暦
カトウ
DOODLE今回はいつもの毛色が違ってYOKOYAMA兄弟でこんなほのぼの話が読みてえよ
という欲をぶつけたほのぼの話です。
※元ネタはネトケの藤岡兄のコーナーかに
武史君が呼ばれ何故か和生君も添えられてた時の
中にあったエピソード。(実際は車の中の話だった気がする)
だいぶ勝手に解釈してるのでほぼフィクションです!
パスは2人の生まれ年(西暦)を足した四文字
コナギ
REHABILI雨の日にずぶ濡れの忠と暦が出会う短いお話です。【忠暦】雨を待っていた スケートじゃ帰れないくらいの雨に降られた帰り道、電柱の影にうずくまっていたのはラブホの人だった。大きく声をあげた俺に、ずぶ濡れの男は慌てた様子もなくゆっくり顔を上げる。俺ではなく湿った空気のどこかを見ていたらしい目は、数秒経ってようやくまばたきをした。まつげの水滴がつるんと落ちる。
「……ああ、君か」
その間の開き方、呼び方は、なんとなく初対面の日を思い出した。あれからエスでも何度か会ったけど、この人の雰囲気はいつも現実味がない。
「ああ、じゃなくて……なにしてんの? もしかして具合悪い?」
スーツのまま、傘も差さないで道端にしゃがみ込む男。元々暗い色の髪も更に黒く染まって、毛先からはひっきりなしに透明な粒が落ちて青白い肌をすべっていく。
1405「……ああ、君か」
その間の開き方、呼び方は、なんとなく初対面の日を思い出した。あれからエスでも何度か会ったけど、この人の雰囲気はいつも現実味がない。
「ああ、じゃなくて……なにしてんの? もしかして具合悪い?」
スーツのまま、傘も差さないで道端にしゃがみ込む男。元々暗い色の髪も更に黒く染まって、毛先からはひっきりなしに透明な粒が落ちて青白い肌をすべっていく。
iku_oo6
MOURNINGずっと書きかけで放置してた忠暦ホラーパロディを書けたところまで載せます。無事に書き終えられたら削除予定ではありますが、他の創作物との兼ね合いもあり完成の見通しが立たないので、いったん未完成のまま掲載することにしました。 4079花咲流奈
DOODLE『本丸花暦』第二話を聞いて思いついた小ネタです。ミュ本丸の鶴さんが伽羅ちゃんの一挙手一投足をニコニコ見守ってる理由をシリアス方面で考えてみた結果こうなりました。CP要素はなしですが、くりつる好きが書いてるのでほんのり香る程度の何かはあるかも知れません。花だけが聞いていた まだ寒い冬の早朝。
あさぼらけの空を見上げながら、なんとなく目が覚めたので鶴丸は庭をそぞろ歩く。
綿入れの半纏、首には毛物の襟巻きを巻いてしっかりと防寒しているのは、うっかり大倶利伽羅に見つかろうものなら渋い顔をされるからだ。
馴れ合うつもりはない、が常套句でありながら情の深いあの子は旧知の鶴丸を放っては置かない。
半纏も襟巻きも夜半や明け方のいっとう冷える時間にふらっと本丸の敷地を彷徨く鶴丸の癖を知った大倶利伽羅がいつの間にか用意して、ある夜更けに無言で着せられた。
その顔があまりに真剣であったので、されるがままとなり現在に至る。
夏用には薄手の肩掛けまでが常備されている辺り、彼自身がどう思っていようとも優しくて世話焼きな子だ。
2534あさぼらけの空を見上げながら、なんとなく目が覚めたので鶴丸は庭をそぞろ歩く。
綿入れの半纏、首には毛物の襟巻きを巻いてしっかりと防寒しているのは、うっかり大倶利伽羅に見つかろうものなら渋い顔をされるからだ。
馴れ合うつもりはない、が常套句でありながら情の深いあの子は旧知の鶴丸を放っては置かない。
半纏も襟巻きも夜半や明け方のいっとう冷える時間にふらっと本丸の敷地を彷徨く鶴丸の癖を知った大倶利伽羅がいつの間にか用意して、ある夜更けに無言で着せられた。
その顔があまりに真剣であったので、されるがままとなり現在に至る。
夏用には薄手の肩掛けまでが常備されている辺り、彼自身がどう思っていようとも優しくて世話焼きな子だ。