋。そうして外に出てみたら、懐かしすぎて、きっともう忘れてしまったと思っていた風景が広がっていた。
「今日こそ一緒に帰ろうね、リツカ!」
「うーん、今日も無理かな、ごめん!」
「ちぇっ。今日もまた保健委員?それとも生徒会のお仕事?」
「今日は……両方だね。委員会で掲示物を貼った後に、生徒会で会計業務とか、文化祭お知らせの書類を作ったりとか、色々あるよ」
「でもそこでロマニ先生とか、生徒会長と一緒にいる時間があるんでしょ。いいなぁ」
suz_kisa
DOODLE昏き夢の垢ジャ最後からの捏造話③完(出来てないロナドラ)+クラとノス
勢い任せなので捏造設定多数。
クラさんの口調が不安定。
ノス戻ってきました。
拳兄は面倒見がいいと思ってます。
————————-
追加 先日のあかじゃでタコパ敗北卿になる以前に書いた物です。 3877
suz_kisa
DOODLE昏き夢の垢ジャ最後からの捏造話②(出来てないロナドラ)+クラとノス
勢い任せなので捏造設定多数。
クラさんの口調は不安定。
ノスは飛び回ってます。
ノスだけシリアスで、新横に移ると完全にギャグです。
————————-
追加 先日のあかじゃでタコパ敗北卿になる以前に書いた物です。 3265
秘色-ヒソク-
CAN’T MAKE2022/12/12 さるいお 【雨中の昏い部屋】 一応さるいおになってはいるけどさるいおじゃなくておさななのふたりかもしれない。 秘密基地、というにはあまりにも他人任せで無責任なものだったけれど、あのころの僕たちにはそんな場所があった。
施設を抜け出すさるちゃんの背を追って走る。畦道を軽い足取りで、用水路を飛び越えて、林を抜けた丘のあたり。建設途中のまま今は誰も来ない、二間程度の小さな小屋。
晴れた日には丘を駆け回った。風の強い日は上空を旋回する大きな鳥を見上げていた。一度か二度、夜に星を見たけれどそのあとすごく怒られた記憶がある。雨の日には、たくさん話して、歌をうたって、絵を描いて本を読んで、また話した。いつもいつも、手元が見えるかどうかもあやしくなるくらい遅くまでそこにいて、それからようやく、渋々と帰っていた。
いま、電気の通らないこの部屋は、あの夕暮れと同じ昏さを宿している。見上げる空からは雷鳴、吹き付ける暴風雨。慌てるのもバカらしくなるくらいの悪天候だ。抗いようもない。
1401施設を抜け出すさるちゃんの背を追って走る。畦道を軽い足取りで、用水路を飛び越えて、林を抜けた丘のあたり。建設途中のまま今は誰も来ない、二間程度の小さな小屋。
晴れた日には丘を駆け回った。風の強い日は上空を旋回する大きな鳥を見上げていた。一度か二度、夜に星を見たけれどそのあとすごく怒られた記憶がある。雨の日には、たくさん話して、歌をうたって、絵を描いて本を読んで、また話した。いつもいつも、手元が見えるかどうかもあやしくなるくらい遅くまでそこにいて、それからようやく、渋々と帰っていた。
いま、電気の通らないこの部屋は、あの夕暮れと同じ昏さを宿している。見上げる空からは雷鳴、吹き付ける暴風雨。慌てるのもバカらしくなるくらいの悪天候だ。抗いようもない。
suz_kisa
DOODLE昏き夢の垢ジャ最後からの捏造話①昨日の話なのでワンクッション
(出来てないロナドラ)+クラとノス
勢い任せなので捏造設定多数。
クラさんの口調は不安定。
ノスはお出かけ中。
————————-
追加 先日のあかじゃでタコパ敗北卿になる以前に書いた物です。 2969
かわい
DOODLE転生ショタア×不老不死デン黄昏時のタイムラプス(1)
黄昏時のタイムラプス 1―01―
「約束する。俺が死ぬ時、俺がお前を殺してやる」
そう言った21歳のアキは、この世で一番美しい微笑みを浮かべていた。
♦︎♢♦︎
早川アキは、少し孤独なごく普通の子供であった。
彼は北海道の北端の、雪深い町に生まれた。
隣の家まで行くのに何百メートルも歩くような、田舎である。
学校以外では、遊ぶ友達もろくにいなかった。
両親はいつも病弱な弟にかかりきりで、アキは半ば放置子のような扱いを受けて育っていた。
幸いインターネットが発達している時代で、タブレットを見れば娯楽が溢れていたが、彼の心はいつも満たされなかった。
何かが足りない。欠けたピースを恋しがるような、不思議な喪失感がいつも彼を襲っていたのである。
1332「約束する。俺が死ぬ時、俺がお前を殺してやる」
そう言った21歳のアキは、この世で一番美しい微笑みを浮かべていた。
♦︎♢♦︎
早川アキは、少し孤独なごく普通の子供であった。
彼は北海道の北端の、雪深い町に生まれた。
隣の家まで行くのに何百メートルも歩くような、田舎である。
学校以外では、遊ぶ友達もろくにいなかった。
両親はいつも病弱な弟にかかりきりで、アキは半ば放置子のような扱いを受けて育っていた。
幸いインターネットが発達している時代で、タブレットを見れば娯楽が溢れていたが、彼の心はいつも満たされなかった。
何かが足りない。欠けたピースを恋しがるような、不思議な喪失感がいつも彼を襲っていたのである。
よるひたまり
DOODLEなんだか黄昏っぽい色になった!雨の日とかも机に放りっぱだったから風邪ひきまくりかなと思ったけど、案外大丈夫だった!
紙の種類わからないけど、ウォーターフォードの荒目かなあ…?🤔
だとしたらなんちゅう勿体無いことを…w(´;ω;`)
芦(あし)
MEMO古屋敷 逢李(こやしき あうり)CoC
・AND/HANDーKPC
・猫猫ーKPC
・セレーネの情慾ーKPC
・おまえがぬいぐるみになったってマジ??
・その随に君を呼ぶーKPC
・拝啓、愛しの『』へーKPC
・黄昏の君に
・ごぜんにじにあいにきて。ーKPC
・待って!!俺を食べないで?!ーKPC
・SAVE MEーKPC
・伽圉ーKPC
▶三城 新のピ(よそ) 5
とれ🐾
PROGRESS(進捗2枚目追加)横浜DAY2の予想セトリを作業BGMにして任務してたらどうしても辛抱たまらんくなって即席ラフ…
ソロ聴いたときに直感でイメージ浮かんだのが
タケル:冬の夜空、道流:黄昏時でした
(漣ソロは特に朝っていうイメージではないけど夜・夕方ときたら朝かなって)
任務一段落したらもう少しきれいにします!
そしてソロの感想もちゃんと書きたいです
タケルソロ流れてくると毎回泣いてる 2