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    aki

    DOODLE風邪シチュです
    滅多に体調を崩さなそうな2人(スーパー健康優良児とデバフ耐性ありそうな男)が具合悪くなる時は相当酷いことになり、キャラ崩壊するほど弱っちゃうんじゃないか、素直で子どもっぽくなってるところも見れるんじゃないか、とか考えながら書いてたら無駄に長くなってしまいました…中身ないのに
    付き合ってないのでまだ健全です
    続きはぬるいR18になるかもしれません
    何でも許せる方向け
    ジェパサンの風邪シチュを考える 体が酷く熱い…いや、寒い…。自律神経がイカれて自分の体温がどうなっているかも分からない。全身汗まみれになり、寝巻きも枕もびしょ濡れで不快極まりないが、今は寝返りすら億劫で。成長痛を思い出すような鈍い痛みが節々を蝕み、治らない震えに体が上手く動かない。変に力んでいる所為か、寝ているだけなのに久々に筋肉痛までしている。鼻はぐずぐずで、喉は嚥下する度に痛み、呼吸もままならず、碌に寝ることができないままもう三日が過ぎた。酸素の行き届かない頭は常にぼうっとしていて、弱った思考はくだらないことばかり考えてしまう。このまま、誰にも気づかれず一人苦しんで潰えるのではないか、と。
    「はぁ…、っ、ごほっ、ぅ、ッ」
     誤って咳をすれば反射で涙が出るほどの激痛が走り、必死に息を詰める。
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    ゆきしろ

    DONE村雨×梓。村雨と一緒に現代に帰還したif (?)。もだもだSS話。
    無印の村雨ルートしか攻略していない上に、大団円もまだで、
    幻燈ロンドで現代エンドあるって聞いただけのミリしら時空のため、
    なんか間違ってたらゴメンナサイ(。-人-。)
    一応続きがあるので、1月25日のオンリーイベントでペラペラ本にして撒きます。
    「雪に染まる日」(※冊子「彼が消えた日」の冒頭部分です)雪がちらつく一月の夕暮れ、梓は村雨の部屋で数学の宿題と格闘していた。
    リビングの小さなテーブルに教科書とノートを広げ、時折ため息をつきながらペンを走らせる。
    机の向こうでは村雨が原稿用紙に向かって万年筆を動かしている。
    時計の秒針の音だけが静寂を刻んでいた。梓は問題を解く手を止めて、彼の横顔を見つめた。
    集中している時の村雨の表情が好きだった。
    眉間に小さな皺を寄せ、時々唇を軽く噛む。どこか少年のような一面を垣間見せる瞬間だった。

    「村雨さん」

    梓が小さく声をかけると、村雨は顔を上げて困ったような笑顔を浮かべた。

    「……ん。何度も言ってるつもりだが、家では里史でいい」
    「あ。でも...なんだか慣れなくて」

    梓は頬を赤らめて視線を逸らした。付き合い始めて3ヶ月が経つというのに、まだ彼を名前で呼ぶことに照れを感じてしまう。
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