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    村田

    yukamaromarron

    MOURNINGNTRもの読みたくて、噂のAIに書いてもらったよ!
    「恋人らしいことさえ何一つ満足にしてあげられないけど。」ってとこまで自分で書いて、あとはAIに書いてもらってたらNTRじゃなくて現代に転生した…!?アオちゃんは男の子になった…
    勝手に村田さん出てきたり、消した文章にはしのぶさん出てきたりしたし、蝶屋敷も把握している模様でAIすごい!
    でも伏線回収とかはできなさそう。一貫性はあんまない。
    AIに書いてもらった伊アオ雨粒が激しく地面を打つ。ざあざあ響く音がこの長屋を分厚く覆って、世界に2人きりでいるように思えた。

    「ちゃんと、あいしてるから、おまえを俺のものにしていいか。」

    そう、つぶやいた伊之助さんの目は追い詰められたように所在なげで、それでいて激しい情熱がチラチラと燻っているように見えた。

    「アオイ…」

    差し出された手のひらが頬を撫で、指先がするりと髪を絡めとる。
    うっとりするような色っぽい仕草で、伊之助さんの顔が近づいた。

    私はずっと、見たこともない愛のことを、ふんわりしていてあたたかい、甘いお菓子のようだと思っていた。
    いま、この身に降り注ごうとしてるものは果たしてそれと同意だろうか?

    「私、人のものですよ?それでも?」
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    DONE「その向こうにあるもの」のサイドストーリーです。
    8/8のイベント時の投票の結果、4. さざんか のワードパレットで書きました。
    投票して下さったみなさま、ありがとうございました。

    遠距離恋愛編と挙式編の間の話です。
    しのぶさんはあまり出てこなくて、かわりに(?)村田さんが出てきます!
    村田さん×モブがあります。

    ギリギリになってしまったので推敲なしであげます、ごめんなさい!
    サザンカ 「今回は、俺が選んでもいいか」
    電話越しにそう尋ねられて、しのぶは驚いた。少し考えてから、「ではお任せします。ありがとうございます」と答えた。お気に入りのふわふわのブランケットにくるまって、他愛のない話をする。
     しのぶは冬の冷たい空気が好きだった。決して夏が嫌いという訳ではないけれど、冬の寒い時に感じる暖かさにはどんなものだって勝てない、と思っていた。
     話しながら、しのぶは部屋のカーテンを少し開けた。外は真っ暗で、月がぼんやりと浮かんでいる。しんしんと寒い、二月の夜。
    「そういえば、もうすぐ付き合い始めて丸八年になりますね」
    「……そうだな」
    その声だけで、冨岡が小さく微笑んでいることがわかる。見えないけど、たぶんそう。こうやって、声だけでいろんなことがわかるようになって、ずいぶん経つ。
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